【広報ふじ平成29年】まちかどネットワーク/7月の救急当番医など
まちかどネットワーク
ズームアップ
第6回 全国手芸グランプリでグランプリ大賞を受賞した 磯部伸行さん(中之郷)
クロスステッチ刺しゅうの作品で、磯部伸行さんが「第6回全国手芸グランプリ」福祉施設利用者部門のグランプリ大賞を受賞しました。
「12年前に患った病気が原因で右手右足が不自由になり、リハビリを兼ねてクロスステッチ刺しゅうを始めました。受賞作品は、広隆寺(京都府)の『弥勒菩薩』を題材に製作しました。コンテストへの出品は初めてだったので、結果を知り驚きました」と話します。
「刺しゅう糸を一辺が約1.3ミリメートルの枠内にクロス(交差)させて1目ができ上がります。今回の作品は31色の糸を使い、約2万目を6か月かけて完成させました。1日に120〜150目を目標に作業を進めますが、最近になってようやく1目を自分の満足のいくように編めるようになりました。今後も継続してよい作品をつくり続けていきたいです」と意気込みを話してくれました。
磯部さんのクロスステッチ刺しゅう展が、8月1〜31日にシャローム富士川ギャラリー(北松野)で開催されます。受賞作品も展示されますので、見に出かけてみてはいかがでしょうか。
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( 写真説明 )磯部伸行さん
( 写真説明 )次の作品の完成を目指し、1目1目を丁寧に編む磯部さん
見ごろ食べごろ
夏の浮島ヶ原自然公園を鮮やかに彩る エゾミソハギ
植物が青々とするこの季節、浮島ヶ原自然公園では、7月初旬〜8月にミソハギ科の「エゾミソハギ」が見ごろを迎えます。日当たりのよい湿地に生える多年草で、穂(すい)状に咲く紅紫色の花を楽しむことができます。
「富士自然観察の会」会長の山田高(たかし)さん(富士岡)は、「よく似たミソハギとの違いは、エゾミソハギの茎や葉には短い毛が生えていて、葉が根元部分で茎を抱くようにくるんでいることです。花の直径は1.5センチメートル程度で、花によって花びらが4〜6枚と異なります。雄しべと雌しべには長いものと短いものがあり、うまく組み合わさることで、自家受粉を防いでいます」と話します。
名前の由来は、ハギに似ていて、みそぎに用いられたことから「禊萩(みそぎはぎ)」、または用水路などの溝に生えることから「溝萩」となり、それがなまったと言われています。地方によってはお盆の時期に飾られる花として、「ボンバナ」「ショウリョウバナ(精霊花)」とも呼ばれます。
緑の植物に混じって鮮やかな花を咲かせるエゾミソハギを、見に行ってみてはいかがでしょうか。
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( 写真説明 )エゾミソハギ
( 写真説明 )花が咲き始めているエゾミソハギ(6月17日撮影)
7月の救急当番医
Emergency Hospitals Available on Holidays
Pronto Socorro em atendimento fim de semana e feriados
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