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【広報ふじ平成26年】熱中症に注意しましょう

熱中症に注意しましょう〜熱中症を防ぐためには〜

気温が上がるこれからの時期は、熱中症の発生が最も多くなります。熱中症は、重症になると命に関わる危険性もあります。暑さを避け、十分な水分補給をする、体調を整え体力を維持するなどの適切な予防に努めましょう。

市内の発生状況

昨年6〜9月の間の熱中症による救急搬送は149件(男性100人、女性49人)で、一昨年よりも70件増加しました。これは、平年より梅雨明けが13日早かったことが関係していると思われます。
そのうち、約6割が屋内で発症しています(グラフ1参照)。室温や湿度が高ければ、じっとしているだけでも熱中症になる場合があるため、注意が必要です。

- 図表あり -
(図表説明)【グラフ1】発症場所別の搬送人数(平成25年6〜9月)

また、65歳以上の割合は54%と半数以上を占めます(グラフ2参照)。高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しているため、自分でも気づかないうちに、熱中症になることがあります。

- 図表あり -
(図表説明)【グラフ2】市内の熱中症による年齢別救急搬送人数(平成25年6〜9月)

予防のために心がけましょう

◇無理せず適度に休憩をとりましょう
自分の体調の変化に気を配り、余裕を持った行動を心がけましょう。

◇服装に気をつけ、日よけ対策をしましょう
通気性のよい衣服を着用し、帽子や日傘を活用しましょう。

◇小まめに水分を補給しましょう
気づかないうちに脱水症状が進んでいる場合があります。のどが渇いていなくても、小まめに水分を補給しましょう。

◇室温の上昇に気をつけましょう
気温や湿度の高い日には、無理な節電をせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。

◇熱中症予防を呼びかけ合いましょう
一人一人が周囲に気を配り、呼びかけ合うことで、熱中症の発生を防ぐことができます。特に、高齢者や子どもは、周囲が協力して見守りましょう。

熱中症と疑われる人を見かけたら

(1)安静
すぐに涼しい場所へ移動させ、衣服を緩め、安静に寝かせる

(2)冷却
扇風機やうちわなどで風を当てたり、冷たいタオルなどを当てたりして体を冷やす

(3)水分・塩分の補給
スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給する

※自力で水を飲めない場合や意識がない状態のときは、直ちに救急車を要請しましょう。

【問い合わせ】
保健医療課
電話:55-2739 ファクス:53-5586
Eメール ho-iryou@div.city.fuji.shizuoka.jp
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