【広報ふじ平成27年】食の安全、まずは表示から!
食の安全、まずは表示から!
食品表示は、生産者から消費者へのメッセージであり、消費者にとっては、その商品を知るための情報源です。食品表示を正しく読み取り、安全で安心な食品を買いましょう。
加工食品の主な原材料は、どこ産のもの?どこで製造・加工されたものなの?
食品表示法では食品を「生鮮食品」と「加工食品」の2つに分類して、表示事項を定めています。
■「生鮮食品」
・農産物
・畜産物
・水産物 など
■「加工食品」
・容器に入っているもの
・包装されているもの
加工食品は、種類によって原料原産地名や原産国名の表示が必要なものがあります。
表示を見れば、主な原材料がどこで生産されたものなのか、どこで製造・加工されたものなのかがわかります
原料原産地と原産国との違いは?
○原料原産地名…
加工食品の原料に使う農産物、畜産物、水産物の原産地。国内で製造した食品が対象。乾燥野菜や味つけした食肉、干物、緑茶など、食品表示基準で定められた22食品群のうち、主な原材料が50%以上のもののほか、ウナギ加工品など、個別に表示が規定されているものが対象になります。
○原産国名…
商品の内容について実質的な変更をもたらす行為が行われた国。輸入した食品が対象。単なる切断・混合、輸送や保存のための乾燥・冷凍・塩水つけなどは、実質的な変更に当たりません。
※食品表示について詳しくは、静岡県ウェブサイト内「食品表示まるわかりWEB」をごらんください。
URL http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-520/maruwakari/
食品表示法をご存知ですか?
ことし4月に、食品表示法が施行されました。今まで食品の表示は、JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)、食品衛生法、健康増進法に分かれていましたが、この3つの法律の食品の表示に関する規定を統合したものが、食品表示法です。
食品表示法ができたことで、食品の表示に関する包括的かつ一元的な制度になりました。
食品を摂取する際の安全性や一般消費者の自主的かつ合理的な食品選択の機会の確保を目的にしていますが、まずは私たち消費者が食品表示をしっかりと見て、納得できる食品をみずから選べる力を身につけていくことが大切です。
◇例えば、「アジの開き」は・・・
- 図表あり -
(図表説明)国産のアジを国内で製造(表示例)
(図表説明)外国産のアジを国内で製造(表示例)
(図表説明)外国で製造したものを日本に輸入(表示例)
【問い合わせ】
市民安全課 電話:55-2750 ファクス:51-0367
Eメール:si-shiminanzen@div.city.fuji.shizuoka.jp
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