皆さんの納めた税金がこの1年間でどのように使われたのかを確かめてみましょう。
一般会計決算 歳入
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( 図表説明 ) 一般会計決算(歳入)の円グラフ
■歳入の約5割は皆さんの市税
歳入の約5割を占めるのは、市民や企業の皆さんに納めていただく市税です。平成22年度の市税の決算額は約470億円で、前年度に比べて約1億円の減少となりました。
これは、法人市民税・固定資産税・都市計画税・市たばこ税などが約14億円増加した一方、景気後退による所得の落ち込みにより、個人市民税が約15億円減少したことが主な要因に挙げられます。
■市税収入を市民1人当たりに換算すると…
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( 図表説明 ) 市税収入を市民1人当たりに換算した円グラフ
※市民1人当たりの金額は、平成23年3月末時点の富士市の総人口(外国人を含む)26万1,335人をもとにしています(3ページも同じ)。
■用語解説
歳入:年度内に入ってきたお金。
歳出:年度内に使ったお金。
自主財源:市が独自に徴収することができるお金。市民税、固定資産税、使用料や手数料など。
依存財源:国や県などから入ってくるお金。国庫支出金、県支出金、地方交付税、地方譲与税、自動車取得税交付金、市債など。
市債:市が大きな建設事業などを行うため、国や銀行などから長期にわたって借りるお金。
国県支出金:特定の事業の財源として、国や県から交付されるお金。
一般会計決算 歳出
- 図表あり -
( 図表説明 ) 一般会計決算(歳出)の円グラフ
■歳出のトップは民生費
歳出を目的別に見ると、福祉関係の費用である民生費が30%を占め、最も多くなっています。民生費は、本格的な少子高齢社会の到来を受け、今後も高水準で推移することが見込まれます。
■歳出を市民1人当たりに換算すると…
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( 図表説明 ) 歳出を市民1人当たりに換算した円グラフ
国や県からの補助金などを活用して、市民1人当たりの市税収入の1.7倍以上の行政サービス(支出)を提供することができました。
特別会計決算
歳入 505億4,690万円
歳出 497億9,467万円
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( 図表説明 ) 特別会計区分ごとの歳入、歳出
富士市には20の特別会計があります。
ただし、表中では財産管理特別会計(全11会計)を省略しています。
企業会計決算
■水道事業
事業収益合計 29億3,724万円
事業費用合計 26億4,043万円
純利益 2億9,681万円
■病院事業
事業収益合計 129億9,575万円
事業費用合計 126億1,898万円
純利益 3億7,677万円