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【広報ふじ平成28年】富士の麓の幸せ実感!ユートピア(2)

9つの研究会

さまざまな分野で連携を行っている、各専門研究会の活動内容を紹介します。

(1)企画研究会

 富士山ネットワーク会議全体の運営や、各研究会の支援・調整などを行っています。圏域の共通課題や特徴の洗い出しを行い、課題解決やPRの方法を検討しています。
 また、山梨県側の自治体との交流を図り、県境を越えた広域連携に向けて取り組んでいます。

[主な活動]
●富士山ネットワーク会議の運営と、圏域の将来像実現に向けた取り組みの推進・調整
●広域圏域で担うべき事務研究のための合同研修の開催
●共通課題解決に向けた国や県への働きかけ
- 写真あり -

(2)広報研究会

 富士山ネットワーク会議の広報担当として、各市町の情報共有や、広域連携の必要性・関連事業などについて、住民の皆さんに広く周知してもらうことを目的に活動しています。
 また、富士山麓地域の魅力を国内外へ発信するため、相互に情報提供を行うなど、連携を深めています。

[主な活動]
●各市町の広報紙での共通紙面の作成、掲載
●「富士のふもとの大博覧会」や「ウルトラトレイル・マウントフジ」など、富士山ネットワーク会議関連事業の情報発信
●情報や写真の提供など相互の取材協力(各市町の広報紙、共通紙面の写真など)
- 写真あり -
(写真説明)各市町の広報紙

(3)防災研究会

 富士山麓のこの圏域で懸念されている富士山噴火や大規模地震は、被害が甚大となることが予想されます。状況によっては他市町への広域避難が必要となる可能性があるため、防災研究会では、広域連携や広域協定などの強化を図ります。
 また、住民や観光客の安全・安心には、気象や避難に関する情報の迅速な伝達体制の構築が重要となるため、広域による協力を進めています。

[主な活動]
●富士山火山噴火に対応する広域避難に関する検討
●広域の情報伝達体制の構築
●さまざまな自然災害に対する課題の解決に向けた情報交換及び県や各種防災対策協議会への働きかけ
- 写真あり -

(4)富士山の自然と環境を守る会

 「富士山の恵み」に育まれ発展してきたこの圏域は、世界遺産となった富士山の永続的な保全を目指し、各市町が連携して課題の解決に取り組むことが必要となっています。希少動植物をはじめとする、富士山周辺の自然の状態、地下水、森林破壊などの課題に広域的に連携して取り組み、効果的な情報発信を行うことにより富士山に関する環境啓発を進めます。

[主な活動]
●富士山麓の広域的な環境美化・環境保全活動
●「富士山南陵バードウォッチング」などの自然観察会の開催
●環境フェアへの出展
- 写真あり -

(5)産業研究会

 「富士のふもとの大博覧会」を開催し、地元産業の育成・発展を図っています。今後、既存の産業の活力増進や産業支援強化に結びつけていくため、より効果的なビジネスマッチングの手法を検討するとともに、圏域共通の課題である、中心市街地の復興に寄与できる取り組みを進めます。
 また、広域的な観光圏・商圏の研究・PRを行い、地域に根ざした産業振興を強力に推し進めていきます。

[主な活動]
●「富士のふもとの大博覧会」の開催
- 写真あり -
(写真説明)富士のふもとの大博覧会

(6)観光研究会

 富士山の世界遺産登録、新東名高速道路の開通などにより、観光地としての注目が高まる中、市町単独ではなく、広域としての誘客が重要となっています。4市1町と長泉町、清水町で構成する富士地区観光協議会では、県の観光協会とも連携し、首都圏をはじめとする大都市圏での観光キャンペーンなどを行っています。
 広域連携を生かして、各市町の観光資源情報を集約し、富士山を中心に、より訴求力の高いプロモーション活動を行っていきます。

[主な活動]
●合同観光キャンペーン
●合同写真展「わがまち富士山写真展」の開催
- 写真あり -

(7)富士山麓鳥獣被害対策会議

 富士山麓で深刻となっているニホンジカの被害に対応するため、県の策定した「特定鳥獣保護管理計画」に沿って狩猟や管理捕獲を行い、個体頭数の削減に努めています。
 また、ハンターの減少や高齢化、捕獲した個体の処分など、圏域共通の課題への対策について検討を進めています。
 住民みずから守るという共通認識を持ち「鳥獣を寄せ付けない、守れる集落づくり」へ向けた環境改善を図ります。

[主な活動]
●連携した一斉捕獲など、効率のよい捕獲作業の検討
●県が実施する管理捕獲への積極的な参加
●鳥獣被害対策(補助金、委託事業、被害防除対策など)についての情報共有
- 写真あり -

(8)スポーツ事業研究会

 世界に誇る富士山をはじめ、豊かな地域資源を生かしたスポーツイベントを広域連携により開催し、多くの人を国内外から集めるとともに、人々に明るさと元気を与え、圏域の活性化とにぎわいを創出します。
 また、不足している施設や人材を相互に補完したり、スポーツに対する関心を高めて競技力の向上につなげたりすることで、エリア全体と各市町を活性化していきます。

[主な活動]
●ウルトラトレイル・マウントフジの大会支援
●広域スポーツイベントの支援マニュアルの作成
●人気の高いアクティビティイベントの開催誘致・支援
- 写真あり -

(9)国道469号(富士南麓道路)建設促進期成同盟会

 国道469号(富士南麓道路)は、御殿場市の国道138号から富士山南麓及び山梨県峡南地域を横断し、山梨県南部町内の国道52号に接続する道路です。富士山を取り巻く基幹道路として「ぐるり・富士山風景街道」の一つに位置づけられており、地域活性化や交流基盤、また災害時には緊急輸送路としても重要な機能を持つ道路となっています。
 この期成同盟会では、4市1町の思いを一つに、国道469号整備が促進されるよう要望活動などを行っています。

[主な活動]
●国道469号の整備促進に向けた、静岡県、山梨県や関係機関に対しての要望活動の実施
- 写真あり -

環富士山地域のこれからは?

 地方創生の動きの中、今後も、自治体間の連携の必要性はますます高まっていきます。富士山ネットワーク会議では、圏域全体での移住・定住促進など、新たな事業にも取り組んでいきます。
 また、富士山を囲む山梨県側の自治体にも、会議への参加を呼びかけるなど、このネットワークをさらに発展させ、真の環富士山地域ネットワーク会議の実現を目指しています。
 この圏域の活性化には、行政だけでなく民間同士の連携も欠かせません。観光などの経済面に限らず、スポーツや自然保護など、市民レベルでも横のつながりをもつことで、絆(きずな)はさらに強まっていきます。
 大切なことは、この圏域に暮らす一人ひとりが、富士山を中心とした、市や町、県の境を越えたまちづくりを意識することです。皆さんがイメージすることで、環富士山地域のこれからは、ますます発展が期待できるでしょう。

うちの子どれだ?

 あなたのまちのキャラクターはどれでしょう?答えは次ページの欄外に掲載しています。
- 写真あり -
(写真説明)各まちのキャラクター一部分(A〜E)

☆クイズの答え
A…富士市 むすびん B…裾野市 すそのん C…小山町 金太郎 D…富士宮市 さくやちゃん E…御殿場市 ごてんばこめこ
添付ファイル
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