昭和29年度の富士市のしごとはこの予算ですすめられています
予算は一年間の役所のかかりの目安です。
市民の皆さんの幸福と利益のため法律でやることをきめられているもの、役所の独自で行うものなどいろいろな役所の仕事を行うために必要な経費をきめているものですから、この予算こそ役所の仕事の内容の計画表といえます。
この予算の案は市長が樹て市民の代表者である市議会でよく審議されて決定されるもので市長はこの予算は忠実に実行に移すわけです。
‐ 図表あり ‐
( 図表説明上)・・・昭和29年度富士市予算総括表(一般会計)
( 図表説明下)・・・昭和29年度富士市予算総括表(特別会計)
( 円グラフ説明)・・・昭和29年度一般会計当初予算百分比(歳入・歳出)
昭和29年度の当初予算の中より主なるものをあげましたが、この合計額は約2億円ほどになります。現年度の税収入は、1億4,000余万円の見込計上ですから市民の皆さまからの税収に対し、ここに示した主なる経費だけでも既に6,000万円近い額がより多く支出されます。これはすべて政府資金その他の導入に努めてこれにあてているからです。即ち総予算約4億円は納めていただく税の2倍以上のものになり、それだけサービス量を増やしているわけです。
‐ 棒グラフあり ‐
( 棒グラフ説明)・・・一般会計及特別総額
( 棒グラフ説明)・・・昭和29年度一般会計当初予算百分比(歳出)