【広報ふじ平成26年】特集 工場夜景(2)
特集 工場夜景(2)
富士山がある。自然がある。“日常の風景”が特別な景色に
「まちの中に工場がある」というのは、富士市の“日常の風景”。
陽(ひ)が落ちると、工場にともった光が、昼間とは違う景色として浮かび上がります。
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( 写真説明 )(1)ポリプラスチックス株式会社富士工場
( 写真説明 )(2)日本製紙株式会社富士工場
( 写真説明 )(2)-2日本製紙株式会社富士工場
( 写真説明 )(3)大興(たいこう)製紙株式会社
( 写真説明 )(4)日本製紙株式会社吉永工場
( 写真説明 )(5)ふじのくに田子の浦みなと公園、田子の浦港
((1)、(2)−2、(4)は、富士工場夜景倶楽部提供。(5)は、富士山百景コンテスト入賞作品)
■富士市の工場夜景
豊富な水源の近くに工場が創業したことなどから、富士市の工場夜景は、市内各地に点在しています。特定の範囲に密集する大規模な工業地帯のようなきらびやかさはありませんが、個々の工場を間近で見ることができます。
工場ごとに、自然や周囲の風景との共演を楽しめることも魅力の一つです。中でも、富士山との共演は、富士市ならではの風景です。
■工場夜景を新しい魅力に
富士商工会議所青年部(YEG)は、富士市の工場夜景を市内外に発信しようと、市民団体「富士工場夜景倶楽部(くらぶ)」とともに、PR活動を続けています。
昨年度、初開催された富士市の紙をPRするイベント「富士山紙フェア」では、日本製紙株式会社富士工場の煙突を2日間にわたりライトアップしました。また、市内の各イベントで、工場夜景の写真の展示や解説を行うなど、その魅力を多くの人に伝える活動を展開しています。
■市内の工場夜景を撮影し、Facebook(フェイスブック)で発信しています。
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/fuji.night.factory
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( 写真説明 )富士工場夜景倶楽部の皆さん
■工場夜景を撮影しよう 工場夜景の撮影に必要な装備を紹介!
カメラ、三脚、懐中電灯、反射材など
◇本格的なカメラや三脚がなくても…
コンパクトカメラの夜景モードなら、三脚を使わなくても撮影できます。
※長時間露光で撮影します。
※工場の敷地内などに入って撮影することは、通常できません。安全な場所で、ルールとマナーを守って撮影しましょう。
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( 写真説明 )富士工場夜景倶楽部 大石恵美(えみ)さん(五貫島)
価値ある素材だからこそ、生かしていきたい
「煙突や工場のある富士市特有の風景を隠さずに生かしていこう」との思いから、YEGでPR活動を始めました。
昨年11月に、北九州市の全国工場夜景サミットを視察し、ことし3月、富士工場夜景倶楽部の皆さんの協力のもと、初のモニターツアーを実施。その後、3回のツアーを通して、YEG内で工場夜景への認識を深めました。
工場夜景は、宿泊や交通、食など、さまざまな観光要素と連携できる価値ある素材です。まずは、企業の皆さんの理解と協力を得られるように努めたいと思います。さらに、多くの皆さんに知ってもらえるように、今後、ツアーの実施や認知度を高める活動をしていきたいと考えています。
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( 写真説明 )工場夜景ツアーの様子
( 写真説明 )富士商工会議所青年部 会長 青木洋一(よういち)さん
工場夜景ツアー参加者の声
●心にしみる情景
私は、以前、製紙会社に勤めていました。そのため、いつも「この工場の光のもとには、富士市を支えるために働いている人がいるんだな」と考えながら撮影しています。そう思うと、工場にぬくもりや感情があるように思えますね。富士市の工場夜景は、そんな心にしみる情景です。
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( 写真説明 )富士工場夜景倶楽部 水谷利江子(みずたにりえこ)さん(富士宮市)
●まちを盛り上げたい思いに共感
ツアーでは、実際に撮影をしました。思った以上に工場が芸術的に写り、驚きましたね。また、工場や歴史など、YEGの皆さんの熱心な説明を聞き、自分と同じような若い人たちが、工場夜景をきっかけに、まちを盛り上げようとしていることに共感し、とても刺激を受けました。
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( 写真説明 )眞正武(しんまさたけ)さん(富士宮市)
●企業の皆さんの熱意を感じた
市内の工場夜景の取り組みは新聞などで知っていましたが、これまで鑑賞の対象として見たことはありませんでした。実際に見ると、とてもきれいですね。間近で見る煙突の迫力にも圧倒されました。また、企業の方が直接工場の説明をしてくださり、熱意が伝わってきました。
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( 写真説明 )秋山登志子(としこ)さん(高島町)
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
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