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市で行っているごみ集積所での古紙回収。月に1回だけの回収では不便だと感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで、市は、皆さんにとって少しでも古紙を出しやすく、さらに地域にも役立つよう、新しく「協働型古紙回収制度」を開始します。

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■「協働型古紙回収制度」とは？
　市は、収集業者に委託料を支払わない代わりに、古紙売り渡し金を請求せず、古紙市況が低迷しているときや、回収量が一定基準に満たないときに、収集業者に支援金を支給します。また、各地区の年間回収量に応じて、各地区に報奨金を支給します。
　さらに、古紙市況が好況で、回収量が一定基準量を超えるときには、収集業者が市の指示に従い、利益の一部を地域に還元します。
　このように、集積所での回収を継続しながら、地域が利益を得ることができるという大きな利点がある制度です。

- 図表あり -
（図表説明）協働型古紙回収制度の仕組み

（1）回収日が月2回の土曜日になります
地区によって、第1・3土曜日、または、第2・4土曜日になります。収集日は、3月5日（水曜日）から全戸配布する「ごみのカレンダー」でご確認ください。

（2）回収量に応じて報奨金として地域に還元します
報奨金は、地域のイベントや、まちづくり活動などに活用することができます。
※報奨金の対象になるのは、市の集積所に出された古紙のみです

（例）
平成24年度の古紙回収量を26地区で割った場合……
10万3,000キログラム（1地区当たりの古紙回収量）×4円（1キログラム当たりの報奨金）
※報奨金単価は年度ごとに変動します。

1地区当たり1年間の報奨金は平均41万2,000円

■集積所での回収量が減少
現在、市内には、民間事業者が設置する古紙回収ボックスの増加や、新聞販売店による戸別回収の実施などにより、皆さんがいつでも好きなときに古紙を出せる環境が整っています。
そのため、市で行っている月1回の集積所での回収に、古紙を出す人が減少しています。回収量が最も多かった平成18年度の8,759トンと比べると、平成24年度は2,677トンで、6,082トンも減少しています。
- 図表あり -
（図表説明）市内集積所の古紙回収量の推移のグラフ

■回収量の減少により市の負担が増加
市は、集積所で回収した古紙の売り渡し金を業者の委託料に充てています。しかし、近年、古紙回収量の減少に伴い、古紙売り渡し金も減少しています。
平成24年度の収集業者への業務委託料は、約4,200万円ですが、古紙の売り渡し金は約1,500万円で、不足した約2,700万円は市の負担になっています。
- 図表あり -
（図表説明）業務委託料と古紙売り渡し金額の推移のグラフ

■集積所での回収は必要
市内には、約1,200か所の集積所があります。自宅から近い集積所での回収は、高齢者や移動手段のない人にとっては必要不可欠です。
今後も、集積所での回収を続けるために、皆さんのご協力をお願いします。

品目ごとに紙ひもで縛り（その他の紙は紙ひもで縛るか、紙袋にまとめて）、指定日に資源物の集積所に出してください。
また、4月1日からは、環境クリーンセンターに古紙を持ち込むことはできません。ご注意ください。
◇新聞紙（チラシ含む）
◇雑誌（図書・単行本など）
◇段ボール
◇紙パック類（牛乳・ジュース）
◇その他の紙
紙箱（菓子・ティッシュなど）・はがき・封筒・紙カップ・パンフレットなど
※紙以外のものは、はずす。

燃えるごみの中に、たくさんの古紙類が混入しています。古紙は大切な資源です。分別の徹底をお願いします。

- 図表あり -
（図表説明）家庭から出る燃えるごみに混入しているごみの内訳のグラフ
- 写真あり -
（ 写真説明 ）古紙が混入した燃えるごみの袋

【問い合わせ】
廃棄物対策課
電話　55-2769　ファクス　51-0522