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【広報ふじ令和元年】大雨による土砂災害に備えましょう

<大雨による土砂災害に備えましょう!>

梅雨の長雨の時期は大量の水分が土にしみ込み、「がけ崩れ」「土石流」「地すべり」といった土砂災害の発生する危険性が高くなります。集中豪雨や台風による土砂災害が全国的に増加しており、昨年は全国で3,451件(集計を開始した昭和57年以降最多)の土砂災害が発生しました。
今回は、土砂災害から命を守るための4つのステップを紹介します。

日ごろから家庭や地域で、次の4つのステップについて話し合っておきましょう。

●ステップ1 土砂災害の危険区域を知る

市内には、土砂災害の危険区域が231か所存在します。皆さんの自宅周辺に存在する土砂災害の危険区域を「富士市防災マップ」(平成26年4月以降、転入世帯を含む全世帯配布)や「ふじタウンマップ」(市ウェブサイト「くらしと市政」トップページ右下)で確認しておきましょう。
「富士市防災マップ」は、市ウェブサイトでも閲覧できます。
【市ウェブサイト】くらしと市政→防災・安全安心→防災→防災情報→富士市防災マップについて
-写真あり-
(写真説明)富士市防災マップ

土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)
土砂災害警戒区域(イエローゾーン)
土砂災害の危険区域を確認しておきましょう
-写真あり-
(写真説明)危険区域マップ

●ステップ2 避難先を決める

土砂災害からの避難の原則は、「土砂災害の危険区域から出る」ことです。
日ごろから、親戚や知人宅、町内会(区)の公会堂など、危険区域外の避難先を決めておき、冠水などの危険を避けた避難経路を設定してください。また、公会堂などを避難先にする場合は、鍵の管理についても、地域で話し合っておきましょう。
-写真あり-
(写真説明)土砂災害の危険区域
風雨が強まる前の早い段階で、土砂災害の危険区域外に避難するのが重要です

■チェックポイント
我が家の土砂災害からの避難先は?
□親戚や知人宅
□町内会(区)の公会堂
□各地区まちづくりセンター(土砂災害に関する避難情報が発令された場合に開設)

■避難がおくれてしまった場合は「いっとき待避所」への避難を!
「いっとき待避所」とは、自宅や近隣の頑丈な建物の2階以上のうち、土砂が襲ってくる方向からできる限り離れた部屋のことで、避難がおくれてしまった場合に緊急的に待避する場所のことです。
既に周囲で道路冠水や土砂災害が発生しているなど、屋外に出ることが危険な状態であれば、「いっとき待避所」へ避難してください。
【いっとき待避所】
・自宅の2階以上
・近隣の頑丈な建物の2階以上
・がけ崩れ・土石流が襲ってくる方向からできる限り離れた部屋
-写真あり-
(写真説明)いっとき待避所

●ステップ3 土砂災害からの避難のタイミングを知る

今年度から、避難に関する情報や気象情報を「警戒レベル」として5段階に分け、危険区域に住んでいる人などがとるべき行動を段階に応じて明確化しました。

■避難に関する情報
避難に関する情報は、危険区域に住んでいる人などに避難行動を促すため、気象情報や土砂崩れなどの前兆現象を捉えた場合などに市の判断で発令します。なお、新たな情報として運用を開始する「警戒レベル5災害発生情報」は、災害が発生している状況を確実に把握できるものではないため、必ず発令するものではありません。

■気象情報
気象情報は、降雨量などをもとに気象庁が発表するもので、今年度から「警戒レベル3 大雨警報(土砂災害)」など、警戒レベルと気象情報がセットで発表されることになりました。気象情報は、テレビ、ラジオ、スマートフォンなどの身近なものを利用し、みずからのタイミングで情報を入手することができます。

■避難のタイミング
危険区域に住んでいる人などが、大雨時に土砂災害からの避難を開始するためのタイミングは、「警戒レベル3 高齢者等避難」、「警戒レベル4 全員避難」の2つです。高齢者などで自分だけで避難することが困難な人は、避難を手助けしてくれる支援者と避難について平常時に相談しておくなど、「自分の命は自分で守る」という意識を持ち、いざというときに迷いなく適切な行動をとれるよう、日ごろから備えておくことが重要です。

-図表あり-
(図表説明)避難のタイミングを明確化

●ステップ4 情報の入手手段を確保する

気象や避難に関する情報をどのような手段で入手するか事前に確認し、情報を得る練習をしておきましょう。

(1)テレビを使った情報収集
テレビのリモコンの「dボタン」を押すと表示されるデータ放送で、市内に発表されている気象警報や降水量、指定避難所の開設状況などを知ることができます。
-写真あり-
(写真説明)dボタン

(2)同報無線を使った情報収集
市は、「避難に関する情報」だけでなく、「大雨警報」などの気象情報を同報無線でお伝えします。しかし、大雨のときには、屋外のスピーカーからの情報が聞き取りにくくなるため、「富士市メールサービス(同報無線情報)」の登録や、「富士市防災ラジオ」の準備をしておきましょう。
-写真あり-
(写真説明)富士市防災ラジオ

【同報無線情報登録用メールアドレス】
 Eメール t-fuji@sg-m.jpに空メールを送信してください(下記二次元コードも利用できます)。
-写真あり-
(写真説明)二次元コード

問い合わせ 防災危機管理課 電話 55-2715 ファックス 51-2040 Eメール bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp
添付ファイル
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