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富士山ネットワーク会議からのお知らせ

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（ 写真説明 ）5月19日に行われた、ハーフコースSTYのスタート（富士山こどもの国）

　5月18日から20日の3日間にかけて、富士山の周囲を一周、156キロメートルを走破する
「ウルトラトレイル・マウントフジ（UTMF)」が初開催されました。
　今回は、コースになった静岡県側の富士山ネットワーク会議に加盟する4市1町（富士市・裾野市・富士宮市・御殿場市・小山町）から、白熱した大会の様子をお届けします。

■ウルトラトレイル・マウントフジとは
　「ウルトラトレイル・マウントフジ」は、トレイルランニングの世界大会で、選手が富士山の周囲を一周、登山道、林道などを人力のみで走り、歩き続けます。トレイルランニングの世界一の大会「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン（フランス）」の姉妹大会になり、アジア初の100マイルレースになることから、世界じゅうから注目を集めていました。
　また、この大会は、トレイルランニングの魅力を伝えると同時に、富士山のすばらしさを再発見し、世界遺産登録に向けて、国内外に広く伝えていく絶好の機会でもありました。

■盛大に開催された第1回大会の概要と結果
　初開催となった今大会は、国内だけでなく、世界じゅうから2,000人以上の選手と応援者が参加して、盛大に開催されました。過酷なレースにもかかわらず、多くの選手が見事完走しました。

【大会結果】
◎ＵＴＭＦ／156キロメートル（富士山を一周：約100マイル）
スタート＆ゴール：河口湖大池公園
参加者：852人
完走者：611人（完走率71.7％）
◎ＳＴＹ／ 82キロメートル（静岡to山梨）
スタート：富士山こどもの国
ゴール：河口湖大池公園　
参加者：1,177人 　
完走者：991人（完走率84.2％）

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（ 写真説明 ）STYのスタート（富士山こどもの国）
（ 写真説明 ）UTMFのスタート（河口湖大池公園）

　今大会には世界じゅうからたくさんの選手が参加しました。中には、地元から参加した選手もいました。
　大会を肌で感じた地元市町の選手に、感想を聞きました。　

■富士市
◎ＵＴＭＦに出場
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（ 写真説明 ）内田　寛（ゆたか）さん
　記念すべき第1回に出場して完走することが目標でした。
　いろんな人の応援のおかげで完走することができました。選手同士が一体となる社会性がある日本一の大会だと思います。
◎ＳＴＹに出場
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（ 写真説明 ）渡辺秀明さん
　トレイルランニング大会は初参加でした。コースは想像以上に厳しく、常に頭の中で自分と戦いながら走っていました。
　でも、故郷のすばらしいトレイルを走れて感動しました。

■裾野市
◎ＵＴＭＦに出場
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（ 写真説明 ）森　大樹（ひろき）さん
　ふだんは、ここまで距離の長い大会には出場しませんが、地元開催ということもあり参加しました。
　大変でしたが、運営やサポートの皆さんのおかげで楽しく走れました。
◎ＳＴＹに出場
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（ 写真説明 ）小林涼子さん
　大会までに3回くらい試走することができ、地の利を生かして余裕を持って走ることができました。
　また、自分が住んでいるまちの自然の豊かさに改めて気づかされました。

■富士宮市
◎ＵＴＭＦに出場
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（ 写真説明 ）原　麻生子（まきこ）さん
　最後までリタイアは考えませんでした。ゴール前では仲間が待っていてくれて、一緒にゴールしました。ボランティアの皆さんがいなかったら、大会の成功はなかったと思います。
◎ＳＴＹに出場
- 写真あり -
（ 写真説明 ）井上富幹（ふもと）さん
　私は地元なので、地元を走っているうれしさや喜びを感じました。遠くから来た人には、富士山を見てもらえてうれしかったです。走っている選手みんなが仲間という感じでした。

■御殿場市
◎ＳＴＹに出場（ＳＴＹ準優勝）
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（ 写真説明 ）美齊津（みさいづ）修さん
　私がトレイルランニングを本格的に始めたのはことしからでした。それでも、家族の応
援やエイドステーションでのおもてなしもあり、終始楽しく走ることができました。
　ゴールできたときは、本当に安心しました。次回はＵＴＭＦに挑戦してみたいです。

■小山町
◎ＵＴＭＦに出場
- 写真あり -
（ 写真説明 ）渡邉聡一（そういち）さん
　「何だ、これは」と思うほど、長くきついコースで、負傷もしました。
　しかし、皆さんの親切な対応やおもてなしに後押しされながら、寝ずに走り抜くことがで
きました。また走りたいです。

選手の皆さん、お疲れさまでした!!