公明選挙推進協議会結成
去る11月25日富士市選挙管理委員会、社会教育委員会が中心となり、青年団、婦人会、各区長、学校長を含めて富士市公明選挙推進協議会が開催されました
そこで12月2日より18日まで早速この協議会が主体となって市内各部落を巡回し25会場で、最近特に叫ばれている、公明選挙推進常時啓発運動の一つである「話し合い」の会を実施いたしました。
選挙は私達が私達の代表を選ぶことですから自分自身の意志に従って自由に選ぶことが当然なことです。しかし私達のなかにはあの人に頼まれたから、あの人に義理があるとか、というような事で候補者の人格や良識をみきわめずに投票する人があります。候補者のかかげている政策や人格はどうでしょうか、選挙運動期間中には、演説会、新聞広告等でよく見、よく聞く必要があります。この様なことを判断するためには平常から政治について正しい判断をすることが出来る力を養っておく必要があります。
このためには、いろいろな方法が考えられますが、皆さんで話し合うことがまず一番よい方法です。生活を通じて政治を考えてみましょう。夕飯の後の一時、家族の者で話しあうこともよいことでしょう。部落の人々、青年団、婦人会などでそれぞれテーマを持ちあって、話し合うこともよいでしょう。この様にして政治に対する正しい判断を養っておくことが、公明選挙の実現の一番早道かと思います。
選挙には金がつきものだと云うのはこのようなことが原因です。事前運動をするような候補者は入学試験のとき裏口入学をしようとする人と同じことで、金や地盤などがなければ当選することは不可能な人なのです。候補者はあの手、この手で事前運動をやります。これは絶対禁止ですから、うっかりこの手に乗って違反にひっかからぬ様、来年は特に私達の最も身近の選挙が予定されておりますので、今後一層この運動をおし進めて行きたいと思います。
‐ 写真あり ‐
現在教育委員会では、来年度新しく小学校へ入学する子女(就学予定者といいます)の学令簿を、昭和32年12月1日現在で、住民票をもとにして編成しております。
来年度の就学予定者は、昭和26年4月2日から昭和27年4月1日までの間に生まれた子女です。
昭和33年1月中旬頃は、就学予定者の保護者へ入学通知書就学前児童の身体検査の通知書などを、区長さんを経て送りますが、住民登録法上の住民票を基に作製した学令簿によって、これらの就学事務を行いますから、偶々住所の変更その他の理由で住民票に記載されていない場合には、該当していても、入学通知書は届きませんから、このようなときには、すぐに富士市教育委員会(市役所内)または田子浦、岩松支所へお問合せ下さい。
それから、昭和32年12月1日以・繧ノ、富士市へ新しく転住してきた子女の保護者の方が、特に注意しなければならないことがあります。
それは、前にも述べましたとおり、学令簿は、昭和32年12月1日現在で編成したものですから、転住してきたときに、教育委員会に届け出がないかぎり、学令簿には登載されないということです。そこで法律では「12月1日以後に住所地の変更があった場合には、その保護者は、すみやかに、新住所地の市町村の教育委員会に、その旨を届け出なければならない。」とあります。
ですから、就学予定者が、12月1日以後に富士市に転入してきたときは、その保護者は、市役所の戸籍課または田子浦、岩松支所へ住民登録をすると共に、教育委員会へも届け出さなければならないのです。
なお、身心の障害、その他やむを得ない事由により、入学の猶予又は免除、あるいは盲、ろう学校へ就学させないものがありましたら入学申立書(入学通知書と同時に配付いたします)にその事由を記入して、それに、医師の証明書等を添えて教育委員会に提出して下さい。
入学申立書は、来年度入学する児童の保護者はすべて提出しなければなりませんから、念の為申し添えます。
その他に、お解かりにくいことがありましたら、教育委員会へお問合せ下さい。
防犯連絡所とは
日日の新聞をごらんになってもおわかりのとおり、「浜の真砂」と共に、泥棒や、その他の犯罪はつきません。
警察は市民のみなさんが、枕を高くしてやすんで戴けるよう日夜努力致しております。
事件を解決し、あるいは犯罪を未然に防止するためには、みなさん方からの一刻も早い届出が肝心です。
このためには、一番身近な所から電話等の連絡が効果があることから、協力を得て市内に新たに62カ所の「防犯連絡所」を設置致しました。
