市は、働く人のマイホーム取得の援助資金として、今年度から静岡県労働金庫(ろうきん)から住宅資金の貸付を受けた場合に、利子の一部を補助します。
今までの融資制度から変わりますが、同水準のサービスが受けられます。住宅の新築、増改築を考えている皆さん、ぜひご利用ください。
利子補給
期間…10年
率…年0.3%
◆変更した理由
昭和47年当時は、勤労者に対して積極的に融資を行う金融機関がなかったため、市は、全国に先駆け、協調融資制度を導入しました。それ以来、制度の変更とともに利用件数もふえていき、経済・景気対策としても効果を上げてきました。
しかし、現在の市の財政状況を鑑み、より低コストで、市民にとって効率的な住宅取得の支援をするため、検討を重ねた結果、従来の預託金制度から利子補給制度に切りかえることにしました。
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(写真説明)住宅
◆利子補給制度のポイント
●平成23年度から、新規分は利子補給制度に移行
●今までの融資制度を利用している人はそのまま継続
●利子補給期間は、10〜35年までの返済期間のうち、最初の10年
●利子補給率 0.3%
※4月1日現在の10年固定金利の協調融資の利率が1.5%なのに対し、ろうきんの利率が1.8%(最優遇金利)のため、その差分を補給率とします。
★受け付けは募集枠に達し次第終了
◆利用できる人(次に該当する人)
●市内に自分が住む住宅を新築・増改築するか、土地・建物を購入する勤労者
●土地を購入する場合は、富士市に住民登録のある人、または市内の事業所に5年以上勤めている勤労者
●市税を完納している人
●ろうきんが指定する保証機関の保証が受けられる人
◆利子補給限度額と償還期間
●利子補給限度額 1戸につき最高1,000万円
●償還期間 10〜35年
※利子補給期間の終了後は、ろうきん住宅ローンの固定金利選択型(3・5・10年)、または変動金利型に切りかえになります。
◆貸し付けの条件
●住宅の建築面積
50平方メートル以上280平方メートル以下
※店舗事務所を併用する場合は、店舗事務所部分が全体の2分の1を超えないこと。
●宅地購入の場合
宅地面積が330平方メートル以下で、貸し付け日から5年以内にその土地に住宅を建築できること
●担保
その不動産を担保とし、第1順位の抵当権を設定します
●保証人
原則として必要ありません。