●がんは日本の国民病
がん(悪性新生物)は、日本人の死因第1位です。男性は2人に1人、女性は3人に1人が一生涯のうちにがんにかかる可能性があるとされています。
近年の検査技術や診療技術の進展により、早期の発見・治療ができ、死亡率を下げることが可能になりました。がん検診の必要性や有効性はますます高まっています。
- 図表あり -
(図表説明)日本人の三大死因による死亡状況/平成21年
●がん検診の受診状況
がん検診の受診率を国別で見ると、子宮頸(けい)がんにおいて、欧米では70%以上であるのに対し、日本は20%程度ととても低いのが現状です。
市の受診率を見ると、肺がんは県の平均を上回っていますが、胃がん・大腸がん・乳がんの受診率は県の平均よりも低く、国が目標とする受診率50%に遠く及ばない状態です。
- 図表あり -
(図表説明)子宮頸がん検診の国別受診率(20〜69歳)
●富士市のがん検診
市内に住民登録がある人で、ほかでがん検診を受診する機会がない人が対象です。
がん検診を受診する際には、健康保険証、運転免許証など本人確認のできるものをお持ちください。
がん検診の種類や検査方法は、下の表をごらんください。
- 図表あり -
(図表説明)がん検診受診率(県と富士市の比較)/平成21年度
(図表説明)検診種類の表
★は2年に1度の検診になります。
検診の方式は、検診車による「集団検診」と医療機関で受診する「個別検診」があります。また、指定年齢の人を対象に、まとめて検診を受けられる「がんドック検診」や、無料クーポン券による助成制度があります。
※詳しくは、『平成24年度健康カレンダー』をごらんください。
【問い合わせ】
健康対策課 電話 64-8992 ファクス 64-7172