【広報ふじ平成26年】教育・保育・子育て支援の充実を目指して
教育・保育・子育て支援の充実を目指して
子どもたちの健やかな成長を願って策定された「富士市次世代育成支援計画」の実績と、今年度の目標について紹介します。
また、市民の子育てに関するニーズ調査を行いましたので、その結果の一部をお知らせします。
- 写真あり -
「富士市次世代育成支援計画」の実績報告と今後の目標
■「富士市次世代育成支援計画」とは
市は、これからの未来を築いていく子どもたちが、笑顔いっぱいで、明るく生き生きと生活できる環境をつくるため、平成17年3月に「富士市次世代育成支援計画」を策定しました。
この計画は10年計画で、平成17〜21年度を前期計画、平成22〜26年度を後期計画として行動計画を定めています。
目標の達成に向けた主な事業の実績と、後期計画の目標値については、下表のとおりです。
【計画の基本目標】
(1)子どもが主役!
子どもの権利の保障と自立を応援する環境づくりを目指します
(2)まずは家庭での子育て!
子育てを頑張る全ての家庭を応援する環境づくりを目指します
(3)支えます。地域でも!
子育てを地域全体で支える環境づくりを目指します
- 図表あり -
(図表説明)富士市次世代育成支援計画の実績と目標
「子ども・子育て支援に関するニーズ調査」の結果報告(一部抜粋)
平成27年度からの5年間を1期とする「子ども・子育て支援事業計画」の策定に伴い、子育てに関する現状や希望などを把握するための調査を行いました。
対象/市内在住で、就学前の子どもがいる家庭
抽出方法/4,000人を無作為に抽出
調査期間/平成25年12月20日〜平成26年1月10日
有効回収数(率)/1,935件(48.4%)
■子どもに放課後の時間を過ごさせたい場所(複数回答)
「自宅」と答えた家庭が55.3%と最も多く、次いで「習い事」、「放課後児童クラブ(学童保育)」となっています。
- 図表あり -
■育児休業の取得状況(単数回答)
育児休業を「取得した(取得中である)」人は、母親が27.4%なのに対し、父親は4.0%と低くなっています。
また、「取得していない」人は、母親が18.6%、一方で父親は83.7%と8割以上の人が取得していないという結果でした。
- 図表あり -
(図表説明)育児休業の取得状況のグラフ
■育児休業を取得していない人の理由(一部抜粋)
◇母親
・子育てや家事に専念するため退職した
・職場に育児休業の制度がなかった
・職場に育児休業を取りにくい雰囲気があった
◇父親
・配偶者が無職で、祖父母などの親族に見てもらえることもあり、制度を利用する必要がなかった
・仕事が忙しかった
・収入が減り、経済的に苦しくなる
■子育てに関して日常悩んでいること、気になること(複数回答)
「病気や発育・発達に関すること」が41.7%と最も多く、次いで「食事や栄養に関すること」、「子どもを叱りすぎているような気がする」、「子どもの教育に関すること」となっています。
- 図表あり -
(図表説明)上位5項目のグラフ
※調査結果の比率は、回答者数を基数として算出し、小数点以下第2位を四捨五入していますので、合計が100%になっていません。
調査にご協力いただきありがとうございました。貴重なご意見を参考に、子育て支援を進めていきます。
なお、詳しい調査結果は、市ウェブサイトをごらんください。
※市ウェブサイトでは、「就労状況等に関するアンケート調査」、「放課後児童クラブについてのアンケート調査」の結果も掲載しています。(図表説明)上位5項目のグラフ
子育てに、安心と喜びを
現在、富士市では少子化が進み、家庭や地域を取り巻く環境が変化しています。このような状況だからこそ、子どもや子育てを支援する新しい支え合いの仕組みを築くことが大切です。
市は、皆さんからのご意見を参考に、多様化したニーズに対応した子育て支援サービスの充実を図りながら、
◇富士市の全ての子どもが笑顔で成長していくために
◇富士市の全ての家庭が安心して子育てでき、育てる喜びを感じられるために
各種事業を推進していきます。
【問い合わせ】
子育て支援課 電話:55-2731 ファクス:51-0247
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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