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【広報ふじ平成26年】富士の災害史

過去に学ぶ富士の災害史
第2回 東海道筋大地震大津波大出火図〈防災専門図書館蔵〉

「富士の災害史」は、過去に市域が見舞われた災害を皆さんに理解して防災意識を高めていただくため、昨年3月に発行しました。
広報ふじでは、定期的に抜粋して掲載しています。

- 写真あり -
( 写真説明 )東海道筋大地震大津波大出火図
( 写真説明 )蒲原地震山

■安政東海地震
 1854年11月4日、遠州灘の御前崎沖、南海トラフに沿うプレートの境界を震源とするマグニチュード8.4の巨大地震が発生しました。この地震は、伊勢・志摩から伊豆に至る東海地方沿岸の広い範囲に及び、県内では沼津から天竜川河口にかけて大きな被害を受けました。
 また、土佐湾から房総半島沿岸にかけての広い範囲で津波が発生。県内は、遠州灘と駿河湾沿岸一帯が津波に襲われ、特に、下田は大きな被害を受けました。
翌日には安政南海地震、翌年10月2日には安政江戸地震が起こっています。
 1946年ごろにまとめられた『静岡県富士郡岩松村沿革誌』には、「11月4日、朝10時ごろから5日の朝までに32回、翌年1月18日夜までに297回の地震があった」と記され、地震が翌年まで続き、非常に回数が多かったことがわかります。
 上写真の「東海道筋大地震大津波大出火図」には、「吉原丸焼け」「不二(富士)川は、水がなく歩いて渡る」「岩渕半分焼け、後はつぶれる」と記されています。多少の誇張表現はありますが、吉原以西の東海道沿道や伊勢湾沿岸の各地区の被害の様子をうかがい知ることができます。
 左上写真の「蒲原地震山」は、安政東海地震により、富士川西岸の木島から蒲原一帯までの地盤が隆起し、山のようになってできました。さらに、東岸も沈下し、地震発生以降、富士川は東寄りに流れるようになりました。

こちら編集室

 今回の特集は、地域に住む外国人との交流について紹介しました。私も交流イベントに参加し、さまざまな国の人に取材しましたが、皆さんとても明るく、気さくな人たちばかりでした。また、こちらから声をかけると、うれしそうに自国の料理や文化について教えてくれました。外国人だからと先入観を持たず、お互いに歩み寄る姿勢が大切だと感じました。これからも、積極的な声かけと、「やさしい日本語」で伝えることを心がけていきたいと思います。(若)

人口 258,755人(前月比-118)
 男 127,908人 (-43)
 女 130,847人 (-75)
世帯 99,973世帯(+39) 2月1日現在
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