広報ふじ 昭和41年11月に吉原市と鷹岡町と合併した富士市広報紙の全記録

昭和38年 8月1日発行 内容

蚊とハエのいない部落 環境衛生モデル地区

−写真あり−
(写真説明)・・・環境衛生モデル地区柚木・塔ノ木

 「蚊とハエ」のいない生活運動の目的は、単に蚊やハエなどの衛生害虫を退治すればよいというだけではなく、この運動を通じて、さらに多角的な部門に発展すべき、きっかけを与えるための新生活運動だといわれています。
 衛生害虫の駆除を出発点とし住みよい富士市の建設をめざすこの運動も、提唱以来、ことしで14年目をむかえました。
 この運動は、戦前には伝染病予防法にもとづいて、単に防疫の1つの手段として消極的に行なわれていましたが、戦後は、蚊とハエ、ノミなど多発性に伴う伝染病の流行を契期として大きく行政に取上げられ、積極的な指導体制が方針づけられました。当初この運動は、人口の密集する都市に重点がおかれていましたが、むしろ農村の方がその生活様式や経済効果などから効果が目立ち、都市では農村にくらべて住民の関心もうすくあまり効果が上らない状態でした。ところが昭和25年頃からこの事業のモデル地区が設けられその効果がいかに貴重なものであるか  富士市では、柚木部落が昭和31年5月に県衛生研究会本部より環境衛生モデル地区に指定されたのをはじめついで塔ノ木部落が昭和34年9月に市の環境衛生モデル地区に指定されています。
 これらの地区では蚊やハエの駆除により伝染病の減少、医療費の軽減、家計費の節約や牛乳鶏卵の増産など生活に直結した予想外の効果をあらわし、世間に大きな反響を呼びました。参考までに柚木、塔ノ木の環境衛生モデル地区をここに紹介してみたいと思います。

◇柚木部落
昭和31年5月に県衛生研究本部から環境衛生のモデル地区に指定されすでに七年余を経た今日では全く蚊やハエは見られないまでに効果をあげている。それもそのはずで毎月9日、19日、29日の三回を「清掃日」ときめこの日は部落総動員で一斉消毒をはじめドブ清掃まで隅から隅までくまなく実施していますそして部落では夏はカヤは不用になったので水害地にでも送ろうかと相談しているという。

◇塔の木部落
ここの部落も柚木に負けまいと張切っています。市から環境衛生のモデル地区の指定を受けましたのが、昭和34年9月ですから今年で4年目をむかえたわけです現在では柚木と同じように、毎月2回を「清掃日」として部落全員が蚊やハエの一斉消毒を実施しております。

7月の市政の動き(25日まで)

4日  ★市議会 富士駅総合改修特別委員会
     ○・・・民衆駅設置問題協議
     ○・・・富士駅改修は今秋10月着工
    ★富士市港祭り常任実行委員会
8日  ★富士市拡域都市建設調査特別委員会
     ○・・・2市町合併研究調査会ひらく 市議会総務委員会 中島厚生寮取そ・フほか財産管理等協議
10日  ★2市1町合併特別委員会開かれる
12日  ★新産業都市建設促進法による13ヶ所の地域指定発表される(経企庁) 東駿河湾地区は、工業整備特別地域に
15日  ★富士市農業委員選挙(定員15人)
    ★市役所職員研修 田貫湖畔県農業共済研修会館 20日まで
17日  ★国鉄岐阜工事局岡部次長、来富、就任挨拶
18日  ★議会、高速自動車道路建設特別委員会、名神高速自動車道路視察 19日まで
    ★民生委員協議会 
○・・・青少年対策問題について
22日  ★青年団と市議会議員との懇親会
    ◎明るい街づくり
    ◎青少年健全育成
    ◎公明選挙
25日  ★市議会 全員協議会
(1)富士駅改築につて
(2)都市改造
(3)第一小跨線橋建設
(4)中島厚生寮払い下げ
(5)田子浦港魚市場設置について
(6)2市1町合併問題
    ★富士市ライオンズクラブ発会式