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社会を明るくする運動
「社会を明るくする運動」が今年もまた7月1日から7月31日まで1か月間全国一斉に行われております。この運動は「出来るだけ自分たちの身辺から発生する犯罪を防止する」ことと、もう一つは「もし犯罪者や非行少年が出た場合は、一日も早く改善、更正するよう援助する」というものが狙いであります。
この目的を達成するにはあらゆる人々が深い理解と共に力をあわせ私たちの部落から一人も非行少年や犯罪者を出さぬよう努力しましょう。
このポンプは深井戸用として従来使用されておった竪型タービンポンプ(ボアホールポンプ)にかわり考案されたもので、同一条件に対し色々な損失を減少し性能頗る優秀で、所要馬力も2割方少なくてすむものであります。従来のボアホールポンプは地上に、ポンプは水中にあり、この間を連結する長い縦軸の回転によりポンプは運転されておったが、水中モーターポンプは写真(1)に見る様に、鋼板円筒に包まれたモーターの上に、ポンプが接続してあり、これが水中に挿入され別に、被覆された銅線コードで地上に連絡されるもので、注油の必要もなく、水中
岩松2号水源に設置した装置は、地下約30メートルの位置にこのポンプを吊下げ、地上までは口径175ミリ(7インチ)のフランヂ鋼管を接合して、さく井鋼管口径400ミリ(16インチ)にフランヂの蓋をなし、曲管により送水管へ連絡されるものであります。
この状況は写真(2)に見られる通りでありますが、制水弁より先は口径250ミリ(10インチ)の送水管に連結されて、1号水源集水井に送られます。写真(3)は据付を完了したポンプ室の内部であります。このポンプの性能は揚水量毎分3立方メートル、所要馬力(低圧)回転毎分2,890回のもので、前号でお知らせした様に約600メートル離れた1号水源で、押ボタンの操作により運転されますので、常時監視の必要がありません。
太陽熱利用温水槽への水道連結について
最近生活改善の一端として、この温水槽が当市にも相当設置されておるようですが、この水槽へ水道管の直結は水道維持管理上恐ろしい弊害がありますので、市営水道を利用される場合は、市水道課へ届出て下さい。
尚既設のものについては速やかに届出て改造される様お知らせいたします。なおこのことについて岩松地区の方は、岩松農協より御連絡がありました事と存じますが、設置された方は至急届出て下さい。(水道課)
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新生活学校はじまる
婦人の地位の向上とあわせ新生活の実践化をはかるための新生活学校富士教室は今年も去る7月4日の開講式まで10回約60時間を婦人、青少年問題をはじめ政治、道徳教育、食生活の改善、生活の工夫、農業経済、社会体育など全般にわたって学習することになりました。また特に8月1日、2日の両日は富士中学校で「婦人夏季大学」を開講するので多数の聴講者を歓迎しております。新生活学校の学習プランは(カッコ内は講師と会場)つぎの通りです。
○7月4日 開講式(富士一小)
(1)本年殿計画について
(2)婦人団体の運営法
(3)協同活動の育成(県社教主事)
○8月1日(富士中)
(1)婦人の立場と社会生活(坂西志保)
(2)社会人としての青少年をどのように導いたらよいか(花森安治)
○8月2日(富士中)
(1)二大政党の公約はどのように実施されるのか(自民党、社会党議員)
(2)世界情勢と日本の経済事情について(NHK解説者又は日本経済新聞論説委員)
○9月5日(富士一小)
(1)家庭に於いて子供の道徳性を高めるにはどうあるべきか(静大 中沢正寿)
○10月まで〜6月から10月まで各地区ごとに食生活の改善と公衆道徳の昂揚について共同学習
○10月2日(勤労者会館)
(1)地区単位の婦人活動の研究発表
○12月5日(鷹岡小)
(1)家計簿のつけ方と予算生活について(向山茂子)
(2)家庭生活における電気器具について(東電技師又は東芝技師)
○1月23日(勤労者会館)
(1)農作物と市価のバランスを如何に解決するか(県農協技師)
(2)サラリーマンの家庭の主婦が夫を理解するにはどうするか(職場見学)
○2月13日(勤労者会館)
(1)生産性を高めるためにはどのような工夫をするか(生活改善普及員)
(2)家庭や近所隣でできるスポーツやレクリエーションについて(社会体育指導員)
○3月6日 閉講式(富士一小)
本年の学習を省みて。尚この期間中に新生活モデル地区の視察を予定しています。
富士市遺族会は7月28日正午より、市内第一小学校講堂で第5回総会を開きます。
協議事項は本年度予算について。
中央病院本館建築など
重要議案多数を議決
6月定例市議会は6月23日招集され、会期は27日までの5日間と決定し、この間各常任委員会が連日開会された。
