このコーナーでは、平成25年11月1日に友好都市提携を結んだ岩手県雫石(しずくいし)町から、旬な情報を定期的にお届けします。
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(図表説明)雫石町観光キャラクター「しずくちゃん」
【天然なたねオイル「菜の雫」】
雫石町では、大自然と共存し、守り、育て、活用していく官民一体の取り組み「しずくいし・菜のテクノロジープロジェクト」により、地域資源の有効利用による資源循環型社会の構築を目指しています。このプロジェクトによりつくられているのが、天然なたねオイル「菜の雫」です。
雫石町内の農家の皆さんが、10〜11月ごろに転作田に菜種の種をまきます。5月上旬ごろに菜の花が見ごろを迎え、残雪の岩手山を背景に黄色いじゅうたんが一面に広がり、多くの観光客を楽しませます。花が咲き終わったら菜種を収穫。その後、乾燥調整をして、秋には町内の福祉作業所で搾油作業から瓶詰め加工を行います。搾った後の残りかすは、肥料やバイオディーゼル燃料としてリサイクルされ、栽培から搾りかすの利用まで全てが雫石町内で循環されています。
「菜の雫」は、その名のとおり、栽培農家や福祉作業所の皆さんなど、プロジェクトに携わる雫石町の人たちが丹精込めて菜種のエッセンスを抽出した、まさに努力の結晶とも言える一品です。自然の色と香りをそのままに楽しめる、無添加の天然なたねオイル「菜の雫」をぜひご賞味ください。
【問い合わせ】(株)しずくいし 電話 019-692-5577
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(写真説明)天然なたねオイル「菜の雫」
(写真説明)岩手山と菜の花畑