このたび道路運送車両法および自動車損害賠償保障法の一部が改正され、自動車損害賠償責任保険の契約取扱その他がつぎのとおり変更になりますから自動車をお持ちの方はくれぐれも御注意下さい。
車検を受ける
軽自動車以外の自動車
(1)昭和37年10月1日以降自動車検査証の有効期間は1年と2年の二種類に限定され、昭和37年8月1日より検査証の有効期間の終期を表示した検査標章を交付することになりました。
(2)昭和37年8月1日以降は新規または継続車検を受ける自動車は検査証の有効期間の全部をカバーする保険契約のある自動車損害賠償責任保険証明書を提示しなければ、検査証および検査標章の交付が受けられません。
なお昭和38年1月1日からは検査標章を貼付しなければ運行ができなくなります。
従って昭和38年1月1日以降、検査証が有効である自動車についても検査標章を貼らなければ運行できません。
◇交付場所
富士地区中央車検場(富士郡鷹岡町)
◇取扱期間
昭和37年8月1日から昭和37年11月30日までの車検実施日
◇取扱時間
午前10時から午後2時まで
◇関係書類
(1)自動車検査証
(2)自動車損害賠償責任保険証明書
軽自動車は
10月1日から保険標章(ステッカー)を貼る
(1)昭和37年10月1日以降、保険をつける際は保険証明書と保険標章をお渡ししますから保険標章を所定の位置(前面ガラスの左上隅外側から)(前面ガラスのない車はナンバープレートの左上隅)に貼りつけて下さい。
また臨時運転番号標のナンバープレートに貼りつけます。
(2)昭和37年10月1日以前に保険をつけたもので、(2)の保険期間の終期が昭和38年4月1日以降のものについては、保険標章をお渡しします。
くわしいことについては、県の陸運事務所または最寄の自家用自動車組合へお問合わせください。
赤い羽根共同募金運動も、ことしで16年目をむかえることになりました。
またことしも10月1日から12月31日まで全国一斉にこの運動がくりひろげられますが、富士市の目標額は昨年より約2万円増の91万7,000円となっています。
どうかみんなが助け合いの心を倍にして、わたくしたちの住む地域社会をよりよく明るくし、みんながしあわせになってゆくために市民のなお一層の御協力をお願いいたします。
またこれらの募金は、貧乏、失業、災害、病気、不具…さまざまな人の世の苦しみに生きる道を見失って、ついに助けを求める人々、それを見るにしのびず一人また一人と世話したことが始めとなって明治、大正、昭和と各地に民間社会事業が起こり今日に至っております。
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10月17日は「貯蓄の日」です。今年は貯蓄増強中央委員会と静岡県貯蓄推進委員会が創立して10周年に当たりますので10月中は「みんな貯蓄しましょう運動」が全国的に展開されます。明日の明るい豊かなくらしを築くため、市民のみなさんもこぞってこの運動に協力しましょう。
なお静岡県貯蓄推進委員会では次のように色々な行事その他を計画実施しておりまのでご希望の向は市役所総務課までお申出下さい。
○家計簿記帳講習会などを開く場合は、資料の配布や講師のあっせん等、できるだけ協力する
○生活設計のための色々な資料を希望者に配布する。
○映画会を開く場合は総天然色の劇映画等のフィルムを多数用意してあるので無償でお貸しする。
○その他
1 「わが家の家計簿」「貯蓄実践」の体験談募集原稿をNHKから10月17日「貯蓄の日」に放送する。
2 静岡放送キャンペイン番組「明るいくらし」を12月末まで毎週木曜日午前10時30分から15分間放送する。
3 NHK静岡「明るい社会」は毎日午後5時13分から7分間「TVカレンダー」は毎週水、金曜日の午後2時20分から20分間放送します。
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(写真説明)・・・「家計簿」の表紙
相談委員に佐野道江さん
行政管理庁静岡行政監察局では、国の役所や国の補助や委任に関係のある県市町村の仕事について苦情を抱いている国民から常任相談に応じ、納得のいく解決処理に努力しております。
富士市では、次の方が「行政相談委員」として行政管理庁の委嘱を受け行政苦情相談を受付けております。
◇行政相談委員
佐野道江(本市場126)電28番
富士ブレード(株)社長
みなさんが日常生活を通じ、役所の仕事についてお困りのことや、ご不審の点などありましたら、御遠慮なく相談委員までお申出ください。行政苦情相談とは、例えばつぎのようなことがらです。
▽育英資金、学校施設費、給食費その他教育に関する問題
▽生活保護、児童福祉、母子福祉資金、身体障害者福祉などについてお困りの方。
▽税務署の業務に関する問題
▽結核の公費負担についてお困りの方
▽郵便局の業務について不都合に感じられる方
▽国鉄、電電公社、専売公社等の公共企業体の業務についてご不便やお困りの方
▽強制的寄附金や分担金等お困りの方
その他国の行政に関する苦情相談ならなんでも結構です。
10月1日より10日迄「海外移住推進運動旬間」が催されますので、その運動の一つとして、静岡県経済部農業経営課と、静岡県海外移住協会主催で、左記の通り、「海外移住相談所」を開設致します。
皆さん、御相談にお越しになるよう御待ちして居ります。
記
一、場所 富士市公民館(第一小内)
一、日時 10月10日(水曜日)午前10時より午後4時迄
一、担当 静岡県海外移住協会職員 静岡県農業経営課職員
郵便物の事故は、すぐにお申出ください。郵政省では、皆様の郵便物が間違いなく早く届くよう努力しておりますが、もしお出しになった郵便物が着かなかったり中味が足りなかったりその他の事故がありましたときは、書留に限らず普通郵便物であってもすぐに最寄りの郵便局へお申しいで下さい。その結果を御回答することになっております。
また普通扱いの郵便物に現金を入れることは、昨年6月から禁止されております。
現金は現金書留の制度をご利用ください。
富士郵便局
富士市消防署は、9月1日市内各映画館の客席、舞台部で火災が発生した場合、人命に危険を生ずる場所として、火災予防条例にもとづき指定し、喫煙を禁止しました。
市民のみなさんの励行をお願いします。
富士市消防署
推せん「港まつりと田子浦港の夜景」
水戸島 望月まさし 撮影
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◇全国労働衛生週間(1日〜7日)
職場の衛生点検を行い健康な作業環境を作るよう積極的推進を呼びかける。
◇新聞週間(1日〜7日)
マス・メディアによる興味本位の記事、放送のために私生活の秘密や名誉を侵害する事例が多い。このような報道機関による人権侵犯事件は被害者の物心両面の痛手は大きいものがあるので関係者の良識を要請する。
◇目の愛護デー(10日)
トラホームに関する正しい知識の普及と予防意欲の高揚を中心に、目の衛生に関する注意を喚起して公衆衛生の向上をはかる。
◇結核予防週間(25日〜31日)
結核対策の効率的な運用と結核の絶滅をはかるため「結核は早くみつけて正しい治療」をスローガンに、国民一般の理解と協力を訴える。
人口総数 4万9,298人
男 2万4,963人
女 2万4,335人
世帯数 1万381
転入 271
転出 239
出生 99
死亡 24
婚姻19 離婚2 死産12
(昭和37年9月1日現在、住民登録による)