今年は台風の当り年
災害対策に万全の備え
富士市災害対策本部
「災害は忘れた頃にやってくる」とか申しますが、今年もまた台風シーズンがやってきました。すでに今年は台風の発生も多く、18号を数えています。
市では台風に備えて万全の措置を講じていますが、これ等の災害の発生に伴い市役所内に富士市災害対策本部が設けられます。
参考までに市民の皆さんにこの災害対策本部およびその規程などについて概略を説明してみたいと思います。
まず災害対策本部には(1)総務部、(2)厚生部、(3)衛生部、(4)経済部、(5)技術部、(6)消防部、(7)水防部、(8)協力部の8部門にわけられ、それぞれ市の職員が各部に配置されております。
また配備体勢につくかどうかは気象等の状況によって違いますがこの配備体勢には
◇第一次配備体勢
気象状況等によって被害発生のおそれがあるとき又はすでに軽微な被害が発生していて災害対策の企画、情報の収集および被害概況の調査、防災対策のため待期する体勢をいう。
◇第二次配備体勢
被害状況偵察の結果相当の被害があることが判明し、罹災者の救助、緊急復旧対策を樹立するため正確な被害状況を把握するため調査員を動員し調査を実施する段階をいう。
◇第三次配備体勢
災害救助法の発動があり又は災害救助法の適用はないが被害者の救助、災害復旧の実施につき本部長(市長)が必要に応じ全員の動員を命じた体勢をいう。
避難所の開設
避難所は、災害のため現に被害を受け、又は受けるおそれのある者で避難しなければならない者を一時的に収容し保護することになっています。その避難所の予定地は次の通り。
第一予定地 富士第一小学校
第二予定地 富士第二小学校
第三予定地 富士中学校
第四予定地 富士見高等学校
第五予定地 岩松小学校
第六予定地 岩松中学校
第七予定地 田子浦小学校
第八予定地 田子浦中学校
また状況により神社、寺院、旅館、公会堂、一般民家を利用します。
早目に家屋補強を
気象状況によって台風が接近するおそれが十分ある場合は、これだけは各家庭で是非心がけておいていただきたいと思います。
(1)雨戸のクギ打ち、横サンの打ちつけ。(2)強風でガラスがわれたとき飛びちらないようカーテンをつけましょう。(3)貴重品および重要書類は一つにまとめて身につけておきましょう。(4)停電に備えて懐中電灯、ローソク、マッチ、トランジスターラジオを用意しておきましょう。(5)ビニールの大きい風呂敷を用意しておきましょう。(6)リックに下着などの身のまわり品や日用品、パンやカン詰などを入れておきましょう。(7)水筒に水か湯を入れておくほか、あらゆる容器に水をためておきましょう。(総務課)
‐ 写真あり ‐
(写真説明)・・・昨年8月14日市内を襲った7号台風で被害を受けた民家(下横割にて写す)
最高齢者は98才の味岡媼
9月15日は「としよりの日」です。この日から1週間、としよりの福祉週間として各地で敬老会が行われ高齢者の表象などがあります。富士市でも15日の「としよりの日」を記念して昨年と同様に富士、田子浦、岩松地区の3会場でそれぞれ婦人会や女子青年団員の協力によって賑やかに敬老会が開かれます。
今年の市内の最高齢者は、文久2年11月23日生まれの味岡あき(水戸島中)さんで数え年では98才になります。
とくにこの福祉週間中は各家庭でも何か心あたたまることをしてあげて下さい。
味岡媼は市役所に勤めている下方雅雄さんの実母で、98才とは思えぬほど若くて元気で寝たり起きたりしています。
‐ 写真あり ‐
(写真説明)・・・98才の味岡あきさん
8月末から9月中旬まで
9月15日現在で基本選挙員名簿が作られます。この名簿は、本年の12月20日以後、来年の12月19日までの間に行われる選挙の際使われるものです。選挙管理委員会では、この名簿を正確に作るため19人の調査員を委嘱し戸別調査を行っています。選挙権があっても、選挙人名簿にのらないと投票ができません。原則として次の3つの事項を充している人は誰でも名簿にのる資格がありますから一人も漏れることのないよう調査に協力して下さい。
一、日本国民であること。
二、昭和15年12月21日以前に生まれた者であること。
