【広報ふじ令和元年】みんなでごみの減量に取り組もう!
〈みんなでごみの減量に取り組もう!〉
平成30年度富士市の1人1日当たりごみ焼却量は約659グラムで、目標値の645グラムまで削減できませんでした。
ごみの分別の徹底や生ごみの水切りなど、1人1人が少しずつ意識をし、ごみ減量を目指しましょう!
■燃えるごみには何が入っている?市内のごみの中身を調査しました
ことしの5月に、市内4か所の集積所を無作為に抽出し、燃えるごみとして出されたごみの中身を調査しました。
燃えるごみの中には、12・4%の資源ごみが混入されていました。また、生ごみのうち、まだ食べられる食品を捨ててしまう「食品ロス」は2・5%でした。この2つのことに気をつけると、約15%のごみを削減できます。
資源ごみはリサイクルに、食品は使い切り・食べ切りにご協力ください。
-図表あり-
(図表説明)市内のごみの中身を調査した円グラフ
■燃えるごみへの混入資源ワースト3
(1)古紙(その他の紙)
燃えるごみに特に多く混入していたものが、「その他の紙」です。隔週土曜日に集積所で行う古紙回収では、新聞やダンボールなどだけでなく、ティッシュペーパーの空き箱や窓つき封筒、レシートなどさまざまな紙製品を回収しています。ビニールやホッチキスの針がついている紙や、シュレッダーにかけた紙でも回収可能です。リサイクルできるか迷った紙製品は、「その他の紙」として集積所に出してください。民間企業が設置している市内の古紙回収ボックスでは対象外の紙も、集積所の回収に出すことができます。「その他の紙」は、資源物専用袋か紙袋に入れて出してください。
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(写真説明)資源物専用袋と紙袋
(2)衣類
月1回の集積所回収のほか、市役所やまちづくりセンターなどに設置された回収ボックスに出すことができます。Tシャツやタオル、靴下など多くの種類を資源として回収しています。
破れやしみがある服でも、フェルトなどの材料にリサイクルするので、資源ごみとして出してください。
※座布団・クッション・枕などは対象外です。燃えるごみとして出してください。
-写真あり-
(写真説明)回収ボックス
(3)プラスチック製容器包装
プラスチックマークのある容器包装は、週1回のプラスチック製容器包装の日に出してください。付着した汚れは、資源物専用袋に入れたときに他の容器包装に移らない程度に落としてください。例えば、「スナック菓子の袋は食べかすを払い落とす」、「カップ麺の容器は水で軽くすすぐ」など、洗剤で完璧に汚れを落とす必要はありません。
※詳しくは、広報ふじ6月5日号と一緒に世帯配布した、「ごみへらしタイムズ」65号をごらんください。
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(写真説明)プラスチック製容器包装
■みんなで なくそう 食品ロス
平成28年の推計値では、日本全体で年間約643万トンもの食品ロスが発生しています。これは、世界の食糧援助量の約2倍の量で、全国的な問題となっています。
写真は、富士市の燃えるごみの中に入っていた手つかずの食品です。市内の家庭から出るごみの中には、このような手つかずの食品が年間約1,250トン入っていると推計されています。
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(写真説明)燃えるごみの中に入っていた手つかずの食品
■食品ロス削減のためにできること
○買い物に行く前に冷蔵庫を確認し、使い切れる量の食材を買う
○残っている食材から使う
○食べ切る量の料理をつくる・注文する など
■冷蔵庫の片づけ方を工夫してお得に食品ロスを減らそう!
食材を種類ごとに透明な容器に入れて使い忘れ防止、朝食で使うものはひとまとめにする、食材・調味料ごとの指定席を決めて二重買い防止など、冷蔵庫の片づけ方を工夫すると食品ロスを削減できます。
また、詰め込み過ぎや無駄な開け閉めがなくなり電気代と料理時間も削減できます。掃除もしやすく気分スッキリ!
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(写真説明)冷蔵庫の片づけ方
■夏こそ生ごみを減らそう!
夏は、食品が傷みやすい季節です。食べ切れる量の食材を買うことで、家計に優しく食品ロスを減らしましょう。
■生ごみぎゅっと一絞り
水を含んだ生ごみを、捨てる前にぎゅっと一絞りするだけで、ごみを8%も減量することができます。また、水分が少ないほど生ごみのにおいも抑えられるので一石二鳥です。
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(写真説明)生ごみをぎゅっと一絞り
◆生ごみで自家製肥料をつくってみよう!
家庭菜園などを楽しむ人は、生ごみで肥料をつくってみましょう。
(1)バケツに生ごみを入れ、ぼかしをふりかける
水切り穴をあけたビニール袋をバケツにかぶせ、その中に生ごみとぼかし(もみ殻や木くず、米ぬかなど)を入れます。ビニール袋に開けた穴から余分な水分が落ちるので、腐りにくくなります。
※あらかじめバケツの底に不要な植木鉢などを入れて底上げすると水切りしやすくなります。
-写真あり-
(写真説明)バケツに生ごみを入れ、ぼかしをふりかける
(2)ふたをして約1週間熟成(発酵)させる
微生物が活動し、生ごみが発酵します。微生物は酸素を嫌うため、ふたをしっかり閉めてください。
途中でビニール袋から出てきた水分は1,000倍に薄め、液肥として活用しましょう。
「生ごみの漬物」のようなものなので、熟成後も生ごみの形は残ります。
-写真あり-
(写真説明)ふたをして約1週間熟成(発酵)させる
(3)土と混ぜて分解する
畑などで使用する土とまぜて、肥料を分解させます。夏は、2週間程度で分解されます。
熟成直後の肥料は酸性が強く、植物の根を痛めてしまうため、植物から離して埋めるか、土とまぜて分解が終わってから使用してください。
-写真あり-
(写真説明)土と混ぜて分解
■バケツを無料配布中!
市役所10階の廃棄物対策課で無料で配布しています。希望する人は、簡単な報告書の提出にご協力ください。
-写真あり-
(写真説明)バケツ
■インスタグラムをごらんください!
食品ロス削減リーダーのむすびんが食品ロスに関する情報をインスタグラムで発信しています。
「むすびん」で検索・フォローしてください!!
-写真あり-
(写真説明)食品ロス削減リーダーのむすびん
-写真あり-
(写真説明)二次元コード
問い合わせ/廃棄物対策課 電話 55-2769 ファクス 51-0522
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