広報ふじ 昭和41年11月に吉原市と鷹岡町と合併した富士市広報紙の全記録

昭和31年 5月25日発行 内容

国民健康保険はなぜ必要でしょうか

 健康で明るい生活は誰でも望むところで今更申す迄もありません。しかし不幸にして病気になった場合、現在の経済事情の下で不安なく医者にかかれる人が何人あるでしょうかことに長い療養を要する病気にかかったときの経済的の苦しみは尚一層大きくなり遂には親から譲られた財産や長い年月を要して築き上げた尊い汗の結晶も療養に費してしまうようになってしまいます。
 これらの経済的重圧を防ぐために健康保険があります。
 会社や工場或は鉄道その他の所に勤めている人即ち勤人といわれる人は既にその勤め先の健康保険に加入しており、毎月の給料から少しづつ保険料を払っておくとあとは事業主や政府が負担して万一病気になったときでも安心して医師にかかれるようになっております。
 勤人やその扶養家族はこのようにして医療費の保障がなされその恩恵に浴しているのに農家の人や商家の人にはこの保障なされておりません。したがってひとたび病気になった場合その費用は全額個人が負担をしなければなりません。そこでこれらの人も一部の負担をすることによって安心して医師にかかれる制度が是非共必要になってくるわけです。この保障をするのが「国民健康保険」です。国民健康保険の実施については市民の皆様からも強い要望あり当市に於ても速やかに実施すべくいろいろ準備を進めてきたのですが、愈々来る7月1日を期して実施する  国民健康保険に対しては政府も多額の補助金を出し市自体も勿論相当の負担をするので個人の負担は当然軽くなるわけであります。皆さんの負担は勤人のような方法で負担していただくわけにいきません。そこで保険税として他の納金と同様な方法で納めていただくことになります。負担の割合は市民税や固定資産税の額の多少被保険者の数の多少等によって決まるのですがこれは皆さんの健康を守り明るく楽しい生活を築く原動力となるものであります。
 どうか皆さん「富士市国民健康保険」の誕生に絶大の御期待を願います。

青年学級だより

  「青年学級」をごぞんじですか。青年学級は若い人が働き乍ら勉強が出来るように1週2回位、夜間無料で1年間主として各々地区の中学校で愉快に勉強させるところです。来年3月をもって終わり修了証書を与えます。進んで受講するよう又父兄の方は当人にすすめて受講させて下さい。
今年の青年学級
岩松地区の青年学級5月3日、富士地区の青年学級5月14日、田子浦青年学級5月17日各々開講式を行い科目を相談し決めました。
その科目、岩松では職業(農業、工業)家事(作法、調理、手芸、生活改善)一般教養(社会研究、読書、音楽、弁論、体育、演劇)富士では職業(自動車実技理論、孔版技術、簿記、農業研究)家事(作法、調理、手芸)一般教養(社会、弁論、音楽、書道、読書研究)田子浦では職業(簿記、農業研究)家事(調理、作法、手芸)一般教養(郷土研究、書道、音楽、体育、時事問題、弁論)です。まだ受講申込みをしない人はなるべく早く各々地区の青年学級主事(中学校長代理)に申込み下さい。青年期は人生の危期といわれて居ります。お互いに注意すべきで

試運転ナンバー 手数料改正

今般道路運送車両法及び地方公共団体手数料の一部改正があり5月10日より1両につき100円となりました。

社会福祉協議会報

社会福祉協議会も発足以来3年を数え市民の方々の御協力と、御理解により、福祉事業も着々とその成果を納めております事を、深く感謝申し上げます。3月28日、昭和30年度の総会を開催し、次の役員が選任されましたので御知らせします。
一、会長 漆畑五六
一、副会長 加藤伊作 秋山てる
一、理事 山田金吾 荻原芳作
   加藤玉英 芦原大作
   野崎基夫 吉田甫
   時田恒弥 米山誠
   佐野新吉 佐野文作
   常盤宗作 八木安一
   松尾ふみ 影山てる
   井上志こ 
一、監事 鳥居一好
   佐藤恵温
   植田作太郎
昭和31年度の事業大要
1、青少年福祉対策推進
2、ヒロポン禍徹底撲滅
3、戦犯釋放引揚促進運動に協力
4、軽費診療の実施
5、新生活運動推進
6、世帯更正厚生運動推進
7、法外援護の実施

◎社会事業資金として、左の方から寄附金がありました。
▲事業資金として
金1万円 国久木村信一殿
▲クラス会費を節約して
金65円 富士中3年クラス会殿
▲売上利益金の一部の内
金50円 中島新道町広瀬よし殿
▲拾得金を受け取る
金104円 中町 伊藤よし殿