議案は市長提出33件、議長提出1件、計34件で重要議案も多数あり、会期は短期間であったが議会は終始熱心かつ慎重に審議の上これを議決し、5月27日をもって閉会となった。
主要なる議案の内容は概略左記の通りである。
一、昭和33年度歳入歳出追加更正予算について
追加更正予算額は5,224万3,400円にて、当初予算額2億8,800万6,500円と合わせて予算現計は3億4,024万9,900円となる。
一、予算外の義務負担による工場設置に関する契約締結について
旭化成工業株式会社との工場設置に関する契約書及び附属覚書については先般来議会に於いて慎重にこれを検討の結果これを承認したのであるが今回の会議に於いて議決された。
一、田子浦地区開発特別会計設定について。昭和33年田子浦地区開発と区別会計歳入歳出予算について
旭化成の工場設置及び田子浦港の構築に伴いこれに要する経費について特別会計を設定することとなった。当初予算額は8,700万円である。
一、昭和33年度市立富士中央病院歳入歳出追加予算について
市立富士中央病院本館改築のための建設費は追加予算額3億7,699万9,000円にて当初予算額7,000万円と合わせて予算現計1億1,479万4,000円となる。この工事については建築又附帯工事等すべて入札も完了し既に着工しているが完成は明年3月の予定である。この本館は近代的設備を誇る鉄筋コンクリート造り4階建延1,343坪の広壮なもので完成の上は市民のための医療機関として期待に添えるであろう。
一、予算外の義務負担による工事請負契約の締結につき同意を求めることについて
市の水道事業は全市給水を目途としこれまで巨費を投じ着々工事を進捗させて参ったところであるが水道未設置地域の浜通り(田子、小須、中丸、新浜)及び駅北東部地区(塔ノ木、川原宿、五味島、南本田、藤間)への配水管布設工事は工事請負金額1,780万円で浅野物産が請負本年8月15日まで完成の予定でこれを以て市の水道は殆んど市内全地域に行きわたることになる。
一、富士市助役(収入役)選任につき同意を求めることについて
助役、収入役の任期満了による後任者の選任につき市長より議会の同意を求められたので左記の通り同意した。
助役 遠藤 栄(再選)
収入役 武内秀道(前総・ア課長)
◎本会議
6月23日開会
議案27件を上程し内17件を可決し、8件を関係常任委員会に付託し、陳情4件を報告して散会す。
6月27日再開
総務、建設、厚生、産業の各常任委員長より付託議案の審査の経過報告ののち委員長報告通り7件を可決、1件を審議未了とすることとした。
次いで議案3件を可決ののち助役収入役選任につき同意を求める件を議決し、6月定例会は閉会となった。
◎各常任委員会
6月16日 厚生委員会開会
市立保育園設置に関し協議し本年土中に設置するよう善処方を当局に要望することとなった。
6月18日 厚生委員会開会
中央病院本館建築につきその附帯工事入札につき協議した。
6月21日 田子浦地区開発特別委員会開会
田子浦地区開発特別会計の件、作物補償の件、鉄道用地の件等につき協議した。
6月24日 産業委員会開会
付託議案(昭和32年度競輪特別会計追加厚生予算)を審査の結果原案承認と決定。閉会後灌漑用水不足のため稲の植付不能の地区の状況を巡視し対策を協議した。
6月25日 厚生委員会開会
付託議案3件を審査の結果原案承認と決定、陳情1件を審査した。
6月26日 総務委員会開会
付託議案(一般会計追加予算)を審査の結果原案承認と決定し閉会後市有地(旧岩松村富士町用水組合所有地にして本州製紙その他への貸付地)を現地踏査した。
6月26日 建設委員会開会
付託議案4件、陳情1件を審査したが、そのうち元富士開拓地区内(旧飛行場)の市道路線認定議決の一部を変更する件は現場調査の結果調書と現況不符合につき審議未了とすることに決定した。
(議会事務局)
仮ナンバーは自家用、営業用を問わず本ナンバーのない自動車を試運転又は回送、車検などの目的で臨時に運転する場合に限って貸出している。仮ナンバーの必要な方は市役所総務課で取扱っております。必要事項は
(1)自動車損害賠償責任保険証明書
(2)印鑑(認印でも可)
(3)手数料は1件につき
1自動二輪(250cc以上)100円
2三輪自動車 100円
3普通四輪者 100円
となっています。
従ってナンバーを借り受けるときは料金を「会計課」に納めていただきます。
有効期間最大5日まで
仮ナンバーの有効期間は最大限5日間で期限が切れましたら5日以内に必ず返納して下さい。その際返納する物件は仮ナンバーと自動車臨時運転許可証です。返納期限を守っていただかないと事務に支障をきたします。
また無効の仮ナンバーを使用した場合は道路運送車両法で罰せられますから間違いのないよう注意して下さい。(総務課)
人口総数 4万3,658人
男 2万1,788人
女 2万1,870人
世帯数 8,197世帯
転入 230人
転出 163人
出生 50人
死亡 36人
婚姻 26件
離婚 3件
(7月1日現在、住民登録による)