【広報ふじ平成29年】第二次富士市環境基本計画の見直し
「第二次富士市環境基本計画」を見直しました
市は、平成23年度に、市の温室効果ガス排出量を削減する「富士市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）」を含めた「第二次富士市環境基本計画」を策定し、環境問題と地球温暖化問題に一体的に取り組んできました。
しかし、計画策定から5年が経過し、社会情勢や環境情勢が変化したことで、計画に適さなくなった目標や既に達成した目標が出てきたため、計画の見直しを行いました。見直しの主な内容は次のとおりです。なお、平成32年度までとしている計画期間に変更はありません。
第二次富士市環境基本計画の見直し
基本目標の目標値などを修正しました。
各基本目標の主な修正内容は次のとおりです。
基本目標１【自然環境】
森林の適正管理のため、民有林の間伐を毎年実施していますが、平成32年度までの目標面積の早期達成が見込まれるため、目標値の上方修正を行いました。
基本目標２【生活環境】
ごみの削減に関する新たな計画が平成27年度に策定されたため、その計画を反映させ、目標値などを修正しました。
基本目標３【快適環境】
公園の清掃や除草などを行い、適切な状態に維持している公園愛護団体の活動を今後も推進していくため、団体数に関する目標値を上方修正しました。
基本目標４【地球環境】
温室効果ガス削減の取り組みとして位置づけた「富士市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）」の見直しを行いました（次項目参照）。
基本目標５【環境保全活動】
市民団体や学校などの依頼を受け、環境教育などを行っている環境アドバイザーの派遣を今後も推進していくため、派遣人数に関する目標値を上方修正しました。
富士市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）の見直し
「第二次富士市環境基本計画」の見直しとあわせ、個別目標を見直しました。
個別目標１ エネルギーを大切にして地球温暖化を防ごう
太陽エネルギーの利用推進に関する目標を多く設定していましたが、普及が進んできたため、ゼロエネルギー住宅など、国が普及を進めている新たな目標などに変更しました。
個別目標２ 地球にやさしい暮らし方で地球温暖化を防ごう
事業者の環境に配慮する取り組みとして、環境マネジメントシステムの認証取得だけでなく、地域の美化活動である「ふじクリーンパートナー」への参加を含めるなど、対象となる取り組みをふやしました。
個別目標３ 低炭素なまちづくりで地球温暖化を防ごう
「第二次富士市環境基本計画」の基本目標1【自然環境】及び3【快適環境】の内容を再掲載しているため、同様に見直しを行いました（上段参照）。
個別目標４ ごみを減らして地球温暖化を防ごう
目標値の上方修正などを行いました。
計画の進行管理
従来どおり、各施策の実績をまとめた環境報告書を毎年発行し、市民意見を募集します。環境報告書と市民意見を富士市環境審議会で審議し、必要に応じて各施策の見直しを行うことで、次年度以降の計画に適切に反映させます。
「第二次富士市環境基本計画」、「富士市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）」について詳しくは、市ウェブサイトをごらんください。
【市ウェブサイト】くらしと市政→くらし・手続→環境→施策・計画など→第二次富士市環境基本計画（富士市地球温暖化対策実行計画（区域施策編）を含む）
問い合わせ／環境総務課 電話 55-2902 ファクス 51-0522 Eメール ka-kankyousoumu@div.city.fuji.shizuoka.jp
添付ファイル
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