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【広報ふじ平成27年】特集 消防の力(2)

チームワークが命をつなぐ消防本部

 消防本部では、現在313人の職員が勤務しています。組織としては、消防総務課、警防課(救急管理室を含む)、情報指令課、予防課の4課(1室8担当)があります。また、消防署は、中央消防署(臨港分署、吉永分署、富士見台分署、大淵分署)及び西消防署(鷹岡分署、南分署、富士川分署)の2署7分署で消防行政の推進に取り組んでいます。
 一般的に消防士と呼ばれますが、業務により、消防隊、救急隊、救助隊に分かれます。そのほか、管理事務を担当している職員もいます。
- 図表あり -
(図表説明)消防本部の組織図

■富士市・富士宮市消防指令センターの開設で消防力を強化・充実
 ことし9月10日から、富士市・富士宮市消防指令センターが富士市消防防災庁舎に開設され、富士宮市との指令業務の共同運用をしています。
 富士市・富士宮市消防指令センターでは、最先端の技術を駆使した高機能消防指令システムと消防救急デジタル無線設備を導入しています。「統合型位置情報通知システム」により迅速に通報場所を特定できるほか、GPS機能を活用した「車両動態管理システム」により富士市・富士宮市の全消防車両を一元管理することで、災害に応じた最適な運用を行えます。また、「災害情報共有システム」により大規模災害時でも、災害情報を市の災害対策本部と共有することで、総合的な対応を図ることができるようになりました。
 さらに、火災広報が音声合成に変わったことで、火災発生から放送までの時間が短縮され、消防団の出場もより迅速になりました。
- 写真あり -
(写真説明)開所式の様子
(写真説明)消防指令センターの様子

【消防署の一日】緊急通報があったときは、即座に出動します。
- 図表あり -
(図表説明)消防署の一日の流れ
※訓練の様子を映像でもごらんください
(YouTube)URL http://qq1q.biz/oJHk
- 図表あり -
(図表説明)二次元バーコード

消防隊

■業務内容
 水火災、その他の災害の警戒及び防ぎょを行います。火災が発生した際に、現場で消火活動を行っているのが、消防隊です。
 また、災害の発生を防ぐため、災害がないときでも、消防用設備などの点検や消防訓練の指導などを行っています。
- 写真あり -
(写真説明)富士川分署 澤木直樹

【親身な対応を心がけています】
西消防署 警防予防第二担当
寅澤 政巨規(とらざわ まさおみ)
- 写真あり -
 災害時に被害を最小限に抑えるために、常にどのような活動をすればよいか考えています。また、火災に遭われた方は動揺していることが多いため、親身になって話を聞くよう心がけています。命は、かけがえのないものです。火災を初期段階で抑え、逃げおくれを防ぐためにも、住宅用火災警報器や消火器などの設置をお願いします。

救急隊

■業務内容
 生命・身体に危機が差し迫った傷病者を病院まで搬送します。救急救命士は、救急隊に属します。通報があったときには、救急車で駆けつけ、必要があれば、特定の医療行為を行います。
 3業務の中で、救急の出動件数が最も多くなっています。
- 写真あり -
(写真説明)中央消防署 救急第一担当 宇佐美 大介

【多くの人を救うため、日々成長】
中央消防署 救急第一担当
中坪(なかつぼ) 絵美
- 写真あり -
 救急隊は、3人1組で行動します。瞬時の判断が必要になる場面が多くありますが、ほかの隊員の動きを見て、その場でどういう行動をするのが一番よいかを常に考えています。また、救急は病院との連携も大切です。多くの方の命を救うため、知識を深め、経験を積み、日々成長していきたいと考えています。

救助隊

■業務内容
 レスキュー隊とも呼ばれます。災害や事故により危険の迫った人を救出します。交通事故や水難事故、山岳事故での捜索などを行います。また、地震や洪水などの災害時に孤立した住民を救助します。あらゆる現場に対応するため、さまざまな救助用器具を駆使します。
- 写真あり -
(写真説明)中央消防署 救助第一担当 渡邉 英司(ひでし)

