広報ふじ 昭和41年11月に吉原市と鷹岡町と合併した富士市広報紙の全記録

昭和38年 1月1日発行 内容

新市議の顔

‐ 写真あり ‐

写真説明
(向かって前列左から)
田辺正美 望月喜作
花崎選管委員長 漆畑市長
井出徳太郎 渡辺作蔵
外山義一 牧野 栄
(二列目左から)
服部国太郎 金指昭三
渡辺武夫 西村乕三
佐野喜郎 加藤五郎
森野芳郎 金指勝雄
(三列目左から)
山仲城一 漆畑一江
時田貞一 羽切松雄
鈴木健夫 大芝光男
芝田幸太郎 佐野好夫
北条頼作 渡辺春恵
石井局長 時田恵造
(四列目左から)
落合、藤島、渡辺選管委員
佐野晴雄 百津孫一
佐野順作 鈴木一信
常盤鉄三

ことしの課題
まず道路舗装など重点に
市民待望の総合文化センターも計画

 年あらたまり輝かしい1963年をむかえました。
 いまや岳南工業地帯の門戸として躍進続けている富士市の姿を、もう一度ふりかえってみたいと思います。
 昨年5月市長に就任した漆畑市長は、前任者の示した昭和37年度施政方針の大綱をそのまま受けついでまいりました。
 すなわち昨年度は継続事業であります都市計画街路の立体橋「富士大橋」をはじめ富鷹橋の竣工、消防署の独立、窓口事務の改善、南中学校の完成、更にはし尿処理場、田子浦港の整備、新幹線問題などがまず挙げられます。
 ついで昨年7月には、漆畑市長は機構改革に伴い大巾な人事の刷新を断行し、市政に市民の声を大いに反映させようと努力してまいりました。
 さて新年度すなわち昭和38年度は地方税法の一部改正により相当の税減収が見込まれ、財源確保は全く不安定であります。
 しかしながら本年度も田子浦港湾整備をはじめとし、都市計画事業や教育施設整備事業など重要事業が山積しております。
 これら重要事業を一つ一つ解決していくには、どうしても本年度は、計画性のある年間予算を建前として、できるだけ冗費の節約と消費的経費を節減して予算の健全化をはかり、五万市民の福祉増進のため積極的な諸施策を遂行していかなければなりません。
 従って昭和38年度には次にのべます5つの重要施策を取り上げていく予定であります。

◇新産業都市建設の基盤となる港湾築造、都市改造事業、都市計画街路の造成等
(イ)田子浦港の整備(ロ)都市計画街路の築造と舗装事業の推進(ハ)土地区画整理事業の推進(ニ)防災建築物の促進(ホ)身延線西廻りと富士駅総合改良事業の実現(ヘ)その他新幹線工事と高速道路の建設他新幹線工事と高速道路の建設

◇道路舗装の積極的推進
本年度は、道路舗装を重点的に行っていきたい。しかし道路新設や改良事業もゆるがせにしてはいけない。

◇教育施設の計画的な整備拡充
(イ)新幹線工事に伴う田子浦小の移築完成(ロ)岩松中学校体育館の建設(ハ)富士第一小学校の移転については、差し当たり候補地を検討、本年度は取りあえず敷地買収費の一部を予算化する。

◇商工農林水産業の振興
(イ)県営富士川用排水事業の早期完成(ロ)岩本山公園の整備拡充その他

◇社会労働施設として総合文化センターの建設計画の策定

◇その他
(イ)本年度は重点事業の一つとして不良住宅地区改良事業を取り上げたい(ロ)浜保育園の増設(ハ)前年に引続き公営住宅の建設(ニ)水道の整備事業など

工業統計調査に御協力ください

 毎年12月31日現在で全国一斉に工業統計調査を実施します。
 この調査は、みなさんすでに何回となくやっておりますのでおわかりと思います。
 調査の対象は、製造業を営む個人経営の事業所および法人事業所で(1)会社名(2)従業員数(3)現金給与総額(4)原材料および電力使用額(5)有形固定資産(6)主要原材料名(7)在庫額(8)製造品の出荷額などを調べます。
 なお従業員4人以上の事業所については、附帯調査もあわせて行いますのでご協力ください。

富士川用排水事業

 県の総合開発の一環として取り上げられてきました県営富士川用排水事業は、総工費実に14億円と十有余年の長い歳月を要し、いよいよ本年度中には完成の運びになり、通水の見通しはすこぶる明るくなりました。
 この事業は、昭和26年ごろより工事に着手し、この間いろいろな悪条件が重なり予定より相当おくれました。しかし関係各位の献身的な働きによってその後工事は順調にすすみ、現在すでに貫戸地先および下高原地先と滝戸口の750メートルを残し90%が完了しています。
 これが完成すれば芝川町の3カ月島発電所の落水を隧道によって滝戸口まで延々7.1キロを導水この滝戸から毎秒8.8立方メートルの水を農業用水として上堀、中堀、下堀用水路に放水、さらに1.3立方メートルの水を工業用水として供給しようというもの。

‐ 図表あり ‐
(図表説明)・・・県営富士川用排水改良事業

人口の動き

人口総数 4万9,932人
男 2万5,362人
女 2万4,570人
世帯数 1万633
転入 345
転出 105
出生 70
死亡 29
婚姻64 離婚0 死産6
(昭和37年12月1日現在、住民登録による)