それは未来に向けて、市民一人一人が育てていく「地域住民の暮らしの足」なのです。
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( 写真説明 ) コミュニティバスの車内
■市民一人一人が関心を持つことが大切
コミュニティ交通は、多くの人が乗ることで初めて価値が出るものですが、乗らない人からも支持されることが重要です。
例えば高齢者が一人で通院できるようになれば、本人だけでなく車で送迎する人も助かります。また、乗らない人にも「高齢者が元気に活動できるようになるのはよいことだ」と感じてもらえることが大切です。
コミュニティ交通は、単にバスなどを「走らせる」ことが目的ではありません。何を目的とし、だれのために、どのような位置づけで運行するのかを、きちんと地区の皆さんと議論し、「真のニーズ」を本音の部分でとらえることが重要です。
現在、アンケートやワークショップなどでさまざまな意見を聞いた上で、コミュニティ交通が必要な地域には、地域と運行事業者と行政が力を合わせて運行しています。
コミュニティ交通は、地域住民にとって大切な暮らしの足です。これから将来にわたって存続させるために、皆さん一人一人がもっと関心を持ち、運行を支える地区の一員になって育てていってほしいですね。
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( 写真説明 ) 都市計画課長 加藤裕一(ゆういち)
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都市計画課
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Eメール toshikei@div.city.fuji.shizuoka.jp