第12回国民体育大会秋季大会は、10月26日から30日まで5日間静岡県下18会場で華々しく展開され、文字通り県市民総参加の実をあげました。特に本県出場選手は郷土の名誉にかけて、熱戦を展開し、地元の限りない声援に応えて初の天皇杯を獲得し「スポーツ王国静岡」の名声を全国にとどろかせました。
待望久しかった第12回国民体育大会バドミントン競技大会は、高松宮殿下のご臨席を戴き、華々しく挙行され、好評裡に無事終了することが出来ましたことは、市民を始め関係各位がこの大会の国家的意義と目的を深く理解され、積極的に協力された賜であります。
大会期間中の五日間順調な天候に恵まれ又、幸い事故もなく大会に参加した各都道府県の選手役員をはじめ参会者一同から期せずして非常な賞賛をいただき、この間少なからず本市の名声を発揚出来ましたことは、誠に市民を始め関係各位の熱心なご協力の結果であり重ねて厚く感謝いたします。
私は皆様と共にこの大会から学び取りました健康な不屈な精神をもって、今後一層本市勢の発展に努力をいたす覚悟を新たにするものであります。
富士市長 遠藤脩治
‐ 写真あり ‐
( 写真説明1)・・・開始式における全国各県の代表選手役員の整列
( 写真説明2)・・・開始式における選手宣誓（宣誓をするのは静岡県代表鈴木・西村の両選手）
( 写真説明3)・・・高松宮殿下をお迎えし、熱戦がくりひろげられた体育館
( 写真説明4)・・・一般男子ダブルスで静岡県選手の奮戦ぶり
( 写真説明5)・・・高校女子で健闘よく二位に入賞した静岡県選手
( 写真説明6)・・・お車で吉原市へ向かわれた両陛下
( 写真説明7)・・・熱心にバドミントン副会長の説明を聴き乍ら競技をご覧になる高松宮殿下
( 写真説明8)・・・市長のご案内で富士中学校をご覧になる高松宮殿下
( 写真説明9)・・・両陛下をお迎えしようと本町、銀座通りを埋めつくした市民
( 写真説明10)・・・高校女子二位に入賞し賞状を受ける静岡県西村選手