【広報ふじ平成28年】宮城県石巻市の復興を応援しよう!
[東日本大震災から5年]宮城県石巻市の復興を応援しよう!
平成23年3月11日に発生した東日本大震災で大きな被害のあった東北地方の被災3県(岩手県、宮城県、福島県)では、いまだに風評被害が残っており、産業振興に影響を及ぼしています。
今回、全国市長会からの呼びかけで、被災地のいち早い復興のため、被災地の情報を広報紙で発信することになりました。
広報ふじでは、これまで職員派遣などで応援している宮城県石巻市の魅力を紹介します。
【基本データ】
人口/約14万9,000人
面積/554.50平方キロメートル
富士市から石巻市まで、約545キロメートル(鉄道)
- 図表あり -
(図表説明)宮城県石巻市の地図
震災と富士市職員派遣事業
富士市は、発災後の平成23年3月31日〜4月21日に、水道部職員17人と看護師1人を石巻市に派遣しました。さらに、復興事業で増大する業務に対応するため、平成24年12月1日から長期で職員を派遣しています。これまでに4人の職員を派遣していて、平成28年度も継続する予定です。
震災後の石巻市
石巻市は、三陸・金華山(きんかさん)沖の恵まれた漁場を有し、また、日本有数の水産加工団地が形成されていましたが、震災により港や水産加工団地は甚大な被害を受けました。
間もなく震災から5年がたとうとしていますが、港の修復や水産加工工場の再開、石巻魚市場の復旧など、着実に復旧が進んでいます。また、昨年のJR仙石線の全線復旧に続き、新駅「石巻あゆみ野駅」開業も間近に控え、交通の利便性が向上しています。観光施設も再開館しており、これらの観光施設を訪れることや、海の幸を味わいに行くことなどは、被災地のいち早い復興につながります。また、実際に訪れることはできなくても、周りの人に紹介することが支援につながります。
石巻市には魅力がいっぱい!
■石ノ森萬画館(まんがかん)
「仮面ライダー」や「サイボーグ009」で知られる漫画家・石ノ森章太郎氏のマンガミュージアム。震災時には、津波で1階部分が浸水被害に遭いましたが、全国から集まったボランティアによる作業などにより、平成24年11月に再開館しました。貴重な原画や立体モニュメントの展示、オリジナルアニメの上映などを通じて石ノ森ワールドを満喫できます。
- 写真あり -
(写真説明)石ノ森萬画館
■宮城県慶長使節船ミュージアム
今から約400年前に伊達政宗の命を受け、スペイン、イタリアへ向かった慶長使節の木造船を復元した「サン・ファン・バウティスタ号」を係留・展示し、当時の歴史を伝えています。震災後は休館していましたが、平成25年11月に再開館しました。
- 写真あり -
(写真説明)慶長使節船「サン・ファン・バウティスタ号」
■世界三大漁場「三陸・金華山沖」の海の幸
石巻市が有する漁場「三陸・金華山沖」は、漁獲種の多い優良な漁場で、世界三大漁場の1つと呼ばれています。黒潮(暖流)と親潮(寒流)が出合ってできる潮目に魚群が集まるため、豊富な種類の魚介類が水揚げされています。中でも南三陸金華山周辺海域で、定置網、一本釣、まき網によって漁獲された高鮮度で脂乗り抜群の大型マサバは「金華さば」と呼ばれ、ブランド魚として人気があります。
また、リアス式海岸は、森のミネラルをたっぷり含んだ山の水と海水がまざり合うことで、植物プランクトンの発生地になり、カキやホタテ、ホヤなどが大きくおいしく育ちます。
- 写真あり -
(写真説明)金華さば
【問い合わせ】
石巻市観光課 電話 0225-95-1111 ファクス 0225-96-1023
ホームページ http://www.city.ishinomaki.lg.jp
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