子供を中心に街作り運動展開
浅間町、中丸、五味島区が受賞
富士市教育委員会は、昭和34年度社会教育推進事業に貢献した優秀な三部落を表彰、賞状と金一封を贈り5月12日富士第一小学校講堂でこの実績発表会が盛大に行われました。この優秀部落は浅間町区(あさま会)五味島区(コスモス会)中丸区(五軒屋社会学級)でいずれも子供たちを中心としてお互いが打ちとけて話合い、良いことはどしどし実行に移すなど区民一丸となって明るい街づくりに専念大きな成果をあげております。
以下は三部落の実績報告から…
‐ 写真あり ‐
(写真説明上)・・・実績発表をする代表者
(写真説明下)・・・同表彰式
毎月話合い あさま会
環境的には、めぐまれておりますが、浅間神社境内には青少年の非行がしばしば見受けられます。子をもつ親としてなんとかこれらの子供たちを守ってやらなければと頭を痛めていたところ昭和32年6月青少年保護育成協議会が発足されたのを機会に子供会を作ったらどうかの声が多数の父兄から出されました。
善は急げとばかり早速、区常会を開き顧問(区長)支部長(30代)副支部長(40代)委員などを選出ついで年令の多い順から子供役員をきめ子供会の会名も子供たちの投票によって「あさま会」と名づけ同年8月11日に新発足しました。
発足当初は子供たちを一人でも多く会合やリクリエーションに参加させたいと思いキャラメルなどを出したりしていろいろと苦労しました。その後、あさま会も日増しに伸び富士川河原でリクリエーションをやったり成人式、新入学児童の歓迎会など数々の催しを行いました。昨年6月には区民合同作詞作曲による「あさま会の歌」をつくり、また会のシンボルであります緑の旗も出来あがりました。なお本年も昨年より多彩な行事をもって健全な活躍を続けています。
五軒屋 社会学級
五軒屋の社会学級は市議、区長、班長、婦人会、PTA、子供会役員、世話人などの協力によって社会教育推進事業に力コブを入れております。まず昨年度は3月部落の幼稚園で区全般および小中学校児童生徒の非行化防止について話合いを行い、ついで3月28日には子供会、父兄合同で慰安バス旅行を実施し日本平、久能山、県児童会館などを見学しました。また5月には子供の日、警察官を招いて「交通安全に協力するには…」というテーマで懇談会を開きました。主な事業は次の通り。
▽蝿と蚊の予防について、教育映画と踊りの指導
▽小中学校児童生徒の夏休み対策、勉強の方法、朝のラジオ体操(父兄も参加)など
電話架設の際にその費用を融資する月払い制度は昨年10月から電電公社が日本勧業銀行とタイアップして一部大都市において試行してきたが、・。回「電信電話設備拡充のための暫定措置に関する法律」が成立し新規加入者が引受ける電電債券の額が引あげられたので電電公社ではこの月賦精度の利用範囲をひろげるとともに取扱銀行も勧銀をはじめ他の都市や地方銀行まで拡大する本格的な「月払い制度」を同法施行(昭和35年4月28日より施行)と同時に実施することとなりました。これは右の法律の施行にともなってたとえば富士局の場合設備料1万円と
◎電話架設費の銀行制度のあらまし
一、取引銀行(富士局の場合)
静岡銀行、清水銀行、協和銀行、駿河銀行各支店
二、貸付条件
1 貸付対象
電話架設に際し電話架設費の総額が5万円をこえる加入申込者とする。
2 貸付金額(富士局の場合)
5万円以上10万円まで
3 貸付期間
貸付金額に応じて5か月ないし9か月とする。
4 利率
手形貸付(利息前取り)日歩2銭8厘以内。
5 担保
電電債券の提供と電話加入権質を設定する。
6 返済方法
第1回の返済金(頭金)は貸付金額の20%以内とし、第2回目からはおおむね毎月均等割で返済する。
まずこの会の目的は、母親としての修養につとめ、身近のことから明るい家庭を作りましょう。そして子供の幸福は母の幸福という信念のもとに子供たちのためお互いに打ちとけて話合ったり、実行に移し励まし合ってまいりました。構成は小学校に通っている子供をもつ母親18人から出来ており世話係りはPTA役員にお願いしています。毎月20日を集会の日ときめ、夜8時から10時まで公会堂を会場に使っております。「コスモス会」は昭和33年9月に誕生しましたが会員の希望を入れて計画をたて行事を行い、それについて反省、見たこと聞いたこと感
特に子供を主としての遊び、学習についての問題解決や映画鑑賞もしたり歌集を作ってみんなで唄ったり、なごやかのうちに行われています。そこで過去1か年を振返ってみますと、主な事業は
▽夏休みの反省、子供の遊びについての話合い。
▽月掛貯金(旅行貯金100円、会の催しに備えて20円)
