【広報ふじ平成29年】平成28年度決算報告
平成28年度決算報告
皆さんの納めた税金が、この1年間でどのように使われたのかを確かめてみましょう。
一般会計決算
◆歳入 861億4,422万円
- 図表あり -
(図表説明)歳入の内訳
◆歳出 834億9,251万円
- 図表あり -
(図表説明)歳出の内訳
◆用語の説明
●歳入
年度内に入ってきたお金
●歳出
年度内に使ったお金
●自主財源
市が独自に徴収することができるお金。市民税、固定資産税、使用料や手数料など
●依存財源
国や県などから入ってくるお金。国庫支出金、県支出金、地方交付税、地方譲与税、地方消費税交付金、市債など
●国・県支出金
特定の事業の財源として、国や県から交付されるお金
●市債
市が大きな建設事業などを行うために、国や銀行などから長期にわたって借りるお金
歳入の50%以上は市税
歳入の50%以上は、市民・企業の皆さんに納めていただいた市税です。平成28年度の市税の決算額は約459億円で、前年度並みとなりました。
これは、法人市民税が税制改正の影響などにより約5億円の減収となった一方で、固定資産税・都市計画税が家屋の新増築の増加などにより、約5億円の増収となったことなどが主な要因として挙げられます。
歳出は民生費が最多
歳出は、目的別に見ると、福祉関係の費用である民生費が約36%を占め、最も多くなっています。
民生費は、子ども子育て関連経費や生活保護費などの社会保障関係経費が、今後も高水準で推移することが見込まれます。
特別会計決算
●特別会計とは
特定の事業を行うため、一般会計と区分けして設けた会計です。事業収益や一般会計からの繰入金などが主な財源で、行政と一体の経営、運営を行っています。
歳入 564億3,089万円/歳出 553億3,397万円
富士市には17の特別会計がありますが、表中では財産管理特別会計(全11会計)を省略しています。
- 図表あり -
(図表説明)各特別会計決算
企業会計決算
●企業会計とは
法令に基づき、独立採算を原則に企業的経営で運営される会計です。
●病院事業
事業収益合計 139億5,345万円
事業費用合計 140億2,962万円
純損失 -7,617万円
●公共下水道事業
事業収益合計 63億71万円
事業費用合計 50億953万円
純利益 12億9,118万円
●水道事業
事業収益合計 34億7,095万円
事業費用合計 27億2,540万円
純利益 7億4,555万円
富士市の財政状況
◆衛生費
・予防接種事業 6億4,898万円
4種混合、日本脳炎、インフルエンザ、肺炎球菌ワクチンなど
接種人数延べ11万5,222人
・がん検診推進事業 2億6,756万円
受診人数延べ6万7,026人
・新環境クリーンセンター建設事業 6億4,458万円
仮設道路工事、用地取得など
・新エネルギー・省エネルギー普及事業 2,905万円
ゼロエネルギー住宅などを導入する市民、太陽光発電施設などを整備する中小企業者に対する助成など
◆消防費
・消防車両整備事業 7,729万円
高規格救急自動車の更新(中央消防署大淵分署、西消防署鷹岡分署)など
・防災無線整備事業 1億2,593万円
フルデジタル同報無線受信局更新など
◆商工費
・企業立地推進事業 8億4,898万円
企業立地促進奨励金66件など
・シティプロモーション推進事業 2,010万円
「富士市ブランドメッセージ」の推進など
- 写真あり -
( 写真説明 )富士市ブランドメッセージ
・富士山活用推進事業 514万円
富士山登山ルート3776など
・富士川楽座施設管理事業 9,060万円
戸塚洋二ニュートリノ館整備など
決算報告について詳しくは、市ウェブサイトをごらんください。
【市ウェブサイト】くらしと市政→市政情報→財政→決算
問い合わせ/財政課 電話 55-2725 ファクス 51-1479