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【広報ふじ平成27年】特集 消防の力(1)

絆(きずな)で安全・安心を未来へつなぐ 消防の力

かけがえのない命や財産を一瞬にして奪ってしまう火災や自然災害。それは、幸せな日常に突然襲いかかってきます。
不測の事態に備え、緊急時には、いち早く現場に向かい、懸命に活動する消防士や消防団員。
今回は、地域を守り、命を救う、消防の力について特集します。

- 写真あり -

消防本部の沿革

 昭和41年11月1日、旧吉原市、旧富士市、旧鷹岡町の合併により、消防本部・消防署を統合。新たに「富士市消防本部」「富士市消防署」としました。富士市消防本部は吉原本町に設置し、富士市消防署は、旧吉原市消防署所在地を本署、旧富士市消防署所在地を分署として組織しました。また、消防職員定数110人(実員78人)、専任消防長制のもとに編成し、発足しました。
 昭和45年4月、永田町への市庁舎の建設とともに消防庁舎を建設し、消防本部・消防署を移転。平成13年3月には、消防庁舎の老朽化に伴い、同一敷地内に消防防災庁舎を建設しました。
 平成20年11月1日、旧富士川町との合併により、庵原地区消防組合消防本部から消防職員22人を採用。旧富士川町に西消防署富士川分署を開署し、現在に至ります。

消防の現況

■出火件数はおおむね横ばい
 市内における過去10年間の出火件数は、おおむね年間100件前後で、大きな変化は見られません。
 平成26年の火災種別ごとの出火件数は、「建物火災」が55件、「車両火災」が9件、「その他の火災」が27件、「林野火災」が1件でした。
 平成26年の出火原因ごとの出火件数は、「放火、放火の疑い」が32件で最も多く、次いで「たばこ」が10件、「こんろ」が8件となっています。

■救急出動件数は年々増加
 救急の出動件数は、平成17年は年間7,428件だったのが、平成26年には9,335件に増加しました。1日当たり約25件の救急出動があることになります。救急車の需要は、全国的に増加しています。
 平成26年の事故種別による出動件数は、「急病」が5,116件で最も多く、次いで「転院搬送」が1,609件、「一般負傷」が1,045件、「交通事故」が999件となっています。

■相次ぐ自然災害でも活躍
 消防士・消防団員は、火災や救急の通報があったときだけでなく、さまざまな場面で出動します。近年、暴風、豪雨、地震、津波、噴火、地滑りなど、数々の自然災害が発生しています。ことし9月には、茨城県常総市で鬼怒川(きぬがわ)水害が発生しました。このときも、自衛隊員や警察官とともに、現地の消防士や消防団員が活躍しました。
 いつ起こるかわからない災害。私たちの安全・安心な生活のため、常に備えているのが、消防士・消防団員です。

- 図表あり -
(図表説明)過去10年間の火災の動向〔平成26年 火災統計〕 出火件数(グラフ)
(図表説明)過去10年間の火災の動向〔平成26年 火災統計〕 死傷者数(グラフ)
(図表説明)過去10年間の救急の動向〔平成26年 救急統計〕 出動件数、搬送人員及び人口の推移(グラフ)
添付ファイル
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