このコーナーでは、平成25年11月1日に友好都市提携を結んだ岩手県雫石(しずくいし)町から、旬な情報を定期的にお届けします。
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(図表説明)雫石町観光キャラクター「しずくちゃん」
【「よしゃれ」一色に染まる夏】
「雫石よしゃれ祭」は、雫石町を代表する夏の風物詩。毎年8月に町の中心商店街「よしゃれ通り」を主会場として、雫石よしゃれや、各地域伝統のさんさ踊りのパレード、みこし運行が行われます。昨年は28団体、総勢約1,600人が参加し、唄(うた)や踊りで観客を魅了しました。
「よしゃれ」とは、その昔、雫石町にあった滴石(しずくいし)城攻防の際の故事から生まれたといわれる民謡で、町を代表する民俗芸能です。その古くから唄い継がれる雫石よしゃれの唄に合わせて、「雫石あねっこ」たちが濃紺の生地に白いかすり模様を染め抜いた着物に編み笠をかぶった姿で、手踊りのパレードを繰り広げます。「あねっこ」とは、雫石町の言葉で「年ごろのお嬢さん」を意味しますが、年齢・男女問わず参加し、パレードを盛り上げます。
また、祭り当日、別会場では「YOSAKOI(よさこい)演舞」も行われ、東北各県からよさこい団体が集い、迫力あるステージを披露します。さらに、8月はよしゃれ月間として、よしゃれ祭のほか、総勢20人ほどが唄や踊りを競う「南部よしゃれ全国大会」も行われるなど、町がよしゃれ一色に染まります。
ことしの「雫石よしゃれ祭」は、8月11日(木曜日・山の日)に行われます。観光客の皆さんが、あねっこ衣装を着て楽しめる企画も予定されています。
ことしの夏は、雫石町へおでんせ!
※雫石町の言葉で「お越しください」の意味。
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(写真説明)さんさ踊り
(写真説明)「雫石あねっこ」によるパレード