気温が上がるこれからの時期は、熱中症の発生が最も多くなります。暑さを避け、十分な水分補給をする、体調を整え体力を維持するなどの適切な予防に努めましょう。
■市内の発生状況
昨年6〜9月の間に、熱中症による救急搬送が79件(男性50人、女性29人)ありました。そのうち38件が屋内で発生しています。屋内での熱中症にも注意が必要です。
- 図表あり -
(図表説明)市内の熱中症による年齢別救急搬送人数(平成24年6〜9月)
■予防のために心がけましょう
◎暑さに対する抵抗力は人によって異なります
自分の体調の変化に気をつけ、温度調整をするなどの予防に努めましょう。
◎高齢者は特に注意が必要です
市内では、熱中症により搬送された65歳以上の割合が45%と高くなっています。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しているため、自覚がなく熱中症になることがあります。のどが渇いていなくても、小まめに水分を補給しましょう。
◎熱中症予防を呼びかけ合いましょう
一人一人が周囲に気を配り、呼びかけ合うことで、熱中症の発生を防ぐことができます。特に、高齢者や子どもは、周囲が協力して注意深く見守りましょう。
◎無理な節電はやめましょう
気温や湿度の高い日には、無理な節電をせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。
■熱中症と疑われる人をみかけたら…
(1)安静
すぐに涼しい場所へ移動させ、衣服を緩め、安静に寝かせる
(2)冷却
扇風機やうちわなどで風を当て、体を冷やす
(3)水分・塩分の補給
スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給する
※自力で水を飲めない場合や意識がないときは、直ちに救急車を要請しましょう。
【問い合わせ】
保健医療課
電話:55-2739 ファクス:53-5586
Eメール:ho-iryou@div.city.fuji.shizuoka.jp