【広報ふじ平成30年】7日分の水を備蓄しましょう
災害時はどれくらいの飲料水が必要?7日分を備蓄しましょう!
私たちの身体の6〜8割を占める水分は、生命を維持する上で重要な役割を担っています。大規模な災害時には、長期間断水し、給水支援の開始にも時間がかかることが想定されます。命を守るために、各家庭で「水」を備蓄しましょう。
問い合わせ/上下水道営業課 電話 55-2800 ファクス 53-2745 Eメール jyouge-eigyou@div.city.fuji.shizuoka.jp
◆災害時における「水」
過去の地震や水害などの自然災害では、水道が使えない「断水」により、被災者は不自由な生活を強いられました。水は、飲料水をはじめ、生活用水としても、あらゆる場面に欠かせない存在です。また、給水支援を開始できるまでには、1週間程度かかることが想定されますので、家庭での備蓄が必要です。
◆飲料水を7日分備蓄しましょう
1日に、大人1人につき約3リットルの飲料水が必要だと言われています。
そのため、3リットル×家族の人数×7日分備蓄しましょう。あわせて、水の運搬に便利な、給水袋やポリタンクを備えておきましょう。
一般的な飲料水は賞味期限を2年間としているものが多いため、定期的に調理に使うなどして消費し、新しいものと交換する習慣(ローリングストック法)をつけておくことをお勧めします。
◆生活用水を節約するために
災害発生時、生活用水を節約するためには、左記を備蓄しておくと便利です。
●ラップ(食事のときに皿にかぶせて、洗い物を減らす)
●ビニール手袋(調理時の衛生管理)
●ウェットタオル(体を拭く)
●マウスウォッシュ
●水のいらないシャンプー
◆大規模地震が発生すると
建物への被害はなくても、いつも使っている水洗トイレが使えなくなる可能性があります。
地震発生
↓
停電、排水設備や上・下水道の破損などが発生する
↓
震度5弱以上の地震が発生すると断水する(停電で断水することもあります)
↓
排水設備や下水道が破損した状態で無理に水を流すと、詰まったり汚水が逆流したりすることがある
◆被害を最小限にするために
市は、市民の皆さんに安心・安全な「水」を届けるため、巨大地震などの大規模災害時における上下水道の被害や生活への影響を最小限に抑えるよう、さまざまな取り組みを行っています。
【防災訓練】
水道業務継続計画(BCP)に基づき、定期的な防災訓練を行うことで、災害時における早期の復旧や給水方法を研究しています
- 写真あり -
( 写真説明 )防災訓練の様子
【水道施設の耐震化】
市内の水道管に、接合部分が伸縮する耐震管を使用することで、災害に強い水道を目指しています
- 写真あり -
( 写真説明 )接合部分が伸縮する耐震管
写真提供/(一社)日本ダクタイル鉄管協会
【災害時の協力体制】
(公社)日本水道協会中部地方支部と相互応援協定を結んでいる近隣の自治体のほか、市内の水道指定工事店や、水道の資材販売店、ガソリンスタンドなどと協定などを結び、災害時の協力体制を築いています
〈防災ミニ情報〉
●防災ラジオの取り扱いについて
防災ラジオの電源ケーブルは、経年劣化により被膜が傷むことがあります。劣化している防災ラジオを使用すると感電や火災の原因になりますので、使用を中止してください。なお、買いかえを希望する場合は、防災危機管理課で有償配布しています(1台1,000円、松野地区用1台2,000円)。
※電源ケーブルのみの販売はしていません。
●「ふじBousai2018」出展者など募集
とき/11月17日(土曜日) 10〜14時
ところ/ふじさんめっせ
内容/(1)屋内のブースで、防災用品の展示や販売(2)屋外展示場で、飲食物を販売
対象/(1)市内の防災用品事業所・販売店(2)市内のケータリング事業者
出展料/無料
申し込み/(1)(2)とも8月22日(水曜日)までに、直接または電話で防災危機管理課へ
※出展基準など詳しくは、防災危機管理課にお問い合わせください。
問い合わせ/防災危機管理課 電話 55-2715 ファクス 51-2040
添付ファイル
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