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【広報ふじ平成30年】新しい総合体育館の整備を目指します

〈新しい総合体育館の整備を目指します〉

これまで、富士市のスポーツ施設整備における課題であった総合体育館の整備に向けて、具体的な取り組みの第一歩となる「富士市総合体育館整備基本構想」を策定しました。その内容や、今後の流れを紹介します。

問い合わせ/スポーツ振興課 電話 55-2722 ファクス 57-0177 Eメール si-sports@div.city.fuji.shizuoka.jp

◆策定の経緯

この基本構想は、東京オリンピック・パラリンピックの開催決定をきっかけにスポーツを取り巻く環境が大きく変化していることや、公共施設の老朽化などによる本市の財政的な課題などを踏まえ、改めて現状分析を行った上で策定しました。策定には、平成21年に学識経験者やスポーツ団体関係者、市民で構成する委員会から提出された報告書や、平成29年度世論調査「スポーツ」の調査結果を参考にしています。

◆新しい総合体育館の基本コンセプト

●必須条件
各種競技大会やスポーツ教室などが実施でき、市民スポーツの推進を図ることができる施設とします。
●戦略的位置づけ
体育館単体としてだけではなく、富士総合運動公園全体としての価値を高められる施設、合宿を中心としたスポーツ交流・スポーツツーリズムを推進できる施設とします。
●事業手法
(1)市民サービスの向上、建設コストの低減と平準化、収益性を考慮し、民間事業者との協働を検討します。
(2)総合体育館には武道場を整備せず、富士体育館を武道優先施設として位置づけることで、総合体育館のスリム化を図ります。

◆基本理念と目標

新しい総合体育館の目指すべき方向性を示した基本コンセプトを具現化するため、基本理念と目標を設定しました。

基本理念
「富士山のふもと、市民の豊かなスポーツライフを支え、様々な人々が交流する元気創造の場」

目標(1)
「する、みる、ささえる」場の創出
●競技スポーツと生涯スポーツが両立する多機能型の施設
●各種大会の開催が可能な施設
●高齢者や障害者などに優しく、誰もが安心して使用できる施設
目標(2)
「市民交流の場」の形成
●市民が集い、ふれあい、交流する拠点施設
●市民の健康づくり、体力づくりで活用
●各種イベントを開催
●災害時の活用を視野に入れた強固な施設
目標(3)
「交流人口拡大」の拠点整備
●スポーツを通じた観光交流の場
●合宿を中心としたスポーツ交流・スポーツツーリズムを推進できる施設
●富士総合運動公園全体としての価値を高められる施設

◆建設場所はどこ?

東名・新東名高速道路のインターチェンジから近く、富士山の眺望がよい上、既存のスポーツ施設が充実していることから、第四次国土利用計画(富士市計画)で「スポーツウェルネス交流ゾーン」内に設定されている富士総合運動公園内を基本とします。

◆今後の流れ

本年度は、この基本構想をもとに、より詳細な規模や機能、事業を示す基本計画を策定します。
基本計画は、富士総合運動公園全体の将来構想などを踏まえ、市民の皆さんや関係団体、民間事業者から意見を聞き、策定します。その後、基本設計・実施設計を経て建設に進みます。

◆建設までの流れ

(1)基本構想(現在は、この段階)
総合体育館の必要性や基本理念などの考え方を整理したもの
(2)基本計画
詳細な規模や機能を示し、その後の設計のもとになるもの
(3)基本設計
敷地条件や法令などを考慮して、基本的な図面としてまとめたもの
(4)実施設計
実際に工事を行うために、詳細な図面や積算としてまとめたもの
→建設工事へ
添付ファイル
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