【広報ふじ平成29年】インフルエンザにご注意を!
インフルエンザにご注意を!
インフルエンザの流行する時期が近づいてきました。流行を防ぐため、一人一人が「うつらない」「うつさない」を心がけ、家庭や学校、職場などで、感染の予防と拡大防止に努めましょう。
問い合わせ/保健医療課 電話 55-2739 ファクス 53-5586
どのような症状が出るの?
せき、鼻水、喉の痛みに加え、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など、全身に症状が出ることが特徴です。特に、乳幼児や高齢者、持病のある人、妊娠中の女性は重症化しやすいため、注意が必要です。
インフルエンザの予防方法は?
(1)流行前の予防接種
発症の可能性を低くします。発症した場合でも重症化防止に有効です。
(2)小まめな手洗い・うがい
外出後や食事前には、石けんなどを使って丁寧に手洗いをしましょう。うがいや、アルコールによる手・指の消毒も効果的です。
(3)ふだんの健康管理
日ごろから十分な栄養と睡眠をとり、体の抵抗力を高めておきましょう。
(4)適切な湿度の保持
空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御能力が低下します。室内では、50〜60%の適切な湿度を保つことが効果的です。
(5)人混みを避ける
流行する時期には、なるべく人混みを避けましょう。また、混み合う場所では、不織布(ふしょくふ)製マスクを着用しましょう。
インフルエンザにかかってしまったら?
■早目にかかりつけの内科・小児科で受診しましょう。
■安静にして休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
■発汗などによる脱水症状を防ぐため、水分を十分に補給しましょう。
■周りの人にうつさないために、せきやくしゃみなどを人に向けて発しないことや、不織布製マスクの着用を心がけましょう。
■熱が下がっても数日間は、ウイルスが体内に残っています。混み合う場所への外出は控えましょう。
インフルエンザの流行時期
下のグラフは、平成27・28年度の定点医療機関(県により定められた県内全体139か所と富士保健所管内15か所の内科・小児科)の1医療機関当たりのインフルエンザ患者数です。流行開始の目安とされている報告数は1で、10を超えると注意報レベル、30を超えると警報レベルになります。
国内では例年12月から3月が流行時期ですが、平成28年度の富士保健所管内では、11月下旬に流行開始となり、1月上旬に注意報レベルを超え、2週間後に警報レベルを超えました。
流行のピークは毎年異なるので、早い時期から対策をして、感染の予防と拡大防止を心がけましょう。
- 図表あり -
(図表説明)感染症動向調査定点当たりのインフルエンザ患者数グラフ
※年末年始は定点医療機関の休診日が多くなるため、患者数の集計が少なくなっています。
予防接種費用を助成
申し込みは必要ありません。直接、市内医療機関で予防接種を受けてください。
■子ども
対象/市内に住民登録がある、満1歳〜高校3年生相当年齢の人
接種期間/10月1日〜平成30年2月28日
持ち物/母子健康手帳、年齢と住所を確認できるもの
公費負担/1回の接種につき、1,000円を助成
公費負担回数/1〜12歳 2回 13歳以上 1回
■高齢者
対象/市内に住民登録がある、65歳以上、または60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能や、エイズによる障害があり、身体障害者手帳1級相当の人
接種期間/10月1日〜平成30年1月31日
持ち物/保険証や運転免許証など、氏名と年齢、住所を確認できるもの
公費負担回数/1回
自己負担/1,620円(生活保護受給世帯の人は無料)
●委託契約をしていない施設・市外の医療機関で接種する場合、料金の全額が自己負担になることがあります。
●入院・入所など、やむを得ない事情で、市外での接種を希望する人は、「接種依頼書」が必要です。事前に、健康対策課にご連絡ください。
◆予防接種の助成に関する問い合わせ
健康対策課(フィランセ内) 電話 64-8992 ファクス 64-7172
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