【広報ふじ平成27年】平成27年度当初予算
平成27年度 富士市の当初予算
〜「生涯青春都市 富士市」の実現に向けて〜
今年度は、地震・津波に備えた防災体制の確立や、子育て環境と学びの場の整備を推進するとともに、本市の魅力を市内外に発信するシティプロモーションなど、「元気ある 富士市」の再生に向けた取り組みに重点を置いた予算を編成しました。
■予算規模は過去最大
今年度の予算規模は、前年度に比べ一般会計が27億円、特別会計が55億1,356万円それぞれ増額になる一方、企業会計が31億2,381万円の減額になり、全会計合わせると50億8,975万円の増額になる1,698億4,503万円です。
◇一般会計
子ども・子育て支援新制度への対応や、富士宮市との共同消防指令センターの整備、小・中学校などの耐震対策の実施などによるもの。
◇特別会計
国民健康保険や介護保険の給付費の増などによるもの。
◇企業会計
前年度に病院事業会計で計上した退職給付引当金が減少したことなどによるもの。
■自主財源比率は64.8％
一般会計予算の歳入のうち、自主財源が占める割合は64.8％です。自主財源には、市税や公共施設の使用料、住民票の発行手数料などが当たります。このうち、市民や企業の皆さんから納めていただく市税は、8割以上を占めています。
前年度に比べ、自主財源比率は2.0ポイント低下しましたが、税率引き上げに伴う地方消費税交付金など依存財源の増によるもので、引き続き高い水準を維持しています。
■「しごと・あんしん・ひと・まち」がキーワード
「都市活力再生ビジョン」に掲げた事業に重点を置きながら、今年度は、「しごと・あんしん・ひと・まち」をキーワードにした分野に集中して取り組み、プロモーション強化戦略を中心とした「元気ある 富士市」の再生に向けた事業を実施します。
詳しい内容は、市ウェブサイト【くらしと市政→市政情報→財政→予算→平成27年度予算】をごらんください。
【問い合わせ】
財政課 電話：55-2725 ファクス：53-0909
Eメール：zaisei@div.city.fuji.shizuoka.jp
一般会計（福祉や道路整備、教育など、行政の基本的な事業を行うために設けられた会計）
【予算額】856億円
- 図表あり -
（図表説明）歳入の円グラフ
（図表説明）歳出の円グラフ
■歳出を市民1人当たりに換算してみると…
民生費 11万5,107円
土木費 4万3,608円
教育費 4万3,244円
※平成27年3月1日時点の人口（25万7,490人）をもとに計算しています。
- 図表あり -
（図表説明）前年度予算との比較
本年度の新規事業（★は都市活力再生事業）
木質バイオマス・地下水熱利活用調査 1,343万円★
岳南電車・工場夜景を活用したシティプロモーション 382万円★
田子の浦港津波対策事業 4,902万円★
子ども・子育て支援新制度への対応 27億6,033万円
砂山公園再整備 2,000万円
空家実態調査 700万円
消防指令システム及び消防デジタル無線等整備 14億6,985万円
吉原第二中学校・吉原東中学校屋内運動場改築 4億3,873万円
特別会計（市が特定の事業を行う場合や、特定の収入をもって特定の事業の費用に充てるために設けられた会計）
【予算額】549億4,167万円
富士市には18の特別会計があります。
ただし、表中では内山特別会計ほか10会計（旧今泉・一色・神戸・今宮、須津山、鈴川財産区など）を省略しています。
- 図表あり -
（図表説明）各特別会計別予算額
企業会計（独立採算を原則とする事業を行うために設けられた会計）
【予算額】293億336万円
■病院事業 141億5,636万円
中央病院は、安全でよりよい医療を提供し、市民の皆さんの命と健康を守ります。
■公共下水道事業 102億4,500万円
下水道施設の整備や更新を進め、生活環境の向上に努めます。
■水道事業 49億200万円
安全でおいしい水道水を安定的に供給するため、施設の整備や更新を進めます。
添付ファイル
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