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【広報ふじ平成26年】平成25年度決算報告

平成25年度決算報告

皆さんの納めた税金が、この1年間でどのように使われたのかを確かめてみましょう。

◆一般会計決算
●歳入 846億8,494万円
- 図表あり -
(図表説明)歳入のグラフ

◆特別会計決算
歳入 499億537万円/歳出 490億6,947万円
富士市には18の特別会計がありますが、表中では財産管理特別会計(全11会計)を省略しています。
- 図表あり -
(図表説明)特別会計の表

◆企業会計決算
●水道事業
 事業収益合計 28億5,085万円
 事業費用合計 27億4,387万円
 純利益 1億698万円
●公共下水道事業
 事業収益合計 54億2,045万円
 事業費用合計 54億3,380万円
 純損失 -1,335万円
●病院事業
 事業収益合計 123億2,559万円
 事業費用合計 125億6,435万円
 純損失 -2億3,876万円

●歳出 822億9,204万円
- 図表あり -
(図表説明)歳出のグラフ

◆用語の説明◆
●歳入…年度内に入ってきたお金
●歳出…年度内に使ったお金
●自主財源…市が独自に徴収することができるお金。市民税、固定資産税、使用料や手数料など
●依存財源…国や県などから入ってくるお金。国庫支出金、県支出金、地方交付税、地方譲与税、地方消費税交付金、市債など
●市債…市が大きな建設事業などを行うために、国や銀行などから長期にわたって借りるお金
●国県支出金…特定の事業の財源として、国や県から交付されるお金

●歳入の5割以上は市税
 歳入の5割以上は、市民の皆さんや企業に納めていただいた市税です。平成25年度の市税の決算額は約462億円で、前年度に比べて約2億円の減少となりました。
 これは、県からの税源移譲により市たばこ税が約2億円増収となる一方、実効税率の引き下げなどにより法人市民税が4億円減収したことが主な要因に挙げられます。

●歳出は民生費が1位
 歳出は、目的別に見ると、福祉関係の費用である民生費が約3割を占め、最も多くなっています。
 民生費は、本格的な少子高齢社会の到来を受け、今後も高水準で推移することが見込まれます。

- 図表あり -
(図表説明)1か月の家計簿に置きかえると

富士市の財政状況

★矢印は前年度からの変化です。(↑…前年度から改善されたもの、↓…前年度より悪化したもの)

●一般会計の市債残高
↑ 696億円→691億円
自治体の借金の残高
過去最高額は平成8年度の757億円です。
対象事業費の減少などにより、新規借入額が減ったため、減少しました。

●プライマリーバランス(基礎的財政収支)
↑ 1.6億円の赤字→4.4億円の黒字
市債と繰越金及び基金の取り崩しを除いた歳入と、市債の償還費用と基金積立金を除いた歳出の差
市債(借入金)の償還額の増加や、新規借入額の減少により、黒字になっています。

●実質公債費比率
↑ 5.8%→4.9%
実質的な公債費(市債の元利償還金)が財政に及ぼす負担をあらわす指標
18%を超えると、新たな借金には県の許可が必要になります。
ロゼシアター建設時の借入金の償還が終了したことなどにより、低下しました。

●財政力指数
↓ 0.988→0.986
財政の豊かさを示す指標で、国が定めた基準の需要額と収入額の比率
1を下回ると国から普通交付税が交付されます。
平成11・12年度を除き、不交付団体でしたが、市税の減収により、昨年度に引き続き、交付団体になっています。

●将来負担比率
↑ 56.8%→55.0%
自治体が将来支払う可能性がある負債の収入に対する比率
引き続き、早期健全化基準(350%以上で早期健全化団体になる)を大きく下回っています。

●経常収支比率
↓ 81.7%→82.6%
市税など毎年度収入される財源のうち、義務的な経費など、毎年度支出される経費に充てた割合
県内の市の平均は、平成25年度で84.8%です。
公債費(借金の返済費用)は減少したものの、扶助費(住民の福祉を支える経費)や補助費(補助金など)が増加したため、上昇しています。

◆財政状況の推移
- 図表あり -
(図表説明)財政力指数の推移のグラフ
(図表説明)市債残高の推移のグラフ
(図表説明)経常収支比率の推移のグラフ
(図表説明)健全化判断比率の推移のグラフ

皆さんの税金はこのように使われています 平成25年度実施事業の一部を紹介

◆民生費
●児童手当支給事業 45億8,754万円
 中学校修了前までの子どもが対象。延べ42万731人に支給
●こども医療費助成事業 7億8,193万円
 中学校修了前までの子ども3万7,808人が対象。延べ52万9,582人に助成
●放課後児童クラブ建設事業 1億137万円
 富士北児童クラブ、松風児童クラブ(平成25・26年度)
●私立保育園施設整備助成事業 1億2,437万円
 認定こども園を整備する事業者に対しての助成など
- 写真あり -
( 写真説明 )富士北児童クラブ

◆土木費
●コミュニティバス等運行事業 6,371万円
●本市場大渕線整備事業 5億6,543万円
●木造住宅耐震補強事業 1億1,318万円
耐震補強工事を実施する一般世帯及び高齢者世帯などへの助成
●(仮称)一色広場整備事業 2億3,130万円
●雲雀(ひばり)ヶ丘団地建設事業 2億6,728万円
- 写真あり -
( 写真説明 )雲雀ヶ丘団地(厚原)

◆教育費
●丘小学校校舎増築事業 8億40万円
●小・中学校校舎等耐震化事業 3億9,806万円
●高等学校生活館改築事業 2億3,801万円
●文化会館管理事業 5億1,643万円
ロゼシアターの管理運営、自主事業に対する助成
- 写真あり -
( 写真説明 )丘小学校南校舎

◆衛生費
●予防接種事業 6億385万円
4種混合、日本脳炎、インフルエンザ、肺炎球菌ワクチンなど。
接種人数延べ11万2,857人
●がん検診推進事業 2億8,054万円
受診人数延べ7万1,385人
●浄化槽設置助成事業 2億7,923万円
設置数385基
●新エネルギー・省エネルギー普及事業 6,420万円
太陽光発電設備などを設置する市民・中小企業者に対する助成など
- 写真あり -
( 写真説明 )太陽光発電設備

◆総務費
●防犯まちづくり事業 5,670万円
防犯用街路灯の設置、維持管理経費の町内会に対する助成など
●まちづくりセンター運営事業 8億2,452万円
26か所あるまちづくりセンターの運営及び施設管理など

◆消防費
●消防車両整備事業 5,192万円
水槽付消防ポンプ自動車の更新(西消防署南分署)など
●消防第16分団詰所整備事業 7,335万円
●津波対策事業 2,447万円
津波避難マップ作成、津波危険区域表示板設置など
●防災無線整備事業 1億2,188万円
フルデジタル同報無線受信局44局の取りかえ、松野地区の防災ラジオ2,000台の製作など
- 写真あり -
( 写真説明 )水槽付消防ポンプ自動車

◆商工費
●企業立地推進事業 10億4,165万円
企業立地促進奨励金80件
●観光施設整備事業 3,961万円
富士山しらす街道観光トイレ設置など
- 写真あり -
( 写真説明 )観光トイレ(富士山しらす街道)

※決算報告について詳しくは市ウェブサイトをごらんください。

【問い合わせ】
 財政課 電話:55-2725 ファクス:53-0909
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