【チームワークを大切に】
中央消防署 救助第一担当
後藤 友秀
- 写真あり -
 救助の際は、安心してもらえるよう、要救助者への丁寧な声かけを心がけています。また、救助隊はチームワークが大切なため、ほかの隊員の行動を常に把握するようにしています。人命を救うためには、少しでも早く現場に到着しなければなりません。そのため、緊急車両が通過する際は、道を譲るなどのご協力をお願いします。

All for one 緊急消防援助隊

 「緊急消防援助隊」は、平成7年1月に発生した「阪神・淡路大震災」の教訓を踏まえ、全国の消防機関相互による援助体制を構築するため、平成7年6月に創設されました。大規模災害などで被災した都道府県内の消防力では対応が困難な場合に、国家的観点から人命救助活動などを効果的かつ迅速に実施することを目的にしています。
 富士市消防本部は、緊急消防援助隊静岡県隊として、5小隊(消防車両5台)を登録しています。平常時は消防本部で勤務している職員が、緊急時に出動します。これまで、4つの災害の応援に出動しました。

【富士市消防本部が緊急消防援助隊静岡県隊として応援に出動した災害】
■阪神・淡路大震災 平成7年1月18〜23日
■東日本大震災 平成23年3月11日〜4月1日
■東京都大島町台風26号災害 平成25年10月19〜22日
■御嶽山(おんたけさん)噴火災害 平成26年9月28日〜10月11日
- 写真あり -
(写真説明)阪神・淡路大震災での活動状況
(写真説明)東日本大震災での活動状況
(写真説明)東京都大島町台風26号災害での活動状況
(写真説明)御嶽山噴火災害での活動状況

災害時は自助・共助が基本

中央消防署 救助第一担当 救助隊長
磯野 貴志
- 写真あり -
 私は、これまで3回被災地の応援に行きました。現場では、潰れた家屋の下敷きになった人や、横転した車内に取り残された人などの捜索や救助を行いました。
 大規模災害が発生したときは、全国から救助隊が集まります。しかし、到着するまでは、「自助・共助」が基本です。「自分の命は自分で守る」という意識を持ち、地域で助け合うことが大切です。
 被災者の命を救うことはもちろんですが、隊長として、救助に行った隊員の無事も重要だと考えています。応援に行った災害では、全隊員が無事に帰還できて安心しました。隊員は、お互いの命を預けて救助に当たるため、強い信頼関係を築いています。市民の皆さんにも信用・信頼され、愛される消防士でありたいですね。

気になることを聞いてみました「教えて消防士さん!」

Q.救急車を呼んだのに、消防車も来たのはなぜ?
A.救急車の出動が重なっているときや、高層建物など救急隊だけでは傷病者の搬出が困難な場合などに、救急車の要請で、消防車も出動することがあります。これを、消防ポンプ車(Pumper)と救急車(Ambulance)の頭文字をとって「PA連携」と呼びます。傷病者に適切で効果的な救急処置を施し、より迅速な救急搬送を行うことを目的としていますので、ご理解ください。

Q.深夜の救急車のサイレンをとめることはできないの?
A.救急車は、法律により、緊急走行する際はサイレンを鳴らし、赤色の警光灯を点灯することが義務づけられています。眠っている方にはご迷惑かと思いますが、とうとい命を救うためですので、ご理解ください。

Q.救急車が、人を収容してから、しばらくとまっているのはなぜ?
A.搬送先の病院を探したり、車内で応急処置をしたりしています。

Q.耳が不自由な人や、言葉を発することができない人は、どうやって緊急通報すればよいの?
A.ファクスによる119番通報や、インターネットを利用した「NET119システム」をご利用ください。「NET119システム」について詳しくは、障害福祉課へお問い合わせください。
電話:55-2911 ファクス:53-0151
Eメール:fu-syougai@div.city.fuji.shizuoka.jp

Q.交差点付近で緊急車両が近づいてきたときにはどうすればよいの?
A.交差点に進入せず、車はできるだけ左側に寄せて一時停止してください。また、緊急車両は、安全のため、交差点付近で一時停止したり、速度を落として進入したりすることがあります。その際は、歩行者も車と同様に、交差点に進入しないようにしてください。

Q.症状に緊急性がなくても、救急車を呼んでもいいの?
A.近年、救急出動件数の増加に伴い、重症傷病者への対応のおくれが懸念されています。本当に必要とする人のため、救急車の適正利用をお願いします。
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