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【広報ふじ平成26年】世論調査結果報告

皆さんの声を市政に生かす
平成26年度 第43回世論調査 結果報告

市は、市民の皆さんの意見や要望を市政に反映させるため、毎年世論調査を実施しています。
その結果がまとまりましたので、概要を抜粋してお知らせします。

◆調査の概要◆
テーマ/「富士市に住んで私はこう思う〜第五次富士市総合計画に係る市民意識調査〜」「富士市の公共施設」
対象/市内在住の満20歳以上80歳未満の男女3,000人
抽出方法/住民基本台帳から等間隔無作為抽出
調査期間/平成26年6月13日〜7月1日
調査方法/郵送調査
有効回収数(率)/1,622人(54.1%)
※調査結果の比率は、百分率で表示し、小数点以下第2位を四捨五入してありますので、合計が100%にならない場合があります。

テーマ「富士市に住んで私はこう思う〜第五次富士市総合計画に係る市民意識調査〜」
問い合わせ/企画課 電話 55-2718 ファクス 53-6669

安全で暮らしやすいまちについて
【Q】富士市は、犯罪や交通事故が少ない、安全で安心して生活できるまちだと思いますか。
【A】約7割の人が安全で安心して生活できるまちだと思っている
 「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせた「そう思う派」は72.6%、「どちらかといえばそう思わない」と「そう思わない」を合わせた「そう思わない派」は26.7%となっていて、約7割の人が、犯罪や交通事故が少ない、安全で安心して生活できるまちだと感じています。
 平成22年度の調査結果と比較すると、「そう思う派」の割合が、66.5%から72.6%と、約6ポイント増加しています。
- 図表あり -
(図表説明)平成22年度と平成26年度の調査結果グラフ

【Q】あなたがお住まいの地区は、地震や風水害などの災害に対する危機管理体制が充実していると思いますか。
【A】「充実している」と感じている人が半数以上
 「そう思う派」は52.3%、「そう思わない派」は46.4%で、半数以上の人が、災害に対する危機管理が充実していると感じています。
 年代別でみると、20代及び30代では「そう思わない派」が多数で、60代及び70歳以上では「そう思う派」が多くなっています。
 平成22年度の調査結果と比較すると、大きな変化は見られませんでした。
- 図表あり -
(図表説明)平成22年度と平成26年度の調査結果グラフ
健やかに安心して暮らせるまちについて
【Q】富士市は、「医療体制が整っている」と思いますか。
【A】「医療体制が整っている」と感じている人が増加
 「そう思う派」は49.1%、「そう思わない派」は49.9%となっていて、約半数の人が、医療体制が整っていると感じています。
 年代別でみると、70歳以上で「そう思う派」が「そう思わない派」を大きく上回っています。
 平成22年度の調査結果と比較すると、「そう思う派」の割合は、41.1%から49.1%と、8ポイント増加しています。
- 図表あり -
(図表説明)平成22年度と平成26年度の調査結果グラフ
産業が交流するにぎわいのまちについて
【Q】富士市内に、知人を案内し自慢したい場所があると思いますか。
【A】約6割の人が「知人を案内し自慢したい場所がない」と感じている
 「そう思う派」は39.1%、「そう思わない派」は59.9%となっていて、約6割の人が、「知人を案内し自慢したい場所がない」と感じています。
 居住地区別では、青葉台、吉永地区で「そう思う派」が5割以上と高くなっています。
 平成22年度の調査結果と比較すると、大きな変化は見られませんでした。
- 図表あり -
(図表説明)平成22年度と平成26年度の調査結果グラフ
人と自然が共生し環境負荷の少ないまちについて
【Q】地球温暖化防止のために何らかの取り組みをしていますか。
【A】3割以上の人が地球温暖化防止のための取り組みをしていない
 「よくしている」と「ときどきしている」を合わせた、地球温暖化防止のために取り組みをしている人は65.9%、「ほとんどしていない」と「していない」を合わせた取り組みをしていない人は32.7%となっています。
 平成22年度の調査結果と比較すると、取り組みをしている人の割合は、77.8%から65.9%と約12ポイント減少しています。
- 図表あり -
(図表説明)平成22年度と平成26年度の調査結果グラフ
魅力ある教育を実現するまちについて
【Q】富士市では、次代を担う子どもたちが健やかに成長していると思いますか。
【A】約7割の人が「子どもたちが健やかに成長している」と感じている
 「そう思う派」は69.7%、「そう思わない派」は28.3%となっていて、約7割の人が、子どもたちが健やかに成長していると感じています。
 年代別でみると、60代及び70歳以上で特に「そう思う派」が多く、7割以上になっています。
 また、平成22年度の調査結果と比較すると、「そう思う派」の割合は、64.8%から69.7%と約5ポイント増加しています。
- 図表あり -
(図表説明)平成22年度と平成26年度の調査結果グラフ
人にやさしい便利で快適なまちについて
【Q】富士市は、富士山の景観を生かした美しい都市づくりができていると思いますか。
【A】約6割の人が「富士山の景観を生かした都市づくりができていない」と感じている
 「そう思う派」は34.8%、「そう思わない派」は63.6%となっていて、約6割の人が、富士山の景観を生かした都市づくりができていないと感じています。
- 図表あり -
(図表説明)調査結果グラフ
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市民と創る新たなまちについて
【Q】富士市は、市民が参加してまちづくりを進めていると思いますか。
【A】半数以上がまちづくりに市民が参加していないと感じている
 「そう思う派」は43.5%、「そう思わない派」は54.5%となっていて、半数以上の人が、まちづくりに市民が参加していないと感じています。
- 図表あり -
(図表説明)調査結果グラフ

