【広報ふじ平成24年】ふじパワフル85計画3(スリー)を策定しました
活力と魅力ある85歳を目指して
◆ふじパワフル85計画3とは
市内の高齢者数は、増加傾向が続くと予想されています。そのような現状を踏まえ、生きがいを持った生活を送るための支援、生涯を通した健康づくりや要介護状態になることの予防、要介護・要支援状態になってもその人らしく安心して生活できる環境をつくることを目指して、「ふじパワフル85計画3」を策定しました。
計画期間/平成24〜26年度(3年間)
基本目標と施策
◆基本目標1
高齢者が積極的に活動できる環境づくり
高齢者が学習活動や趣味、スポーツなど、自主的な活動を楽しむ機会と積極的に社会貢献できる環境の整備をします。
【具体的な施策】
・生涯学習支援
・世代間交流の推進
・地域の社会資源としての人材活用
◆基本目標2
高齢者が健康で過ごすための意識づくり
地域における健康活動の推進と医療体制の充実・連携強化を推進します。また、要介護状態になる高齢者の増加を抑制するために、個々の状態に応じた介護予防事業を推進します。
【具体的な施策】
・すべての高齢者を対象とした介護予防事業の推進(重点施策)
・健康に対する意識の啓発
・保健サービスの充実
・地域医療体制の充実
◆基本目標3
高齢者が安心して生活できる支援体制づくり
高齢者の認知症予防や認知症の人と家族への支援に取り組むとともに、在宅で生活する高齢者や、介護を必要とする高齢者への各種サービスの提供体制の充実を図ります。
また、高齢者が尊厳を維持した生活を継続できるような地域社会の実現を目指します。
【具体的な施策】
・認知症の早期発見と予防への取り組み(重点施策)
・認知症の人と家族への支援(重点施策)
・日常生活支援
・介護保険サービスの基盤整備
・高齢者虐待の防止
・成年後見制度の利用支援
◆基本目標4
高齢者が暮らしやすいまちづくり
高齢者にとって暮らしやすい生活環境の整備と緊急時に生命・財産などを守れるような安全・安心のまちづくりを強化します。
【具体的な施策】
・高齢者が安心して生活できる住宅の整備
・防災、防火、防犯対策の推進
◆基本目標5
高齢者の生活を地域で支える体制づくり
高齢者の生活を支援する体制を充実させるよう、地域包括ケア体制の推進を図ります。また、地域で生活する高齢者を支援するための人材育成を推進します。
【具体的な施策】
・地域包括支援センターの機能強化(重点施策)
・高齢者の見守り支援体制の充実(重点施策)
・地域の活動団体の育成・支援
◆基本目標6
推進体制の充実
毎年度、計画の実施及び進捗状況の確認をし、評価を行います。
介護保険料が見直されます
- 図表あり -
( 図表説明 )介護保険制度の費用負担構造
◆介護保険料が見直された理由
今後、市内の65歳以上の人口は、ふえ続け、要介護認定者数も増加し続けることが想定されています。そのため、市は高齢者が安心して介護を受けられるよう、地域密着型サービスの充実や、特別養護老人ホームなどの施設整備を進めてきました。そのことにより、これまで以上に介護保険を利用する人が増加することが見込まれます。
こうした状況を踏まえ、介護保険サービスを維持していくためには、これまでの約1.2倍の費用が必要になることが見込まれるため、保険料が上昇することになりました。
◆負担能力に応じた保険料負担
介護給付費の増加に伴い、保険料負担が増大している中で、より安定的に介護保険制度を運営するためには、これまで以上に、被保険者の負担能力に応じたきめ細かい所得段階の設定を図る必要があります。
そこで、保険料の段階を所得に応じて調整し、負担能力に応じた設定をすることで、所得金額の低い人への保険料の負担軽減を図りました。そのため、平成21〜23年度において、10段階であった所得段階は、平成24年度から14段階になります。
- 図表あり -
( 図表説明 )65歳以上の人の介護保険料(平成24〜26年度)
◆保険料額の上昇抑制
高齢化の進行などにより、介護保険料の大幅な上昇が見込まれます。そのため、県に設置されている財政安定化基金(国・県・市で3分の1ずつ拠出)を取り崩すことにより、保険料額の上昇を抑制します。
問い合わせ
介護保険課
電話 55-2767 ファクス 51-0321
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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