▽潮干狩、栄養食講習会、海水浴、綿入れの講習会、忘年会新年会など。
水源地を一般に開放
第2回「水道週間」は、6月6日から12日まで全国一斉に実施されます。これは健康な日常生活を営むうえに最も重要な役割をはたす水道について、市民に理解と関心を高め公衆衛生の向上、生活環境の改善をはかり併せて水道に対する愛護感謝の思想の高揚をはかろうとするものであります。
富士市水道課は、この週間中の行事として、田子浦および岩松水源地を市内小学校児童並びに婦人団体その他一般市民に開放して水道の認識を高めたいと思います。
なおこの「水道週間」中は係員が説明つきで御案内いたしますから、この機会をのがさず多数の参加を望んでおります。(水道課)
皆さんの中で次に該当する時は10日以内に届出るよう規定されて居りますので必ず励行して下さい。
一、他市町村より一世帯転入又は転出した時
二、家庭の世帯員(使用人を含む)に転出転入があった時
三、事業場(会社官公庁等)に入社又は退社により健康保険の資格が出来た時と無くなった時
次に国民健康保険の被保険者である人で出産又は死亡があった場合には国民健康保険より出産に1,000円、死亡に2,000円支給されますから保険課まで申し出て下さい。
完成は12月末まで
富士市、鷹岡町へ通ずる富士−鷹岡線が去る4月20日から本年末(12月末日)まで諸車の通行止めをしました。
これは富士市松本地先にあります富鷹線が老朽し危険な状態になっており、これを早期に架け替えてコンクリート造りの永久橋にするため本月早々本格的な工事に取りかかることになりました。
工費は3,150万円で長さ72メートル、巾員9.5メートルのSPコンクリート橋に架け替えるもの。
工事中は通勤者の利便をはかり、自転車と人が通行できるよう仮橋をつくる計画をたてております。
この月は健康第一に
今年の入梅は11日、1カ月間はジメジメした雨がつづく。身心ともに不愉快になるが、のびやかな夏をむかえるため、この1カ月は健康第一に過してもらいたい、とくに家庭の主婦には、食物に十分気をつけてほしい。
「衣」
湿気の多いことは、体温を調節する発汗作用をにぶらせる。幼児にとっては寒暖によってマメに上着をつけ脱がさせること、下着類はできれば毎日とりかえてあげたいもの。寝冷えの季節ともなるから腹巻きなどを工夫したい。
雨の日も洗えるものは洗っておいて軒下につるしておけば、雨が止みさえすればすぐに乾かせるよう、時間にムダなく考えていただきたい。
「食」
そろそろ食欲がおとろえてくる。夏にかけて主婦の腕のふるいどきです。食物の腐敗と中毒に対しては、十分すぎる注意ということはなく、怪しいと思われるものはモッタイないと思わずに捨てること。
栄養の補給でとくに気をくばらなければならないのは、タンパク質と脂肪分それにビタミンB類、これらはいつも日本人の食生活で足りないといわれるものです。最近子どもの調味料として味の素にビタミンB類を添加したものが売り出されたが、子どもばかりでなく大人にも向きましょう。
家庭でできる夏むきの絶好飲料である「梅焼酎」のつけどきです。コツは梅をつける焼酎と砂糖を4、5日前にまぜ合わせておくこと分量は焼酎、梅それぞれ1.8リットルに氷砂糖約1キログラムがよい。
「住」
入梅前に準備をしておきたいことは、水のたまりやすいところには石灰がらをまく雨ドイを調べてゴミをとる。屋根の損傷を早くなおすことなど天気のよい休みの日に一家そろってやるのもよいでしょう。
雨が降りつづくと、部屋のスミや棚などにすぐカビが生える。これを防ぐには逆性石けん液や2パーセント重曹液でふくのが簡単、もちろん雨のあがった日は風をよく通すことです。
国民年金福祉年金の第二回目5月分の支払を6日より各郵便局にて行います。まだもらってない人があるようですがなるべく早く支払いを受けるように。なにか事故があるともらえなくなる事もありますから一日も早くもらうよう心がけて下さい。又その時郵便局にてチラシを配布しますが、それは今もらっている年金は昭和34年度分であり、9月度からの支払いは昭和35年度分として所得状況届(定時届)を出さなくてはなりません。これは昭和34年中の本人の所得、配偶者の所得税及び扶養義務者の所得税等を調査し昭和35年度に於いて年金をもらえるか
富士市消防団副団長の山田六郎氏は一身上の都合により退団したので後任に第五分団長の佐藤新平氏が5月1日付で発令されました。
今月の納税
市県民税1期分
保険税2期分
6月30日までに納めましょう
タバコ消費税は
市税の中約6.3%を占め
市の大きな財源になってます
‐ イラストあり ‐