三、本年6月15日以前より、引続き9月15日まで富士市内に住所を有している者であること。
政府は、台風その他の災害による被害が、国民生活に甚大な影響を与えている現状に鑑み
「9月1日」
を、防災の日と定めました。この日は、県、並に国の出先機関、各市町村相互に連絡して、防災思想の普及を図ると共に、各市町村は実情に応じて「防災の日」に沿った措置を講ずることになりました。従来、実施されて来た水防演習、火災予防演習、消防記念日、緑化運動等々の諸行事は「防災の日」と有機的関連を保持しつつ、相互に効率を挙げたいと思います。
「天災は忘れた頃にやって来る」
と言われています。常日頃より心して、災害を最小限度に押さえていきましょう。(土木課)
七草には、春の七草と秋の七草があるが、たんに「七草」といえばそれは秋の七草をいうようである。春の七草は正月行事の一つとしてもっぱら食用に供されるが、秋の七草は、その色香と姿を愛される一つは食ぜんの儀式として一つは清澄の野の鑑賞として、まことにやさしい対象をなしているが七草はわが国に古来から野生しているものである。
秋の七草とは、はぎ、おばな、くずの花、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょうということになっている。
とにかく清澄の秋の野辺にさく秋の七草は見る日本人の心に深い詩情をよびおこさずにはおかない。
これだけは知って必ず守っていただきたい。
犯罪現場の保存
どんな事件でも犯罪現場の原形保存は捜査上絶対に必要なことでありますが、大部分は被害者、近所の者によって荒らされているのが実際であります。
従って捜査官が折角、苦心して採取した指紋が家族のものや、近所の者の指紋であったりすることはよくある例で、捜査には何を置いても現場保存が絶対必要でありますから、被害の現場はそのままにして手を触れないでまず届け出て下さい。
早期届出の励行
殺人、強盗のような凶悪犯罪の早期届出は励行されていますが、窃盗、恐喝等の犯罪は約半数位しか届出されていない状況であります。
この原因は
▽被害に気付かなかったもの
▽多くの者に迷惑をかける
▽届出ても品物が返って来ない
▽僅かなことで、かかりあいになってうるさい。
▽後難をおそれて
等があげられているが、どんな僅かな被害でもそのことによって大きな被害の事件をあげた例もありますから、早急に確実な届出をすることが早く犯人を捕え、品物が返ることになるのですから、必ず早く届け下さい。
貴重品に対する心得
万一被害を受けたときは、一日も早く警察で取戻してもらいたいと誰しも思うものでありますが、捜査官が最も必要とする被害品を確実に申告する者は少なく、従って盗難事件が発生し捜査官が現場に馳けつけ被害者のおぼろげな記憶の中から被害を聞き出すのに苦心しているのが実際です。中には自分の手にはめている腕時計を盗られて名前すら知らない・ニいうのも数あって捜査が難航した例もあります。
万一に備えて時計、カメラ、ラジオ、ミシン、自転車、貯金通帳、有価証券、衣類その他の貴重品はその製造会社名、形状、型式、番号、特性等を記録しておくか、衣類等は生地(友切)の保存等の措置を講じておくことが、面倒ではありますが被害にかかった場合を考えると、捜査を有効に進める上にぜひ必要な大切なことでありますから、以上3点をご実行下さいますようお願いします。(富士警察署)
市立富士中央病院
診療科目 内科・外科・小児科・産婦人科・眼科・皮膚科・耳鼻咽喉科・放射線科
院長 多々良 満寿雄
富士市本市場
電385・386・808
火災を発見した時は すぐ電話で「火事」と
火災を発見した方は、いち早く電話で「火事」と呼んでください。電話局では「火災通報電話」ですぐ消防団本部につないでくれます。出ましたら簡単に火災の発生場所をお知らせ下さい。
富士市消防団本部 電話1380番
拠出制 国民年金
10月1日より届出
強制適用者
20才以上50才未満の日本国民で厚生年金保険、各種共済組合又は恩給等の年金を受けることが出来ない人
自由加入者
年金を受けられる人の妻、20才以上の学生、50才から55才未満の人、軍人軍属の遺族年金や留守家族手当を受ける人
‐ イラストあり ‐
(イラスト説明)・・・明るい一家