富士市 FUJI CITY Official Site

富士市
広報ふじ > 平成23年 > 広報ふじ 平成23年10月5日 1018号 > 【広報ふじ平成23年】平成22年度 決算報告2

【広報ふじ平成23年】平成22年度 決算報告2

富士市の財政は大丈夫? 〜市財政の特色〜

●特色1 財政力は高い水準を保っています ―財政力指数からの検証―
 財政力指数は、財政の豊かさを示す指標です。国が定めた基準の「必要行政経費額」に対し、市税などの収入の見込み額を比率で示した数値です。数値が1を下回ると不足分が国から普通交付税として交付されます。
 富士市は、平成11年度と12年度を除き普通交付税の交付を受けておらず、大多数の市町村と比較すれば、財政力は高い水準にあると言えますが、平成20年の世界経済危機以降の市税減収により、余裕度は急速に縮小しています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 財政力指数の推移についての折れ線グラフ

●特色2 財政の健全性は保たれています ―健全化判断比率からの検証―
 健全化判断比率は、借入金の返済額や残高などから、自治体の財政の健全性を判断する4つの指標のことで、平成19年度から公表が義務づけられています。
 富士市は、歳入歳出の収支の状況を示す実質赤字比率と連結実質赤字比率は、黒字のため算定していません。
 また、借入金の返済額の大きさを示す実質公債費比率は7.4%、将来負担の大きさを示す将来負担比率は51.9%となっています。これは早期健全化の基準である実質公債費比率25.0%、将来負担比率350.0%を大きく下回っていて、健全な財政が保たれていることを示しています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 健全化判断比率の推移についての折れ線グラフ

●特色3 市税の減収を補うため市債が増加 ―市債現在高からの検証―
 市債は、市の借入金で、将来にわたって利用される道路や学校などの整備資金を、将来の世代にも公平に負担してもらうためのものです。家計に置きかえるとローンに当たります。
 平成22年度末の一般会計、土地区画整理事業などの普通会計での市債残高の合計は704億円で、前年に比べて約2億円増加しました。これは景気後退による市税減収を補うため、臨時財政対策債の借り入れを行ったことなどによるものです。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 市債残高の推移についての棒グラフ

平成22年度に行った事業の一部を紹介します

■民生費
・子ども手当支給事業 47億4,252万円
 中学校修了前までの子どもが対象。延べ児童・生徒数36万4,809人に支給。
・こども医療費助成事業 6億6,558万円
 対象者を小学生から中学生までに拡大。対象者39,450人。延べ48万4,213件助成。
・介護施設整備事業 4億6,933万円
 認知症対応型共同生活介護などの施設17か所を整備する事業者に対し助成。
・岩本保育園建設事業 3億5,318万円
- 写真あり -
( 写真説明 ) 月見だんごづくり(岩本保育園)

■土木費
・依田原国道線整備事業 3億3,549万円
・東海道本線跨線(こせん)橋(蓼原大橋)耐震補強事業 1億1,020万円
・青葉台雨水調整池整備事業 6,899万円
・コミュニティバス運行事業 6,522万円
 ナイトシャトル、しおかぜ、C(シー)バスなど計10路線の運行。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 【コミュニティバス】うるおい、みなバス、こうめ

■衛生費
・予防接種事業 5億5,456万円
 子宮頸(けい)がん・新型インフルエンザ・ヒブワクチン予防接種など、延べ12万1,675人が接種。
・がん検診推進事業 2億4,483万円
 胃がん・乳がん検診など、延べ6万4,259人が受診。
・浄化槽設置助成事業 1億8,363万円
 浄化槽277基に助成。
・温暖化対策事業 1億2,202万円
 住宅用太陽光発電システム設置費・高効率給湯器設置費助成ほか。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 太陽光発電システム

■教育費
・小・中学校校舎などの耐震化事業 8億8,604万円
 校舎耐震補強小学校8校、中学校3校ほか。
・吉原商業高校(現:富士市立高校)屋外運動場整備事業 9,669万円
・青少年の船事業 5,793万円
・小・中学校バリアフリー施設設置事業 4,007万円
- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士市青少年の船(H23)
( 写真説明 ) 吉原商業高校(現:富士市立高校屋外運動場)

■商工費
・企業立地推進事業 6億156万円
 企業立地促進奨励金81件、5億8,699万円の交付ほか。
・中小企業金融対策事業 3億5,468万円
 市内中小企業の経営の安定化・活性化を図るための金融対策事業ほか。
・観光推進事業 9,007万円
 富士山百景推進事業、まちの駅プロジェクト推進事業、観光助成事業ほか。
・地域ブランド推進事業 1,776万円
 地域食材ブランド化推進事業、つけナポリタン推進事業ほか。
- 写真あり -
( 写真説明 ) つけナポリタン

■消防費
・防災無線整備事業 1億4,748万円
 フルデジタル同報無線受信局49局の整備ほか。
・消防団詰所整備事業 1億4,541万円
 第3分団、第10分団詰所の改築。
・消防車両整備事業 1億3,079万円
 水槽付消防ポンプ自動車整備(鷹岡分署、富士川分署) 7,455万円
 高規格救急自動車整備(西消防署) 3,298万円ほか
・防災対策事業 1億836万円
 災害啓発事業、備蓄資機材整備事業、自主防災組織育成事業ほか。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 水槽付消防ポンプ自動車

平成22年度決算報告のさらに詳しい内容については、市ウェブサイトをごらんください。

問い合わせ

財政課 電話 55-2725 ファクス 53-0909
Eメール zaisei@div.city.fuji.shizuoka.jp
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
Get Adobe Reader
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
E-mail kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp