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【広報ふじ平成29年】大雨による土砂災害に備えましょう

大雨による土砂災害に備えましょう

梅雨の長雨の時期は大量の水分が土にしみ込み、「がけ崩れ」「土石流」「地すべり」といった土砂災害が発生する危険性が高くなります。集中豪雨や台風による土砂災害が全国的に増加しており、昨年は全国で1,492件の土砂災害が発生しました。
今回は、土砂災害から命を守るための4つのステップを紹介します。

問い合わせ 防災危機管理課 
電話 55-2715 ファクス 51-2040 
Eメール bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp

日ごろから家庭や地域で、次の4つのステップについて話し合っておきましょう。

ステップ1 土砂災害の危険区域を知る

市内には、土砂災害の危険区域が231か所存在します。皆さんの自宅周辺に存在する土砂災害の危険区域を「富士市防災マップ」(平成26年4月全世帯配布)や「ふじタウンマップ」(市ウェブサイト「くらしと市政」トップページ右下)で確認しておきましょう。
「富士市防災マップ」は、市ウェブサイトでも閲覧できます。
【市ウェブサイト】くらしと市政→防災・安全安心→防災→災害への備え→防災マップについて
- 写真あり -
( 写真説明 )富士市防災マップ
( 写真説明 )危険区域凡例

土砂災害の危険区域を確認しておきましょう

ステップ2 避難先を決める

土砂災害からの避難の原則は、「土砂災害の危険区域から出る」ことであり、「市指定避難所に行くこと」ではありません。
事前に、親戚や知人宅、町内会(区)の公会堂など、避難先を決めておき、冠水などの危険を避けた避難経路を設定してください。また、避難者の受け入れ体制について、地域で話し合っておきましょう。
- 図表あり -
(図表説明)危険区域

風雨が強まる前の早い段階で、土砂災害の危険区域外に避難するのが最も安全です

チェックポイント

我が家の土砂災害からの避難先は?
□知人や親戚宅
□町内会(区)の公会堂
□市指定避難所(開設されている場合)

避難がおくれてしまった場合は「いっとき待避所」への避難を!

「いっとき待避所」とは、自宅や近隣の頑丈な建物の2階以上のうち、土砂が襲ってくる方向からできる限り離れた部屋のことで、避難がおくれてしまった場合に緊急的に待避する場所のことです。
既に周囲で道路冠水や土砂災害が発生しているなど、屋外に出ることが危険な状態であれば、「いっとき待避所」へ避難してください。

【いっとき待避所】
・自宅の2階以上
・近隣の頑丈な建物の2階以上
・がけ崩れ・土石流が襲ってくる方向からできる限り離れた部屋
- 図表あり -
(図表説明)いっとき待避所

ステップ3 土砂災害からの避難のタイミングを決める

大雨や土砂災害に関する情報には、「気象に関する情報」と「避難に関する情報」の2種類があります。
情報の意味を正しく理解し、避難するタイミングを事前に決めておくことが重要です。
- 図表あり -
(図表説明)雨の降り方と「気象に関する情報」「避難に関する情報」「命を守るためにとるべき行動」の関係

気象に関する情報

・大雨警報(土砂災害)
大雨により、土砂災害が発生するおそれがあるときに発表されます。

・土砂災害警戒情報
大雨警報発表中に、さらに大雨が降り、土砂災害が発生する危険性が高まったときに発表されます。
市は、土砂災害警戒情報が発表されたとき、地区を特定し、「避難勧告」を発令します。

・大雨特別警報
台風や集中豪雨により、数十年に一度の降水量が想定され、重大な災害の危険性が著しく高まったときに発表されます。

避難に関する情報

・避難準備・高齢者等避難開始
台風などにより、夜間から明け方にかけて強い雨が予想される場合に発令されます。発令後、避難の準備をしてください。また、高齢者や障害者など、避難に時間がかかる人は避難を開始してください。
※平成28年12月に「避難準備情報」から名称が変わりました。

・避難勧告
ただちに危険区域外への避難を開始してください。

・避難指示(緊急)
避難勧告よりも急を要する場合に発令します。ただちに避難行動を完了してください。危険区域外への避難が危険な場合には、「いっとき待避所」に避難するなど、命を守るための行動をとってください。

ステップ4 情報の入手手段を確保する

気象や避難に関する情報をどのような手段で集めるか事前に確認し、情報を得る練習をしておきましょう。

(1)テレビを使った情報収集
テレビのリモコンの「dボタン」を押すと、データ放送が閲覧できます。市内に発表されている気象警報や、10分ごとの降水量を知ることができます。
- 写真あり -
( 写真説明 )dボタン

(2)同報無線を使った情報収集
市は、「避難に関する情報」だけでなく、「大雨警報」「土砂災害警戒情報」「大雨特別警報」を同報無線でお伝えします。しかし、大雨のときには、屋外のスピーカーからの情報が聞き取りにくくなるため、「同報無線情報メール」の登録や、富士市防災ラジオ」の準備をしておきましょう。

【同報無線情報メール登録用アドレス】
t-fuji@sg-m.jpに空メールを送信してください(二次元バーコードからも読み取れます)。
- 図表あり -
( 図表説明 )二次元バーコード
添付ファイル
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