新作小噺「落し話」もへじ長屋(第4編)

胸おどる――若葉は馨る5月晴「おや六ぢゃないか、何処へ行って来た」「納税だよ、今月は5月じゃないか自転車、荷車税の月だよ納期限前にキチンとな。俺が組合の当番になり手抜かりねえハハ……虎さんお前はどこへ行く」「へへ……今日は父の日だアな富士市主催の競輪へ行く」「エ?父の日なんて誰に聞いた」「お前馬鹿だな、父の日ってのを知らねえのか、じゃ俺が教えてやらあ……此の間のことよ、小虎の奴が暦を見て(5月5日は僕の日だ、13日はお母ちゃんの日だ、ハハ……)抜けてるよ、いつも抜けてるから暦からも抜かされた」ッてな」「も

公民館だより

平和の春に新しく郷土を興すよろこびも公民館のつどいからとけあう心なごやかに自由の朝をたたえよう。

◇公民館利用回数人員調 (富士公民館)
年度 昼夜計 利用人員
昭27年度 233 9,920
昭28年度 291 1万1,978
昭29年度 544 1万7,343
昭30年度 568 1万7,172
施行以来利用者は増加しています公民館は市民の皆様の御利用を御待ちして居ります。会合の予定が決まったらなるべし早く市教育委員会へ御申込み下さい(認印持参の上)

◇図書閲覧人員調
(館内)
年度 閲覧人員 1日平均
昭和27年度 6,539 25
昭和28年度 1万91 34
昭和29年度 6,751 24
昭和30年度 6,294 21

(館外)
年度 閲覧人員 1日平均
昭和27年度 1,159 5
昭和28年度 5,809 20
昭和29年度 3,396 12
昭和30年度 2,245 8
図書閲覧者が最近少ない様に思われます。勤務上館内閲覧の暇のない方には貸出も致します。どうぞ皆様の公民館文庫を充分御利用下さいます様御願い申し上げます。

市内区長一覧 5月1日現在

 市内各部落において年度替わりの関係もあり区長の選任更迭が行われておりましたが、現在までに届出のあったもの及び引続き在職している方々は次の通りであります。なお今後区長の更迭のあった場合御面倒でも総務課まで届出て下さい。

部落名 区長名
高島 田中徳次郎
藤間 渡辺幸一
川原宿 小川和作
塔之木 三枝正男
南本田 滝川武司
五味島 花崎勝
本市場 高田武雄
本州社宅 田辺正美
国久 井出貞作
本市場新田 時田武夫
松本 遠藤隆一
中島上町 松山惚作
中島下町 佐野武雄
中島新道町 渡辺一之
柚木 佐野延一
平垣一町内 赤池一雄
平垣二町内 小長井豊作
平垣三町内 田沢泰次郎
平垣四町内 杉浦信雄
本町 市川幸作
中町 田中義作
上横割 佐野藤吉
十兵衛南 笹山林之助
十兵衛北 町田勝利
下横割南 鳥居重郎
下横割北 加藤源治
水戸島上 大芝彦十
水戸島中 渡辺玄吾
水戸島下 熊王藤一
森島 鈴木栄作
宮下 大石兼雄
東芝蓼原社宅 柏木義徳
東芝水戸島社宅 逆井高雄
大昭和社宅 安田周一郎
浅間町 杉沢茂男
四ツ家 望月国作
浦町 松島宇三郎
林町 鈴木司
新町 久保田義雄
橋下 佐野沢吉
四丁河原上 溝口和三郎
四丁河原下 前島新作
水神 影山健次郎
上町 西川孫八
下中 米山岩雄
瀬戸河原 若竹秀三
東田 影山浅司
旭町 小島鉄英
滝戸 佐野勝雄
上中 荒岡愛造
柳島 吉村五郎
川成島 望月源作
東宮島 漆畑笑一
西宮島 立田永吉
上五貫島 川口四郎
下五貫島 仲沢彦作
新田助六 大竹弘司
三四軒屋 斉藤和一
靖国 野中俊雄
新浜 時田栄作
中丸 米山寛造
小須 川久保良作
田子 渡辺孝次郎
鮫島 渡辺清十郎
前田新田 遠藤木吉
前田 鈴木福一

お知らせ

◎住民登録 転入転居の届は14日以内戸籍課又は支所へ

◎5月の納税 自転車荷車税 5月31日限り

◎富士市の人口 昭和31年5月1日現在
総人口 4万1,773人
男 2万812人
女 2万961人
世帯数 7,549世帯
(住民登録調)