富士市 FUJI CITY Official Site

富士市
広報ふじ >  平成29年 >  広報ふじ 平成29年4月5日 1144号 >  【広報ふじ平成29年】富士の災害史

【広報ふじ平成29年】富士の災害史

【過去に学ぶ富士の災害史】
最終回 昭和の水害(抜粋)

 「富士の災害史」は、過去に市域が見舞われた災害を理解し、防災意識を高めるため、平成25年に発行されました。広報ふじでは、定期的に抜粋して掲載してきましたが、今回で最終回となります。
※「富士の災害史」は文化振興課(市役所4階)で無料配布しています。

昭和の水害(抜粋)

◆昭和30年(1955年)8月30日
 市内南部を襲った豪雨は、30日夕方から翌日2時過ぎまで断続的に降り続き、堤防決壊や道路流失、河川氾濫などの大きな被害が発生しました。また、中之郷地区では小池川堤防が決壊(上写真)し、死者1人、浸水家屋600軒以上の被害に見舞われました。

◆昭和31年(1956年)6月23・24日
 寒冷前線通過による豪雨の影響で、旧吉原市内で洪水が起きました。特に、滝川の氾濫による被害は大きく、家屋への浸水のほか、田植えを終えたばかりの水田が濁流に流されました。また、依田原新田地先の小潤井川と須津の潮堤防2か所も決壊し、各所で冠水・流失が起こりました。旧吉原市内では、この豪雨により、全壊1軒、半壊1軒、床上浸水368軒、床下浸水2,814軒、田畑流失埋没230ヘクタール、冠水900ヘクタールの被害が発生しました。

◆昭和41年(1966年)7月1・2日
 低気圧による梅雨前線が活発になり、市内各地で大雨が降り続き、旧吉原市134ミリ、旧富士市144ミリの雨量となりました。特に旧吉原市内では、1日21時ごろから翌日2時ごろにかけて雨量91ミリの豪雨となり、和田川が増水。東本通2丁目・依田原3丁目などで床上浸水20軒・床下浸水130軒の被害が出たほか、今泉・元吉原・須津地区などで約450ヘクタールが冠水しました。

- 写真あり -
(写真説明)現在の様子
(写真説明)小池川の支流・四十九沢(しじゅうくざわ)の氾濫(中之郷・昭和30年)

こちら編集室

 編集長に就任して3年。「伝えるだけではなく、伝わること」を意識して、情報発信することに心がけてきました。十分でなかった点もあったかと思いますが、皆さんのご意見もお聞きし、紙面作成に携われたことに感謝します。(編集長)
 4年間お世話になりました。取材を通じて、これまで知らなかった富士市の魅力的な場所や人にたくさん出会うことができました。新しい職場でも、たくさんの出会いや発見を楽しみに、チャレンジ精神で頑張ります!(あら)

人口 255,579人(前月比−111)
男 126,331人(-32)
女 129,248人(-79)
世帯 103,469世帯(-23)3月1日現在
編集・発行 総務部シティプロモーション課
〒417-8601 静岡県富士市永田町1-100
電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456

ウェブサイトhttp://fujishi.jp
※twitter、Facebook、YouTubeでも情報発信中。

【問い合わせは】
おしえてコールふじ 53-1111
土・日曜日、祝休日も受け付けます(年末年始除く)
受付時間/8時30分〜18時
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
Get Adobe Reader
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
E-mail kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp