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川成島、五貫島以南
三四軒屋地区着手さる
市制施行の前年昭和28年度に着手された本市の水道事業もいよいよ本年度をもって一応終了することになり、これで市内の給水数は5,200余になります。
最後に残された川成島、宮島、五貫島、新田助六、新浜の残部および三四軒屋にまたがる広範な地域の配水管布設工事は10月29日三井建設、浅野物産、昭和水道土木ＫＫおよび石井組の4社競争入札の結果、浅野物産ＫＫの請負となり、資材支給により11月中旬より1月末竣功の予定をもって、布設工事に着手することとなりました。
この工事は石綿セメント管口径200ミリ乃至75ミリ延長8,340メートル、鋳鉄鋼管口径200ミリ乃至75ミリ延長840メートル、鋼管口径150ミリ乃至25ミリ延長3,270メートル、総延長1万2,450メートルの幹支線布設の外、早期消火の即効を目途として、地上式消火栓55基の設置並びに各分岐点に制水弁103基及小型パルプ47基計150基の附帯施設を含むものであります。
前記は市費施行のものでありますが、この地区の給水申込約400戸に対する各戸給水工事と殆んど同時に着手されます。
即ち従来より本市の給水工事を施行しておった工事人で、上、下、五貫島及び西宮島地区は鈴木工業所東宮島及び三四軒屋は川口工業所川成島、新田助六及び新浜地区は中部日本管工業の三者によって施行されます。
以上の通り本市の西南地区一帯に亘り殆んど一斉に施行されますので、工事中一時バスの迂回運転或は局部的に用水路の断水等を願わねばなりませんし、又路面堀さく等のため、一般交通上該当地区は申すに及ばず、一般通行者特に田子浦浜通り及び前田方面の皆様にはたいへんご迷惑のことと存じますが、全市水道布設完成のため是非とも格段の御協力を切に御願い申上げます。
なお又偶々冬期火災の発生期でもありますので、火災に特別御注意下さるよう併せて御願い申し上げます。（水道課）
所得税第二期分の納期は11月1日から30日までになっております。納付書はすでに皆さまのもとへお配りしてあります。期限間近になりますと銀行や郵便局の窓口が混雑いたしますから早めに納め願います。
納期限の11月30日までにお納めにならないと、利子税や延滞加算税など余分の税金がかかりますので、納期限までには皆さまそろって完納していただくようお願いします。（富士宮税務署）
住宅金融公庫では、去る11月1日より12月31日まで全国一せいに昭和34年度滞納整理実施期間として延滞者の一掃を期しております。あなたの毎月の償還金は建設資金として重要な役割をはたしています。「払込みは必ず期日までに」取扱い銀行又は郵便局の窓口へ納入して下さい。（住宅金融公庫）
中小企業の年末事業資金の融資を円滑にするために、県では金融機関等の協力を得て本年度3億円を目標に例年通り年末保証融資を次の要領により実施しております。
◇借入申込者の資格
6ヶ月以上引続き事業を営んでいる資本金500万円以下、若しくは従業員100人以下の法人又は個人であって正常な事業で返済について確実性を有するもの。
◇貸付の限度
一企業について30万円以下。特別な場合は50万円以下。
◇資金の使途は事業資金に限る
◇貸付期間は90日以内
◇返済方法
一時払でも月割返済でもよい。
◇金利
金融機関の定める金利に信用保証料日歩5厘を加えた額
◇担保及び保証人
担保は原則として要しませんが確実なる保証人1名以上を必要とします。
◇申込期間
12月20日まで
◇申込場所
市内金融機関（銀行、相互銀行、信用金庫）
◇相談場所
手続等についての相談には
市役所商工課、商工会議所、中小企業相談所、市内金融機関
計量器の定期検査は、取引、証明に用する計量器（はかり等）の適正を期するため、毎年一回定期に行う検査であります。
本年殿本市定期検査は、9月3日から9月12日までの10日間、それぞれ指定の検査場所において実施しましたが、その際検査を受けなかった計量器所持者が多数ありました（これは計量法第139条に違反する）ので再度検査を実施しますから、前回の定期検査を受けていない計量器所持者は指定の日時場所に必ず計量器を持参し検査を受けて下さい。
計量器再検査日時場所
検査日時 12月1日
午前9時〜午後2時迄
検査場所 富士市役所
成人は120ミリ前後が普通
血圧とは、心臓から血液を体内に流すために必要な力のことです。この血圧には最高血圧（心臓がちぢみ血液を押し出す力）と最低血圧（心臓が開いて血液をうけ入れるときの血力）とがあります。
成人では最高血圧は普通120ミリ前後で最低血圧は74ミリ位になります。
一般に世間で血圧といっているのは前の最高血圧のことをさします。
◎どれ位なら正常か
15才から40才ごろまでは大体120ミリ前後で一定していますが、40才を過ぎてくると血管が老朽し少しずつ上がりだします。
そのように少しずつ上り出した人をよせ集めて平均しますと最高血圧は年令に約90を数えた数字になります。