自由意見(一部抜粋)

■防災・災害対策に関する意見
・津波対策の強化をしてほしい(40代男性)
・公会堂が一時避難場所と言われても、大人数があの小さな建物に入るとも思えず不安(40代女性)
・富士川からの水害などに広く対処してほしい。災害時、重要な放送は2〜3度くり返してほしい(60代女性)

■医療施設・医療体制に関する意見
・子どもの医療関係をもっと充実させてほしい(30代女性)
・産科がふえて、病院を選択する幅が広がりよかったと思う(30代女性)
・中央病院の医師不足やいろいろな理由はわかるが、紹介状がなければ診察をしてもらえないのを何とかしてほしい(男性60代)
・医療設備が整った総合病院をふやしてほしい(70代男性)

■子育て・教育・少子化対策に関する意見
・シングルマザーで、子どもを預けられなくて働けない人たちを、率先して保育園に入れるようにしてほしい(20代女性)
・3歳以下の保育の場をふやし、保育料を下げてほしい。ベビーカーを使用するとき、道の段差が多く、押すのが大変なので直してほしい(30代女性)
・子育てや老後の生活を安心してできるまちづくりをしてほしい(50代男性)

■経済の活性化、景気対策に関する意見
・若い世代が楽しめる場所や働きたいと思う場所が少ない。若い世代が生活を築きやすいまちづくりが大切だと思う(20代男性)
・生産性のよい産業を呼び込むために、金融業、IT産業、新薬開発などの産業を育成してほしい(40代女性)
・製紙業の復活と合わせて、他産業の企業誘致による大産業都市として発展させてほしい(男性60代)

■駅周辺や商店街の活性化に関する意見
・子どもと親がゆっくり遊びながら、食事もできる施設があるとよい(20代女性)
・富士山の眺望を生かした駅周辺の開発・整備。市営駐車場不足の解消。誘客するにも、ホテルが不足している(50代女性)

■環境整備に関する意見
・車からのごみのポイ捨てなど、モラルを問われる行動をよく見る。環境美化の意識を高めるPRを望む(40代女性)
・ごみの分別などの環境問題への取り組みが進んでいて、とてもよい。市のサービスも充実しているように感じる(40代女性)

■景観整備に関する意見
・富士市を活性化していくことは大切だと思うが、ありのままの自然、富士山の美しさを考えてまちづくりをしてほしい(40代女性)
・看板の撤去や電線の埋設化などの景観整備と、新富士駅周辺の再開発と、観光バスターミナルなどの観光開発に力を注いではどうか(50代男性)

■観光、イベント、シティプロモーションに関する意見
・イベントがなくても気軽に立ち寄りたくなる場所や、観光客が多く集まる場所をつくってほしい(30代女性)
・バスを利用した登山や観光をしてもらえるよう、観光バスなどを充実させるほか、大型駐車場を整える(60代男性)

