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　10月4日（土曜日）、「第27回かりがね祭り」が、盛大に開催されました。
　かりがね祭りは、富士川の氾濫を治めようと、かりがね堤の築堤に尽力した古郡（ふるごおり）氏三代（古郡重高（しげたか）・重政（しげまさ）・重年（しげとし））の偉業を後世に残すため、重年の没後300年の記念事業として、昭和62年に初めて開催され、今も地元の人に愛される祭りです。
　かりがね祭りのメーンを飾るのは「投げ松明（たいまつ）」。「じょうご」と呼ばれるかごを目がけ、火のついた松明が一斉に投げられます。
　じょうごに火がつき、迫力のある火柱が立つと、熱風が押し寄せ、辺り一面はオレンジ色の光に明るく照らされます。
祭りの最後には、かりがね護所太鼓の勇壮な演奏が響き、満開のコスモスに囲まれる中、いくつもの花火が上がっていました。

- 写真あり -
（ 写真説明 ）一斉に投げ込まれる松明
（ 写真説明 ）豪快に燃えるじょうご
（ 写真説明 ）火柱に歓声を上げる観客
（ 写真説明 ）松明を振り回す参加者
（ 写真説明 ）かりがね護所太鼓の演奏
（ 写真説明 ）満開のコスモスと花火