しかしこれは、病人も含めて平均したわけですからこの血圧が正常というわけではありません。
むしろ何才になっても120ミリ位のままの方は、血管も健康な状態にあるわけです。
といってどれ位が正常でどれ位が高いかということは一概にいえませんが最高血圧が160ミリを越えると脳いっ血を起こす危険が高いわけです。
いずれにしましても病気になって困るという立場からいいますと年令がいくつであっても最高血圧は150ミリ前後、最低血圧は90ミリ位の方は要注意といわれますので一度専門医師の診断を受けて下さい。
秋の火災予防運動は例年通り11月26日から12月2日まで行われます。火災の原因は殆んどが「火の不注意」から出ております。
お互いに火の元には充分ご注意下さい。
なお防火思想の普及に資するため下記要領により防火クイズの懸賞募集を行いますから多数応募して下さい。
◎防火クイズ
東京や大阪などの大都市消防でさえ市民の協□がなくては、最善の責務は□されないといわれている。ましてやお□い住民が消防□員として奉□する地方消防においては住□則□防の態勢にならなければ予（消）防の□果は□せられない。これが県民□消防を唱えるゆえんである。
◇応募要領
（1）応募用紙は郵便ハガキとする
（2）表面には住所氏名を明記のこと
◇あて先 静岡市追手町 静岡県地方課消防係
◇締切 12月20日まで
◇賞金 抽せんの結果10名に各千円宛を贈呈
今から11年前の12月10日パリーで開かれた国際連合総会で全加盟国の賛成によって「すべての人民とすべての国が達成すべき共通の基準」として世界人権宣言が採択され、之を全世界に宣言いたしました。
世界人権宣言のことは「人類憲法の前分」と呼んだり、また宣言の採択された12月10日を「世界人権デー」としております。
わが国でもこの日を記念し、毎年12月4日から1週間を「人権週間」として、人権尊重の心を強くもつようにと、いろいろな行事を催しております。
人権はこれを簡単に申しますと私共が日常生活しておく上において誰からも侵されない事由と権利をもっていると云うこ・ﾆであります。
この権利は、個人は勿論国の権力をもってしても侵すことはできませんし、又国際間でもこれを尊重し合わなければならないのであります。
日本の憲法もこの人権宣言と同じ精神で国民の基本的人権を保障しております。
然しこの憲法で保障されている基本的人権は現実に果たして擁護されているでしょうか。
もとより人権の保障は、国民自らの手によって行うべきでありますが、また同時に国も社会福祉国家の使命から立法その他国政の上で人権の擁護に努力しなければならないことは云うまでもありません。
生活保護、社会保険などの社会保障の面においてはいろいろの施策ができ整備されてきたのでありますが、自由と権利の擁護についてはどのような成果を挙げているでしょうか。
全国の法務局や人権擁護委員と共同して取扱った件数は約1万件の多きに達しており、これ等の内容について簡単に説明しますと、まず公務員に関する事件について、公務員は国民全体の奉仕者として公共の福祉に関する職務を行っており職務の権限が与えられているまた、ややもするとその職権を濫用して人権を侵害することも少なくありません。
特別公務員の事件で申告のあったうちには、不法に又は不当に逮捕されたというもの、自白を強要されたというものなどあります。
又、学校教員の生徒に対する体罰など甚だしいものは傷害を与える程度に至ったものであります。
この外、暴力によって自己を貫こうとして多衆集団の威力を濫用して他人の人権を侵害した実例や共同絶交による私的制裁の村八分や、無利な労働を強制したもの、あるいは迷信によって尊い生命を軽くみたりした実例など千差万別の人権侵害があり、中には気付かずに他人の人権を侵害する等々まだまだ人権に対する認識が十分ないことが痛感されます。
富士市は11月20日浜松市公会堂において開かれた昭和34年度静岡県統計大会席上で晴れの内閣総理大臣賞を受けました。
今回の表彰は昨年10月1日現在で行われた住宅統計調査の集計事務その他が優秀であったもの。
またこの統計大会で富士市管内の株式会社山中正吉商店は通産大臣賞を大昭和製紙富士工場は労働大臣賞がそれぞれ贈られたのをはじめ、山川板金工業株式会社および株式会社田中機械工業所の2事業所は県統計協会長賞を授賞しました。
早い通報 少ない損害
火災を発見したらいち早く「火事」と電話局を呼んで下さい
すぐ消防団本部につないでくれます
建物を建築する場合には必ず建築確認申請（建築届）をして下さい
タバコ消費税は
市税の中約6.3％を占め
市の大きな財源になってます
‐ イラストあり ‐
人口総数 4万4,943人
男 2万2,496人
女 2万2,447人
世帯数 8,587世帯
転入 202人
転出 213人
出生 61人
死亡 25人
婚姻 富士23 田子10 岩松5 計49件
離婚 富士1 田子1 岩松0 計2件
死産 富士7 田子1 岩松0 計8件
（昭和34年11月1日現在、住民登録による）