警察、交番等が遠い所は、盗難、押売り、物もらいその他警察への連絡は「防犯連絡所」の木札のかかったお宅の電話を利用して届出をして下さい。呼出しは、「警察」だけで直ぐに通じます。(富士警察所)
お宅の子供さんにこんな「きざし」がありましたら特に注意してやさしく見守り子供の相談相手になって善導して下さい。
◎見廻品を気にしたり服装に関して不平などが多くなる。
◎家中で用いない様な言葉を好んで使う。
◎うそが多くなる。
◎小遣を欲しがり、又親が知らないものを持っている。
◎友人から借りたと云って高価なものを持っている。
◎ひそかに酒やタバコを口にする。
◎学校や勤続先へ出掛ける時間や帰る時間がマチマチとなる。
◎朝出かける時元気がない。
◎無断外出、外泊をする。
◎友達がこそこそ訪問する(口笛で呼ぶ等)
◎手紙や電話に敏感になる。
◎異性の話を好む。
◎卑わいな身振りや卑わいな歌をうたう。
(富士市青少年保護育成連絡会)
呼吸器系伝染病予防
冬は寒気と室内の暖房が特に呼吸器系統をいためやすい。日本の建物構造は一室に大ぜい人が集る事が多いことに12月1月は年末年始の行事が多くの人の往来がはげしいのでこの傾向が強い、呼吸器系統の病気が伝染するに最もよい時期である。己むを得ない事情で家庭で療養しなければならない結核患者のある家では特に冬の家族内感染に注意する必要がある。家庭内に於て出来るだけ隔離する様にしたいものです。
子供のいる家庭では乳幼児の感冒予防に努めて下さい。特に1月は新春気分に心もゆるみ油断をしては大変です。まだまだ肺炎は乳幼児死因の王座を占めている事を忘れないで下さい。ジフテリヤもそろそろ出始める時期です。己むなく風邪をひいた場合はマスクを掛けてなるべく他人に感染させない様に注意して下さい。
旅人とヘビ
一人の旅人が道ばたで凍えているヘビを見つけ、かわいそうだと助けてふところに入れ温めてやると、ヘビは命の恩人にかみつきました。旅人は大変怒ってヘビをしかると、そのヘビは「だって私はそもそも毒ヘビなのですから、人にかみつくのは仕方がありません。」といいました。そして旅人はついにその毒のために死んでしまいました。(この話はただ一つの童話にすぎませんが、なかなか味のある話だと思います。)
おそらく選挙でもこの毒ヘビのような候補者はないと思いますが、万一自分が投票して選んだ議員が良くない人であったならばどうでしょう。それはさきほどの毒ヘビのような候補者に投票した有権者に責任があるのです。あとになってくやんだり、フンガイしても追いつきません。だから今後選挙があるときは、候補者の演説をできるだけよく聞き、また公報をよくよんで、りっぱな人であることを充分たしかめて選挙するよう心がけましょう。
‐ 写真あり ‐
会計課(その8)
一、皆さんと一番縁が深いのでご存知と思いますが、次の用件の方は会計課へおいで下さい。
◎皆さんが納税をされるとき(納期限を守って下さい。)又手数料及び使用料を納めるとき。
◎皆さんが支払を請求し現金を受取られるとき。
以上の通りこの会計課は市役所の現金又は物品の出納及びその他の会計事務を取扱っております。この総括責任者には市の三役(市長、助役、収入役)の一人である収入役(岩間三郎)がおります。
二、その他の会計事務
物品の受入払出事務、決算事務、職員給与支払事務等この内決算は市民の皆さんにとって最も関心の深い事と思います。
といいますのは決算は、皆さんの負担された税金によって一年間市の政治がどのように行われたか、又どんな成果があったかを語る総くくりの成績書であり、又その経費の精算書であるからです。
決算が議会で認定されますとその告示を致します。更にこの広報ふじ等により公表する予定ですからお忘れなくご覧下さい。
懸賞「国保クイズ」問題
国民健康保険被保険者の世帯主は其の家□に転入転□の異動を生じた場合は会社工場等に□職退職等により社会保険へ□入脱退した場合は□日以内に市役所□届け□なければなりません
□□の末日は□□□税4期と□□税5期分の納期限です
応募規定
1、用紙は左の用紙をご利用ください。
2、締切、昭和33年1月20日
3、送先、富士市役所保険課
4、正解者20名(多数の場合は抽選による)に対し粗品呈上
5、発表、2月発行広報ふじ
‐ 図表あり ‐
(図表説明)・・・みんなで考えましょう
あなたの家庭職場から火事がおきたらまず通報
火事番へ
みんなで協力 初期消火
昭和32年12月1日現在
総人口 4万2,691人
男 2万1,269人
女 2万1,422人
世帯数 7,886世帯
(住民登録調)