【広報ふじ平成28年】青少年指導委員の活動紹介
青少年の健全育成を支える 青少年指導委員
来年50周年を迎える富士市青少年指導委員会は、各地区生涯学習推進会から推薦された委員と、小・中学校から推薦された委員の211人が、地区班26班と女性班4班を構成し、活動しています。
今回は、青少年指導委員の活動について紹介します。
補導活動
◇通常補導
地区班は平日の夜間にそれぞれの地区内を、女性班は土曜日に大型店舗やゲームセンターなどを巡回し、青少年などに対する声かけを行っています。
◇祭典補導
吉原祇園祭、甲子(きのえね)秋まつり、富士まつり、毘沙門天大祭などの会場やその周辺を巡回し、声かけを行っています。
- 写真あり -
(写真説明)祭り会場での巡回の様子
◇大型店舗特別補導
市内の比較的大きな店舗などを巡回し、声かけを行っています。
◇通学特別補導
市内のJR各駅や吉原中央駅を中心に、下校時の声かけを行っています。
◇合同補導
富士宮まつり秋宮や、毘沙門天大祭では、富士宮市と合同で補導を行っています。
- 写真あり -
(写真説明)合同補導の様子
健全育成活動
7月 青少年の非行・被害防止強調月間
・社会を明るくする運動と連動した街頭キャンペーン
・各地区を広報車で巡回する「愛の声掛け運動」
・書店・玩具店・ビデオ販売店などへの県内一斉立入調査
・各地区生涯学習推進会と協力しての県内一斉補導
・各地区での青少年対策事業
11月 子ども・若者育成支援強調月間
・各地区を広報車で巡回する「愛の声掛け運動」
・各地区での青少年対策事業
研修活動
◇ブロック研修
中学校単位で研修会を行っています。
◇全体研修会
年2回、講師を招いて、青少年指導委員全員を対象とした研修を行っています。
◇薬物乱用対策研修会
青少年指導委員は、薬物乱用対策相談員を兼務していて、薬物乱用対策の研修を年1回行っています。
連携を強化し青少年を見守る
富士市青少年指導委員会会長 清 泰雅(やすまさ)さん
- 写真あり -
最近では、子どもたちが塾や家の中にいることが多くなり、公園や学校で遊んでいる姿を見ることが少なくなりました。
通信の発展は目覚ましく、スマートフォンや携帯ゲーム機で簡単にインターネットにつながる時代になりました。インターネット上には多種多様の情報があふれ、顔も合わせず不特定多数の人間とのコミュニケーションが可能になりました。その結果、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で根も葉もない中傷を受け、みずからの命を絶つような事件にまで発展してしまうこともあります。
青少年の補導数は減少傾向にありますが、凶悪事件・事故はふえていて、事件が低年齢化していることが心配です。青少年非行をゼロにすることは私たちだけではできないことなので、家庭・学校・地域の人が一体となり、関係団体、各機関との連携を強くし、健全育成を図ることが大切です。
私たち青少年指導委員は今まで以上に、青少年の犯罪や非行の抑制のため活動していきます。
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。