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【広報ふじ平成29年】春季火災予防運動

3月1日(水曜日)〜7日(火曜日)は春季火災予防運動
消しましょう その火その時 その場所で

火災が発生しやすい時季になりました。今回は、火災の発生を防ぎ、火災による死傷者を減らすための対策などについて紹介します。

平成28年市内火災発生状況

【出火件数】
 総出火件数は54件で、前年より30件減少しました。昨年までの最少件数は昭和47年の81件でしたが、それを下回り、平成28年の件数が過去最少件数となりました。なお、過去最多出火件数は、昭和59年の153件です。
 火災種別で見ると、建物火災が31件で前年より11件減少、その他の火災が14件で前年より22件減少、車両火災が9件で前年より3件増加となりました。(表1参照)

【死者数、負傷者数】
 火災による死者は3人で前年より1人増加、負傷者は5人で前年より11人減少しました(表1参照)。

【出火原因】
 出火原因の第1位は「コンロ」の7件(13%)、第2位が「たばこ」の5件(9%)、第3位が「放火」「放火の疑い」の各4件(各7.5%)でした(表2参照)。
- 図表あり -
(図表説明)(表1)平成28年市内火災発生状況
(図表説明)(表2)原因別火災発生状況(上位3位)
※表1・表2とも、平成28年12月に発生した火災で、損害額など調査中のものは算入していません。

ガスコンロ火災を防ぐ

ガスコンロが原因の火災は、全国で年間約3,000件発生しています。そのほとんどが調理中のうっかりミスによるものです。次のチェックリストで火災リスクを確認してみましょう。

【チェックリスト 】
◇調理中にその場を離れてしまったことがある
・調理中は決してその場を離れない
・離れるときは火を消す
◇コンロの近くに燃えやすい物が置いてある
・燃えやすい物を置かない
◇火をつけたまま、コンロの奥の物を取ろうとしたことがある
・コンロの上や奥の物を取るときは火を消す
・防炎エプロンなどを使用する
◇グリル庫内に汚れがたまっている
・グリルは定期的に掃除する

■住宅用火災警報器の設置・点検を!
全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務づけられています。大切な命を守るため、設置・点検をしましょう。また、10年を目安に機器本体を交換しましょう。詳しくは、消防本部予防課へ。

石油暖房機を正しく使う

石油暖房機を安全に正しく使い、火災の発生を未然に防ぎましょう。

【安全に正しく使う8つのポイント】
(1)暖房機の火が消えたことを確認してから給油をしてください。給油後はタンクの灯油漏れがないか確認した上でセットしてください
(2)暖房機の上での衣類などの乾燥はやめてください
(3)寝具類などの燃えやすい物の近くで使用しないでください
(4)スプレー缶を暖房機の上や温風の当たる場所に置かないでください
(5)農機具などの燃料用ガソリンは絶対に使用しないでください
(6)1時間に1〜2回(1〜2分)の換気を行ってください
(7)暖房機器には寿命があります。定期的に点検を行ってください
(8)不良灯油(変質灯油、不純灯油)は使わないでください ※不良灯油…長期間保管した灯油など。

地震による電気火災対策

東日本大震災本震による火災111件のうち、原因が特定された火災は108件。そのうち過半数が、電気関係の出火でした。

【地震が引き起こす電気火災とは】
地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧したときに発生する火災のことです。

◇事例(1)
停電した状態から通電し、ストーブが作動。その際、近くの燃えやすい物に着火し火災が発生
◇事例(2)
転倒した家具などの下敷きで損傷した電気コードが、通電の瞬間にショート。その際、近くの燃えやすい物に着火し火災が発生

【感震ブレーカーが効果的】
 感震ブレーカーは、地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気をとめる装置です。感震ブレーカーを設置して、電気火災から家や地域を守りましょう。
 避難の際は、ブレーカーを落とすように心がけましょう。

春季火災予防運動

期間/3月1〜7日の1週間
運動の重点/火災発生の防止、火災による死傷者の発生を減らす
実施内容/
・75歳以上のひとり暮らし高齢者家庭の防火診断
・住宅用火災警報器の設置や適切な維持管理の呼びかけ
・平成28年度防火ポスター中学校の部で市長賞を受賞した作品を市内各所に掲示
- 図表あり -
(図表説明)平成28年度防火ポスター(鷹岡中学校3年 鍋山 桜花(なべやま おうか)さん)

★カラーガード隊も火災予防PRを行っています!
 富士市消防カラーガード隊「レッドフェアリー」は、市民の防火・防災意識向上のため、現在8人で活動しています。富士まつりや消防まつり、消防出初式などに出演し、パレードなどで華やかに盛り上げながら、火災予防を呼びかけています。
 入隊希望者は、消防本部消防総務課(電話 55-2851)へ。
- 写真あり -
(写真説明)カラーガード隊の皆さん

「違反対象物に係る公表制度」の情報を活用しましょう

 飲食店や病院などの建物の利用者が、みずからその建物の災害危険性に関する情報を入手し、安心して利用することができるよう、消防機関が保有する情報(重大な消防法令違反)を公表しています。事前に確認してみましょう。
- 図表あり -
(図表説明)公表の方法と内容
 市ウェブサイト(くらしと市政→防災・安全安心→消防・救急→火災予防→消防に関する法・制度→違反対象物に係る公表制度
)で、建物の名称・所在地、違反内容を公表します。

【問い合わせ】消防本部予防課
電話 55-2859 ファクス 53-4633
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