【広報ふじ平成30年】「ふじパワフル85計画Ⅴ」を策定しました
住み慣れた地域でいきいきと暮らすために
「ふじパワフル85計画Ⅴ（ファイブ）」を策定しました
市は、平成30～32年度の3年間を計画期間とする第8次高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画「ふじパワフル85計画Ⅴ」を策定しました。
この計画は、「互いに支え合い、健やかに安心して、いきいきと暮らせるまちをめざして」を基本理念とし、いきいきと暮らす高齢者像を、前計画に引き続き、「活力と魅力ある85歳」と定めています。
「地域包括ケアシステム」の構築
団塊世代と言われる皆さんが75歳以上（後期高齢者）となる2025年に向け、高齢者が住み慣れた地域でいきいきと暮らしていけるよう、医療、介護、介護予防、生活支援、住まいが包括的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築をさらに推進していきます。
富士市の総人口の推移と高齢化率の変化予測
総人口は減少傾向が続く見込みです。高齢者人口は年々増加するのに対し、年少人口及び生産年齢人口は減少し、高齢化率が上昇すると予測されています（左グラフ参照）。
- 図表あり -
（図表説明）富士市の総人口の推移と高齢化率のグラフ
施策の体系
地域包括ケアシステムを構成する医療、介護、介護予防、生活支援、住まいの要素に介護給付の適正化を取り入れ、5つの基本目標を設定しました。
【基本目標】
（1）生きがいづくりと介護予防の推進
（2）医療と介護の連携
（3）生活支援サービスの充実
（4）介護給付の適正化
（5）暮らしやすいまちづくり
※計画では、各基本目標の達成に向けた「推進施策」と、その施策を具現化するための「具体的な施策」を体系化しています。
重点的な取り組み
（1）高齢者だけでなく若い世代の人も興味を持ち、「参加しやすい健康づくり」、「介護予防」などの取り組みを進めるとともに、要介護状態の重度化を防止するための取り組みを推進します。
（2）高齢者が安心して住み慣れた地域で自分らしく生活でき、望んだ場所で最期を迎えることができるよう、医療と介護の連携を強化し、在宅療養が行える体制整備を図るとともに、市民に在宅療養・在宅看取（みと）りについて周知を図ります。
（3）地域において中心的な役割を担っている地域包括支援センターの体制を強化するとともに、小学校区を活動単位とする小圏域を設定し、高齢者地域支援窓口の増設を図ります。
新たな介護保険料
平成30～32年度の介護保険サービスの利用見込みや地域支援事業費見込み、高齢者人口の推計などから、第1号被保険者（65歳以上の人）1人当たりの介護保険料基準額を月額5,600円と定めました。
所得段階の多段階設定や公費による保険料軽減の強化、介護給付費準備基金の取り崩しなどにより、負担能力に応じた保険料を設定しています。
「ふじパワフル85計画Ⅴ」及び介護保険料について詳しくは、全戸配布した「ふじパワフル85計画Ⅴ－家庭用保存版－」や市ウェブサイトをごらんください。
【市ウェブサイト】くらしと市政→健康・福祉・子育て→介護保険→計画・構想等→ふじパワフル85計画5
問い合わせ／高齢者支援課 電話 55-2916 ファクス 55-2920
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