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人口の減少、高齢化社会の到来による社会保障費の増加や、今後予定している大規模事業などを見据え、今年度は、「都市活力再生事業」や「防災対策事業」などの施策に重点を置いた予算を編成しました。

■予算額　829億円

自主財源：市が独自に収入することができるお金
依存財源：国や県などから入ってくるお金

- 図表あり -
（図表説明）歳入の円グラフ

【本年度の新規事業】★は都市活力再生事業
★シティプロモーション基本方針策定　1,100万円
★（仮称）富士山観光登山ルート3776策定　310万円
★若者世帯定住応援事業奨励金創設　2,310万円
★防災拠点施設整備事業　2億911万円
◇消防指令センター整備事業　9,756万円
◇胃がんリスク検診導入　2,503万円
◇臨時福祉給付金給付事業　6億4,500万円
◇岩松小学校校舎改築事業　2億762万円

- 図表あり -
（図表説明）歳出の円グラフ

■歳出を市民１人当たりに換算してみると…
民生費　10万8,626円
教育費　4万1,590円
土木費　4万1,125円
※平成26年3月1日時点の人口（25万8,639人）をもとに計算しています。

■予算額　494億2,811万円

富士市には18の特別会計があります。
ただし、表中では内山特別会計ほか10会計（旧今泉・一色・神戸・今宮、須津山、鈴川財産区など）を省略しています。

- 図表あり -
（図表説明）各特別会計と予算額

■予算額　324億2,717万円

◇病院事業　174億5,717万円
　中央病院は、安全でよりよい医療を提供し、市民の皆さんの命と健康を守ります。
◇水道事業　49億4,800万円
　安全でおいしい水道水を安定的に供給するため、施設の整備や更新を進めます。
◇公共下水道事業　100億2,200万円
　下水道施設の整備や更新を進め、生活環境の向上に努めます。

- 図表あり -
（図表説明）前年度予算との比較

■予算規模は過去最大
　今年度の予算規模は、前年度に比べ一般会計が21億円、特別会計が11億5,300万円、企業会計が36億1,305万円の増額となり、全会計で68億6,605万円の増額になる1,647億5,528万円です。
◇一般会計
　生活保護などの社会保障費や投資的経費が増のほか、臨時福祉給付金などの国の消費税増税対策の実施によるもの。
◇特別会計
　国民健康保険や介護保険給付費の増によるもの。
◇企業会計
　会計基準が変更になるため、病院事業会計で退職給付引当金を計上したことなどによるもの。

■自主財源比率は66.8％
　一般会計予算の歳入のうち、自主財源が占める割合は66.8％です。自主財源には、市税や公共施設の使用料、住民票の発行手数料などが当たります。このうち、市民や企業の皆さんから納めていただく市税は、8割以上を占めています。
　前年度に比べ、自主財源比率は1.5ポイント低下しましたが、臨時福祉給付金などに伴う国庫支出金などの依存財源の増によるもので、引き続き高い水準を維持しています。

■都市活力再生に向けた成長戦略の重点実施
「富士市都市活力再生ビジョン」に基づく取り組みを始め2年目となる今年度は、65事業、総額35億3,338万円の事業を実施します。そのうち新規事業は、プロモーション強化戦略をはじめ4つの戦略において30件で、3億2,121万円です。持続可能な成長に向けた取り組みを短期集中的に実施します。

★詳しい内容は、市ウェブサイトをごらんください。

【問い合わせ】
財政課　電話　55-2725　ファクス　53-0909
Eメール　zaisei@div.city.fuji.shizuoka.jp