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【広報ふじ令和元年】富士市総合防災訓練

災害に備える
〈9月1日(日曜日)富士市総合防災訓練を実施します〉

自分の身を守るために、積極的な参加をお願いします

6月の山形県沖を震源とする地震や、7月に九州で発生した豪雨など、ことしも各地で自然災害が発生しています。
こうした災害は決して人ごとではありません。
9月1日(日曜日)には、南海トラフ地震が突然発生したことを想定し、市内全域を対象に防災訓練を行います。皆さん一人一人が災害発生時の状況をイメージし、防災対策を進めるきっかけにしましょう!

◆タイムスケジュール ※防災訓練の同報無線は、災害時と同じ流れで放送します。

■9月1日(日曜日)8時29分
緊急地震速報の同報無線放送
「訓練、地震です。訓練、地震です。強い揺れに警戒してください(繰り返し)。」

地震発生

●取り組みポイント
□あらかじめ備えていた手段で緊急地震速報を確認する
□実際に机の下など危険を避けられる場所で、頭や身を守る行動をとる
※ガスメーターは、強い揺れを感知すると自動的にガスの供給を遮断します。無理をしてガスコンロの火をとめに行く必要はありません。

■8時30分
地震発生の同報無線放送
「訓練、地震発生(繰り返し)。〈サイレン〉」

●取り組みポイント
震源が富士市に近い場合、緊急地震速報★1が間に合わないこともあります。次の取り組みを通して、地震に備えましょう。
□転倒しそうな家具や家電がないか確認する
※ふだんから身を守る行動がとれないほどの強い揺れをイメージし、家の中を再点検するほか、昭和56年5月以前に建てられた木造住宅に住んでいる人は、無料の耐震診断を受ける(耐震補強について詳しくは6ページ参照)。

■8時33分
大津波警報を発表、津波避難対象区域に避難指示(緊急)の発令を同報無線放送
「〈サイレン〉訓練、大津波警報が発表されました。海岸付近の方や津波避難対象区域の方は、高台に避難せよ(繰り返し)。」

震度情報を同報無線放送
「訓練広報。ただ今の地震は震度6強でした。火の元を確認し、火災の発生に注意してください。また、今後の情報に注意してください。こちらは広報ふじです。」

●取り組みポイント
□津波避難対象区域★2や急傾斜地(崖地)の近くに住んでいる人は、避難目標地点に避難する
□停電した想定で通電火災★3に備え、ブレーカーを落とす
□家族の安否確認を行う
※防災週間(8月30日〜9月5日)中は、「災害伝言ダイヤル(電話 171)」や、インターネットを利用して被災地の人の安否確認を行う「災害用伝言板(web171)」の体験利用ができます。
□近所の人と声をかけ合う
-図表あり-
(図表説明)災害用伝言板(web171)イメージ

■8時33分以降
各自主防災会で防災訓練を実施
9月1日以外に実施する町内会(区)もあります。

●取り組みポイント
□組(班)単位で安否確認を行い、町内会(区)の集合場所や本部に連絡する
□自主防災活動(防災訓練)に参加する(訓練の内容は町内会(区)により異なります)
-写真あり-
(写真説明)安否確認訓練の結果を地図にまとめ、町内の被害状況を把握
-写真あり-
(写真説明)初期消火活動の訓練

◆用語説明

★1 緊急地震速報
地震発生直後に、各地の強い揺れの到達時刻や震度を予測し、可能な限り素早く知らせるための情報です。テレビ、スマートフォン、ラジオなどでお知らせします。
市では、震度5弱以上の緊急地震速報を受信した場合、同報無線(屋外スピーカーや富士市防災ラジオ)で自動的に放送します。
-写真あり-
(写真説明)富士市防災ラジオ

★2 津波避難対象区域
鈴川本町、鈴川町3・4・5、依田橋、前田、前田新田、鮫島、田子、小須、中丸浜、中丸丘、江川の各町内会(区)の一部です。あらかじめ各自で避難目標地点を決めておきましょう。

★3 通電火災
災害に伴う停電が復旧するときに、漏電などにより起こる火災のことです。
市内では発災直後に89%が停電すると想定されています。
通電火災を防ぐため、ブレーカーの位置や落とし方を確認しておき、停電したらブレーカーを落としましょう。また、地震の揺れを感知し、自動的にブレーカーを落とす防災グッズなどもあります。

◆安否確認の方法を再確認しましょう!


さまざまな自主防災活動の中で、最初に取り組むべきことが、住民の「安否確認」です。防災訓練の際に次のポイントに注意しながら、安否確認の方法を確認しましょう。

(1)「無事な人」が無事を報告します
安否確認の目的は、けが人などの「対応が必要な人」を明らかにすることです。「無事な人」の報告が集まることで、対応が必要な人が判明します。
※「報告がない=対応が必要」と考えます。
-図表あり-
(図表説明)「無事な人」が無事を報告するイメージ図

(2)みずから報告に行きます
報告は町内の役員などに聞かれるまで待つのではなく、みずから行きます。これにより、町内全体の情報が迅速に集約でき、応急対策に早く着手できます。報告先を確認しましょう。
-図表あり-
(図表説明)みずから報告に行くイメージ図

(3)事前の準備として安否確認シートを作成しましょう
報告先には、家族構成とその安否や住宅の被害状況などの報告をします。ここでは、多くの情報が集まるため、平常時に世帯構成をまとめた名簿(安否確認シート)を作成しておくことで、災害時に迅速な確認ができます。

安否確認の方法について詳しくは、市ウェブサイトをごらんください。
【市ウェブサイト】くらしと市政→防災・安全安心→防災→自主防災活動→大規模災害発生時の住民の安否確認について

問い合わせ/防災危機管理課 電話 55-2715 ファクス 51-2040 
Eメール bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp
添付ファイル
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