■自治会、地域コミュニティに関する意見
・まち全体の行事などで、各地区が競う方法や盛り上がる方法を仕掛けたほうがよい(60代男性)
・地域の人が懸命に、市民のため、市の発展のために活躍していることに感謝している(70歳以上女性)

■交通インフラの整備に関する意見
・車がないと自由に移動できない。もっと公共交通機関が充実するといい(20代男性)
・交通手段を車に頼り過ぎ。不便(70歳以上女性)

■市政・財政・税金に関する意見
・人口規模も過不足なく、混雑したり、人がいなかったりということもないので、暮らしやすい(40代男性)
・民間に移行できるものは移行して無駄をなくす(60代女性)
・将来、人口が減少していくことを考えて、市民サービスの減少、施設の見直しなど、積極的に進めてほしい(60代女性)
・民間の活力で他市町からの流入を促し、人口が増加する施策をしてほしい(60代男性)

テーマ「富士市の公共施設」
問い合わせ/行政経営課 電話 55-2719 ファクス 53-6669

【調査対象施設】
・体育館
・温水プール
・その他体育施設
・博物館
・図書館
・ロゼシアター
・地区まちづくりセンター
・交流プラザ
・社会福祉センター
・児童館
・フィランセ
・ラ・ホール富士
・ふじさんめっせ
・富士川楽座

【Q】最近1年間に市の公共施設をどのくらい利用しましたか。また、「ほとんど利用していない」「一度も利用していない」施設について、その施設を利用しなかった理由は何ですか。
【A】公共施設は、余り使われていない
 施設の利用頻度について、その結果を平均したところ、「一度も利用していない」が66.9%と最も高く、次いで、「ほとんど利用しなかった」が16.9%となっています。
 また、利用しなかった理由については、「利用する必要がない」が59・6%と最も高く、次いで、「利用したいが利用する暇がない」が20.1%となっています。
- 図表あり -
(図表説明)調査結果グラフ
(図表説明)施設を利用しなかった理由のグラフ

【Q】「公共建築物」という観点(施設の数、面積など)で見た場合、今後の公共施設のあり方について、あなたはどのように思いますか。
【A】半数以上の人が公共施設を減らしていくべきと感じている
 現在の規模で公共施設を維持していくためには、少なくとも毎年約16億円の予算が不足すると見込まれています。また、少子高齢化などにより財政規模は縮小していくと考えられます。
 このような中で、今後の公共施設のあり方については、「人口や税収に見合った規模まで減らしていくべき」が55.5%と最も高くなっています。
 年代別でみると、60代及び70歳以上において、「現状規模で維持していくべき」が約3割と、ほかの年代に比べてやや高くなっています。
- 図表あり -
(図表説明)調査結果グラフ

【Q】公共施設において提供されるサービスで、将来も必要となるものを継続的に行っていくためには、次のような方策が考えられます。次の(1)〜(7)に挙げるそれぞれの方策について、どのように思いますか。
【A】公共サービスの効率化には概ね賛成だが、市民の負担がふえることには反対
 公共施設で提供されている必要なサービスを継続的に行うための方策について、「施設の統廃合」や「一つの施設への機能集約」「民間譲渡」「施設の長寿命化」は賛成派が多数で、一方、「近隣自治体との共同設置」「利用料の値上げ」「増税」は反対派が多数という結果になりました。
- 図表あり -
(図表説明)グラフ(1)機能が重複している施設は、統廃合する
(図表説明)グラフ(2)一つの施設に周辺施設の機能を集約し、不要になった施設を廃止する
(図表説明)グラフ(3)近隣の自治体と施設を共同で設置する
(図表説明)グラフ(4)民間で運営できる施設は、民間に譲渡する
(図表説明)グラフ(5)現在の施設を改修し、できるだけ長い期間使用する
(図表説明)グラフ(6)施設の利用者に施設の維持管理に見合う金額を負担してもらうため、利用料を値上げする
(図表説明)グラフ(7)市民全体で施設の維持管理に見合う金額を負担するため、増税を行う
今回の調査にご協力くださいました皆さん、ありがとうございました。
皆さんからいただいた貴重なご意見を今後の参考にして、市政を進めていきます。
なお、詳しい調査結果は、市ウェブサイトトップページ→くらしと市政→市政情報→広聴→世論調査でごらんになれます。

【世論調査に関する問い合わせ】
広報広聴課 電話:55-2736 ファクス:51-1456 
Eメール kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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